外資系投資銀行で避けるべき行動、評価されない人

前回は外資系投資銀行で評価されるマインドセット等のお話をしましたが、今回は逆にこういった行動は好まれない、評価を下げてしまうの避けた方が良いという話をしたいと思います。就職活動中の方もこういった内容を理解して面接での受け答えに織り交ぜれば、よくわかってるなと思われるでしょう。

最近は人材不足により以前よりやや解雇や昇進できないリスクは減ってはいますが、そうはいっても外資系投資銀行、やはり道半ばで諦めざるを得ない人を多く見ましたし、解雇まではいかなくても有望なディールやチームから見放され厳しいポジションでやっていなかなくてはならない人もいます。

やはり優秀と評価される人にはパフォーマンスの良いチームから声がかかりますし、有望なディールに入りやすくなります。同じ外資系投資銀行にいながらも経験や環境が変わり、その差が数年後に非常に大きい差につながり将来的なバンカー人生を左右する可能性もあります。外資系投資銀行に入ったからといってそれだけではやっていけませんので、入ってからどうするかを考えておきましょう。

例えば、非常にまじめで作業もしっかりこなすアナリストがいたとしましょう。彼はチームのために仕事を多く引き受けて長時間働き可能な限り要求にこたえようとしました。ただ周囲からの評価は同僚と比較して低いです。ボーナスも低いし、昇進できるかも危ういです。実際にこういったことは起こります。

こうならないように具体的にどういった行動を避けるべきか見ていきましょう。

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