作ったアニメをもっと拡散したいので広報戦略を考えている
※この記事にオチはありません
どうも、世界で一番へぼいアニメ監督、井二かけるです。
私が監督を務める「こうしす!」は、大人気の情報セキュリティ啓発コメディアニメです。もちろんあなたもご存じですよね!
……ご存じない。
まあ、そんなもんです。
よろしければ是非ご覧ください。
さて、アニメはやはり多くの人に見て貰ってなんぼです。今までは、第1話の勢いのまま、どうやって作るかという所に集中してきました。しかし、そろそろ、いかに多くの方に作品を観ていただくかを考えていかなければなりません。
20代向けアニメ×セキュリティ
というのは競合が少ない分野です。
子供向けのセキュリティ啓発アニメは割とありますが、20代向け、さらに、技術者(や技術に興味がある人)に的を絞ったアニメ作品、しかもコメディという作品は、それほど多くはないはずです。
しかし、あまりにもニッチすぎるためか、芸文系の助成金も、非営利団体向け助成金も、アニメ賞の受賞も射程圏外で、公的な評価を受けるのが難しい作品です。
何らかの箔がなければ、世間的にはただの無名な自主アニメにすぎないわけで、プレスリリースを配信したところで完全無視というのが相場です。
と、なると、です。自力でなんとか広報活動に力を入れないといけないということになります。
とはいえ、アニメを作るとなると、予算100万円あっても広告費に捻出できるお金はありません。10分以下のアニメなら500-600万あってようやく広告費を捻出できるといったところでしょうか。これは、あまり現実的な想定とはいえません。(ここまで収益があるなら、法人化するほうが良さそうです)
お金の掛からない広報を考える
お金のかかる広告は無理という大前提からすると、お金のかからない広報を考えるしかありません。
結局、作品の面白さで勝負するしかないというのはその通りですが、面白いと思ってもらえる人にリーチしなければなりません。
YouTuberならば、毎日あるいは毎週動画をアップすることが最も効果的な広報活動ということになると思います。PDCAサイクルをぐるぐる回していけば、それなりに認知度も上がるはずです。
とはいえ、ここが自主アニメのつらいところです。現状、こうしす!の制作体制では、毎週どころか毎月も無理です。
月に約1回の@ITでの4コマ連載も、じわじわと質の良い効果は現れていますが、爆発的な視聴数増加には至っていません。
そして、僕自身がインドア派、基本的には顔出しNGなので、ヨッピー的な注目の集め方も難しいと思います。
何か突破口が必要というわけです。
インパクトのあることを定期的にやりたいですね。とはいえ、現状の発信手段を大切にすると考えると、シェアされやすい4コマというのを目標とすることでしょうか。
まあ、頑張ります。