見出し画像

スポーツ歴について vol.3

僕のスポーツ経験を振り返ることはこれで3回目です。

1回目はこちら↓

2回目はこちら↓

今回の3回目で学生生活の部活動としての記録は終わりになります。

vol.2でも書きましたが、中学校までに勝つということの楽しさをあまり経験できなかった僕は「勝つ」ことができる運動部に入部したいと思って、アメリカンフットボール部の門を叩くわけです。

当時(1990年代後半)は今のようにインターネットが発達しておらず、情報は紙かテレビからしか得ることができません。「アメフト」と聞いて、ルールをはっきりを思い浮かべられる人はいらっしゃいますか・・・?昨今では毎年年始に東京ドームで行われるライスボウルが盛り上がったり、ネガティブですが日大の不正タックル問題などで話題になったり、まだまだアメフトの認知度は低いですよね。20年以上前はもっと認知度が低く、見た目のかっこよさやプレーの激しさが目立つくらいの認識しかされていなかったと思います。ラグビーとよく間違われることも多く、この二つのスポーツは一般人にとってイメージは近いかもしれないが、ルールは全然違うんだよなぁと思っていたものです。

改めて高校三年間を振り返っていきたいと思います。

勝ちたいという思いから、叩いた強豪校の門。高校3年生になるまでに、何度も辞めたいと思う厳しい練習の毎日でした。結果的には辞めなくて良かったと思うわけですが。。

ご存知の通り、「アメフト」というスポーツはヘルメット、上半身につけるプロテクター、下半身には腰、太もも、膝にそれぞれショックを吸収するためのパッドを身に付けます。さらにマウスピースはプレーをする上では着用必須アイテムです。(マウスピースをしていないことが審判に見つかると罰則があります。)そんな防具を身につけないと身体に危険が伴うスポーツですが、防具があるからこそプレーの激しさが増す側面もありそうです。

入部してすぐは、これらの防具を身に付けず、生身の体だけで練習をします。といっても激しくボディコンタクトがあるわけではなく、タックルの代わりに「タッチ」をするタッチフットというスポーツです。タッチフットボールというスポーツもありますので、気になる方は是非調べてみてください。これで4月〜5月GW明けくらいまで楕円形のフットボールとルールに新入生は慣れる練習をしていました。もちろん、練習の途中までは上級生と同じアジリティのドリルを行います。ここらへんがサッカーや野球など、幼少期から同じ中身で繰り上がるスポーツとの違いがあります。皆がほぼ未経験なので、アメフトそのものを学ぶ必要があるわけです。

今でも不思議に思うことがあります。体験入部して1週間くらいでしょうか、生徒の動きを見て、監督がポジションの振り分けをしていきます。監督のその振り分けの適性を見抜く力がすごかったです。(これは高校を卒業して、大学生になった時、僕は自分が所属していたアメフト部のコーチングスタッフになるわけですが、その時にも痛感します。)

アメリカンフットボールはフィールドに11人の選手がいて、それが攻守に別れるのでレギュラーは22名(スペシャルなどの特殊なものを除く)です。野球は不変ですが、アメフトはサッカーでいう4-4-2や3-4-3のようにチームによってフォーメーションが異なります。サッカーはGK以外に必要なスキルは似ています。アメフトは攻守でもポジションやスキルが異なり、同じオフェンスの中でも違う役割を求められるスポーツです。どんな体型でもフィットするポジションがあるのが特徴的です。

そのポジションを短期間で見極められるその眼に感心してました。

僕はというと、中学校までに経験していた野球がベースとなり、QBクォーターバックというポジションに任命されます。いわゆる司令塔ですね。自分が考えたプレーでチームが動き、前進していくことがすごく楽しかった。何より個人がそれぞれの役割を果たすと得点につながる、そう実現するために相手と心理戦を繰り広げることによって、今までにない感覚を得ることができました。

最終的にはRB(ランニングバック)というポジションにコンバートし、スターター(いわゆるレギュラー)として試合に出場し、高校三年生の時に全国大会決勝まで駒を進めることができました。当初思い描いていた勝利の喜びを感じるという目標を大きく達成しました。

僕のプレーヤーとしてのスキル(素質も)はあまり高いものではなく、レギュラーとして試合に出ることができたのは運が良かったという側面もあり、大きく誇れるものではありません。いつか文章としてまとめてみたいと思いますが、このnoteでは細かい内容は割愛させていただきます。

次回は、僕の今の職業でもあるパーソナルトレーナーとしての経験もプラスして、「思春期における体の作り方」をまとめてみたいと思います。

サポートありがとうございます!今後のパーソナルジム運営費用に使用させていただきます。