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【今日の積み重ね】第5回「適切な目標設定」

囲碁講師の井場です。
日ごろより囲碁の取り組みをしている子たちが
より良い取り組みになるような、考え方や向き合い方を
積み重ねていきます。
これまでの記事はこちら。

セルフイメージや意識を高めていくには
適切な目標を設定する必要があります。
進むべき道が明確であれば、確実にそれは達成できるものになってきます。

こちらの記事ではやり遂げたい事を書いておくと良いという話でした。
適切な目標はこの書き出したことから設定していくと良いでしょう。

適切な目標設定

目標設定の指針としてSMARTゴールというものを
使うとわかりやすいと思います。

Specific(具体的)

目標は具体的である必要があります。
勝ちたい、強くなりたいといった
ふわふわしたものではなく、
具体的な結果や行動などを書き出してみると良いでしょう。

Measurable(測定可能)

実行している取り組みの数字や、明確な結果(優勝、金メダルなど)
などしっかりと見える形で取り組んでいくと良いと思います。
どれくらい進んでいるかもはっきりするので、
今の状態も認識しやすいでしょう。

Achievable(達成可能)

いきなり無茶な目標を立てるのは
現実的に感じられず、モチベーションも上がりません。
頑張れば達成でき、それに対して全力を出せるような
目標を立てられると良いでしょう。

Realistic(現実的)

夢はとても大切な事です。
大きな夢があることによって人生はとても楽しいものになってきます。
ただし、夢と目標は区別して考えるものです。
現実的な目標を細分化し、考えていくと良いでしょう。

Time phased(期限を区切って)

期限をしっかりと区切って行うのも
メリハリがしっかりと出て良いでしょう。
目標を立てただけでは「明日やれば大丈夫など」
ついつい先送りしてしまったり、「まだ時間はあるから大丈夫」など
なまけてしまったりするので、
しっかりと明確に
いつ、いつまでに、何をするのか決めておくと良いでしょう。

今明確な努力をし続けられる人が上に進んでいけます。

ぜひ参考にしてみて目標をこれから考えてみてください。

今回参考にしている本

白石豊 心を鍛える言葉

お知らせ

メンバーシップで
主にプロを目指している子に向けた、
布石に特化した取り組みをしています。
最新布石の考え方や構想力を大きく伸ばすためのものです。
布石の構想がしっかりするとその分自分の力も出しやすくなります。
一緒に研究していけると嬉しいです。よろしくお願いします。


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