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vol.3【マルシェを通して町屋の良さを感じて欲しい】 

5月21日、今年2回目となる「町屋deマルシェ」が常陸太田市町屋地区で開催されました。
町屋を歩きながらマルシェを楽しむことができるイベント。その代表者をつとめられている池田由香さんに、今のお仕事のことやマルシェ開催のきっかけ、町屋への思い、今後の目標などをお伺いしました。
3回に渡ってお伝えしていきます。

vol.2 「町屋deマルシェ」を開催することになったきっかけ はこちらから ↓↓↓



vol.3  今後の活動とこれからの目標

第2回マルシェを終えた今、由香さんに今後の目標を聞いてみました。
「コロナで約3年ほど外に出る機会が減ってしまい、高齢者方々など日ごろSNSを使わない方へ情報を届けることって難しいと思っています。そんな中、SNSや口コミでマルシェを知ったお孫さん、お子さんたちや若い世代の人が『こんなイベントが町で行われるよ!知ってる?』と伝えてくれて、マルシェへ連れ出してくれたんです。町をひさびさに歩いたり、地域の人やいろいろな方とも交流を持てる機会を提供できたことが一番うれしいかったです。」

             

由香さんのお気に入りの景色。田んぼから望む黒磯バッケ。

由香さんは、現在、地域の人や、これからなにかを始めたい人が集うことできるコミュニティスペース「町屋研究所」を計画されています。
 
今後は、小さな夏祭りや、庭フェスなど織り交ぜながら、貸しスペースとしてカフェやパン屋さんの誘致、地域の方とのコミュニティスペース、展示会等と使い方を考えながら、また次のマルシェにつなげていきたいとのこと。

「どんな場所でも自分の住む町を愛してほしい。住んでいる場所の良さを気づいてほしい。
マルシェや、これから作る新しいコミュティの場で、地域で何か始めたいが踏み出せない人、勇気がない人に、ここでならできるよ。と小さな一歩を後押ししたい。」

「昔はたくさん、この辺にはお店があった。まずはマルシェで町屋の良さを知ってもらい、いつか移住する人が出てくれたらいいと思います。
今後は外国にあるような、空き家なども活用し、町一帯に点在した宿、レストラン等などを周遊する滞在スタイルを楽しめる場所になってほしい。町屋は広すぎず規模感がちょうど良い。夢は口に出さないと叶わない、私の声がいろいろなところに届いていつか実現してほしいなと思ってます。」

マルシェはもちろんのこと、由香さんご自身の夢、これからの町屋地域の広がりなども楽しみです!!