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WebSphereマガジン

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当マガジンでは定期的にWebSphereの最新動向記事を掲載しています。※当マガジンで発信する情報は個人の見解であり、会社を代表してのコメントではございません。
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#自動化

WebSphere の運用を (少しずつ) 自動化して楽をするための WebSphere Automation 入門 (2)

前回の (1) からだいぶん経ってしまいました。 気がつくと辺りは早くも初冬の雰囲気、近所の東京スカイツリーではイルミネーションの点灯式が行われていたり、デパートやスーバーではクリスマスケーキやおせちの予約が始まっていたり、早くも年末モードが漂っています。 ここは筆者も早めの年末モードに…と思ったところですが、各方面から殺気を感じたのでもうしばらく仕事することにします。 実は (1) の記事を出してから間もなく、WebSphere Automation (以下 WSA) は

WebSphere環境の運用負担を軽減!メモリーリークの検出・資料収集 / 分析をサポート

多くの日本企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、IBM WebSphere Application Server (WAS)。 企業ビジネスにおいてミッション・クリティカルなアプリケーションがWAS 上で稼働しているケースが非常に多いと思います。 WAS の運用項目はいろいろありますが、その一つに「メモリーリーク (GC ログ) 監視」があります。WAS インスタンス数が増えるにつれて運用の負担も増えてくるのではないでしょうか!? 2021年に新

運用コスト削減は"自動化"が鍵!? これからのWebSphere 運用監視のあるべき姿

多くの企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、 IBM WebSphere Application Server (以下WAS)。 WebSphere アプリケーションに影響するビジネス・リスクには、IT 全体が抱える、環境の複雑化、セキュリティー・リスクの増大、人材の確保の問題など、様々あります。これからのWAS の運用は可能な限り自動化して運用負荷の軽減や迅速なサービス展開など、Java EE 環境のDX を推進していく必要があります。 この記事

WebSphere 環境の運用を自動化し運用負担を軽減へ - IBM WebSphere Automation

多くの日本企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、IBM WebSphere Application Server (WAS)。 オンプレミスの既存システムのほか、クラウドでご利用いただいているケースも多く、なかにはコンテナやマイクロサービスといったクラウドネイティブなアプリケーションでお使いのお客様もあるなど、使う場所や使い方が多様化しています。 WebSphere の運用で以下のような課題はお持ちになっていないでしょうか? ・各環境のWebSp

WebSphere の運用を (少しずつ) 自動化して楽をするための WebSphere Automation 入門 (1)

システム運用って運用そのものが目的になることはたぶんなくって、別に目的というか本来やりたいことがあっての運用なので、正直なところ「運用が大好き」という人にはあまりお目にかかったことがない気がします。 一方、「運用に関わる技術が大好き」な人というのは筆者の身の回りにもいて、監視愛の強めなお姉さんとか、運用スクリプトの美しさで右に出る者を見たことがないおじさんとか、それぞれ得意分野を持ったスペシャリストが日々、如何にしてシステムの安定稼働を維持しトラブルを未然に防ぐかに心血を注

WebSphere運用のDXとは!?これからのJavaアプリケーションの運用監視

多くの日本企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、IBM WebSphere Application Server (WAS)。 オンプレミス環境のほか、クラウド、コンテナやマイクロサービスなどのクラウドネイティブな環境でお使いのお客様もいるなど、使う場所や使い方が複雑化・多様化しています。 WAS 上で稼働するJava アプリケーションの運用・監視で以下のような課題をお持ちになっていないでしょうか? ・複雑なハイブリッドクラウド環境の運用・監視の

DXの要!!"Platform as Code"を取り入れたこれからのWebSphere環境管理のあるべき姿

多くの企業で利用されている商用Java アプリケーション・サーバー、 IBM WebSphere Application Server (以下WAS)。 この記事では、「Platform as Code を取り入れた、これからのWebSphere 環境管理のあるべき姿」をご紹介します。 IT システムを取り巻く環境は、社会情勢の変化やセキュリティー対応などで厳しさを増しています。これらに対応するために、企業システムをいかに素早くかつ、正確に更新していくかはビジネスの結果に直

WebSphereの運用自動化ソリューション IBM WebSphere Automationのご紹介

多くのお客様にご利用いただいているIBM WebSphere Application Serverは、お客様のビジネスにおいてミッション・クリティカルな存在となっていることがほとんどです。 アプリケーションの増加、複雑なIT環境、デジタル・トランスフォーメーションの普及によりアプリケーション・サーバーの運用はますます複雑となっています。また、新たな脆弱性問題は年々増加しており、予期せぬ問題はビジネスの可用性に大きな影響を与えてしまう可能性があります。さらに、運用管理における人

Log4j/Log4Shell は、業界を破壊するセキュリティー脆弱性の一つの例である

2021年12月、Javaで広く使われているLog4j というオープンソースのロギングライブラリにセキュリティーの致命的な脆弱性が発見されました。 Log4j は、企業のアプリケーションやクラウド・サービスなどで広く使用されていたため、影響が非常に大きく、企業は対応に追われました。 この記事では、これからのセキュリティー対応は、プロアクティブに対応する必要性や、Log4j の脆弱性から学んで、WebSphere をご利用いただいているお客様に、IBM WebSphere A

製品デモやハンズオンに活用できる新たなIBMポータルタイトのご紹介 - IBM Technology Zone

 お客様は、IBMやビジネス・パートナー様にどのようなご提案を期待しているでしょうか?  IBMとしては、資料だけの製品説明ではなく、よりお客様が課題解決や、ソリューション導入後のビジネスをイメージできるような、デモやハンズオンといった"Show me"型のアプローチに力を入れています。  しかし、デモ動画や、ハンズオンのためのテスト環境を用意するのはとても大変だと思います。  IBMとしてもこれらのニーズに対応するために、動画コンテンツやデモ環境のご提供をしてきましたが、