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シンプルライフ11〜15日目

11日目:スプーン

食べるための道具、料理するための道具を揃えていきたいと思った出来事があった。
3日目に、スープ屋さんでスープを食べた。料理は愛だ、と思った。

シンプルライフをはじめてから、箸など食べるための道具がないので、食事はパンかコンビニのおにぎりかUberEatsかテイクアウト(付属のカトラリーは使った。ちょっとずるい)だった。
UberEatsやテイクアウトは便利・おいしい・ありがたいけれど、食べるころにはどうしても少し冷めてしまう。いまは温め直す器具も持っていないし。あと仕事もしているベッドで食べているのがよくない。どうもしっくりくる姿勢がとれないし、仕事のことを考えながらさっと食べてしまう。
3日目のスープは熱々で、ポタージュにしても残っているじゃがいもの舌触りが最高だなとか、焦がし玉ねぎのアクセントが効いているなとか、そういうことを考えながら味わって食べた。

「普段、料理する/できる?」という質問に対して、わたしはいつも「できるけれど、うまくはない」と答えていた。自分が食べる分にはいいけれど、人様に出しておいしいと言われるほどの腕はない。
スープを食べて、こんなに卑屈に考えなくてもいいんだと気づいた。誰かのために料理をするなんて愛以外の何ものでもない。
わたしはもっと、自分のために、人のために、愛を持って料理をしたい。この思いを忘れないためにも、食べ物・料理にまつわる最初のものとしてスプーンを選んだ。

12日目:ブラウス

仕事の都合で、ここ最近週1出社から週3出社になっている。さすがに4日連続同じ服を着るのは…?せめてトップスだけでも、と思い選んだ。

毎日同じ服を着ている人がいてもなんとも思わないし、どちらかというとわたしもそのスタイルで過ごしたい。組み合わせを考えるのが面倒に感じられることも多いし。実践できていない理由は、気に入る服が、この日のブラウスみたいにシンプルとは言えないデザインが多いから。スティーブ・ジョブズのタートルネックとデニムみたいにシンプルな服だったら、「何枚も持っていて洗い替えしているんだな」と何も言われなくても伝わる。だけど凝ったデザインの服の場合、この人服洗っているのか…?と思わせてしまうと危惧している。誰に思わせてしまうのか?会社の人に。顧客に。これも気にしすぎ?

これからボトムスは固定、トップスは替える、にしようかな。ボトムスなら比較的好きなブランド、デザインが固まっているし。

それにしても、シンプルライフの記録を書いていると、自分がどれほど他人の目を気にして生きているかがわかる。

13日目:ドライヤー

前日にシャワーを浴びずに寝落ちしてしまった。この日は起きてわりとすぐに出かける用事があったので、ドライヤーで素早く乾かす必要があった。

11日目までは髪を乾かしてから寝るために、寝たい時間の2時間前にはシャワーを浴びていた。生活のリズムができてよかったんだけど、帰るのが遅くなってしまった日がつらい。ドライヤーはわたしを早く寝かせてくれるもの。

14日目:メンタルヘルスマネジメント検定

もうすぐ検定試験を受けるので、そろそろ勉強を始めねばと思ってゲットした。

15日目:鍋

うしろの調味料や油はまだ使えない

やっと調理器具。カット野菜とウィンナーとトマト缶で、トマトスープを作った。調味料を使わなくても、おいしいものってできるんだ。外のごはんの味は濃く感じられることが多かったので、舌がリセットされる感じがする。ここから、着々と調理器具や食器を揃えていきたい。スープを鍋から直接スプーンで食べるのは、なんというか趣がなさすぎる。

続く

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