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SEO施策の成否を左右する【メタタグ】の基本と考え方を押さえよう

SEO(検索エンジン最適化)の施策を行う際、重視すべきポイントはいくつもあります。
以前Grabの記事で、被リンクを得る方法を紹介しました。
被リンクや質の高いコンテンツが、より高いSEO効果を目指すための応用技とすれば、今回紹介する「メタタグ」は、SEO対策の基礎の基礎です。

実際、「メタタグを変更した途端SEO効果が上がり、自然検索流入が大きく増えた!」という話はあまり聞きません。
しかし、SEO施策を成功させているWebサイトは、必ずメタタグを有効活用しています。なぜなら、SEOの成否を決めるのはコンテンツですが、コンテンツの価値を十分に検索エンジンに伝えるのは「メタタグ」などテクニカルSEOの役割だからです。

それでは、SEO施策の成否を左右する【メタタグ】の基本と考え方をGrabで紹介します。

SEOにおける「メタタグ」の基本理解

Webサイトを構築するHTMLファイルのセクション内では、タイトルタグ(<title>)をはじめ、さまざまなタグを使用します。
その中のひとつとして挙げられるのがメタタグ(<meta>)ですが、これはSEOにおいて必要不可欠な存在です。「メタ」とは「高次の・超越した」という意味があります。もう少し具体的にいうと、コンテンツ本体ではなく、コンテンツに何かしらの意味を追加する役割があります。

たとえば、Webマーケティングを成功させるための戦略をまとめた文書「A」があるとしましょう。
当然「A」には「著者」や「作成日時」が存在し、またユーザーを惹きつけるための「タイトル」が設定されています。ここでいう「著者」「作成日時」「タイトル」など、「A」を表す情報がメタタグです。

Webサイトの場合には、HTMLを使ってサイトを構築する際、こうしたメタ情報を「メタタグ」を用いて記述します。

例えば、文字コートを指定するメタタグに<meta charset=”utf-8″>などが記載されていますが、これは「このコンテンツは”UTF-8”で書いています」という意味を追加しています。他にも<eta name=”language” content=”Japanese” />というメタタグは、「このコンテンツは日本語で書いています」という意味を追加しています。

このように、メタタグに書かれている情報をユーザーが目にすることはありません。しかし、検索エンジンやブラウザはメタタグを見てこのコンテンツはどういうものなのか?を把握しています。

つまり日本語で書かれているサイトなのに、メタタグで「この記事は英語で書いています」という意味を追加してしまったら、検索エンジンで日本語で検索されても、その記事を検索結果に表示しないようにしてしまう可能性があります。

正しいタグを使って記述することで、Webサイトの情報をブラウザや検索エンジンに向けて正しく発信し、評価してもらうことができます。


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