QAエンジニアになった、地方在住者の話①

自分は現在QAエンジニアとして、青森から完全リモートワークで働いています。
元々地元の中小企業に勤めていた自分が、どういういきさつでQAエンジニアに至ったのか…まぁあまり自分の意志とは関係なく流されている部分も多々ありますがw…その辺をお話ししていきたいと思います。

話は20数年ほど遡ります…
地元の高校を卒業して、仙台の専門学校に入りました。
そこではCADを学びつつも、建築の方面よりもプログラミングなどもっとPCに携わる仕事がしたいと思うようになり、就職をSE・プログラマーに絞り会社も関東方面にある会社を探してアタックしました。

自分が就職活動を始めた辺りは恐らく就職氷河期の一歩手前くらいの時代ではなかったかと思います。
そこまで求人が枯渇していたわけでもなかったように記憶してますし、現に専門卒の自分でも何とか就職することができました。
専門学校に入る辺りは当時の面白い話があるので、また別の機会にお話ししたいと思います。

就職は希望通りプログラマーになることができました。
自社開発ではありませんでしたが、委託先で業務をするような形態でした。
給料は16万とボーナスということで、当時としても少ない方ではありましたが、暮らせないことはないだろうと考えていました。
社会人1年目なので実際の手取りがもっと少なくなるということは全く考えていませんでした…毎月の収入と支出はカツカツかやや赤字…くらいの状態で、それでもボーナスで挽回なんとか挽回できるだろ!と考えていました。

夏のボーナスは入社したてなのでもちろん「寸志」。
まぁコレは仕方ないと思いつつ、先輩に去年のボーナスを聞いてみました。
「去年はうちらも寸志だよ。会社赤字だからね」
なんと……これでは生活できないではないか…社会人1年生は早くも暗礁に乗り上げました。だいぶ乗り上げました。
自分はこの乗り上がってしまった船から、早々に降りるという決断をします。半年たらずで退職することにしました。サヨナラ プログラマー…

次に専門学校時代の先生にアポをとり、次なる就職先について検討することにしました。ちなみに貯金はほぼない…

つづく

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