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2023 10月 欧州サッカー視聴一覧

10/7 BUNDESLIGA 第7節

RB Leipzgh vs Vfl Bochum

前半はわかりやすいくらいにボーフムが引くに引いてブロックを作りワンチャンスをモノにしようという戦い方。なのでライプツィヒ側がボールを握って糸口を探っている前半だった。ライプツィヒは2CBがワイドに開き間にカンプルかシュラーがーが入って3人でビルドアップ。引いた相手になかなか崩せずにファールで得たPKもシャビ シモンズが失敗し結局0−0のまま後半へ。結構眠い内容。正直ボーフムが点をとって勝てる場面が想像できない。

後半もRB Leipzigペースだったが、後半にまたしても獲得したPKを失敗してしまってからボーフムペースに。ライプツィヒは徐々に焦りが出て、ボーフムは2回PKを止めたことで乗ってきてなんとしても失点せずにワンチャンス狙いがより割り切る形に。
そしてそのまま試合終了。引き分けだが、実質ボーフム勝ちのライプツィヒ負けと言って良い。ライプツィヒはチャンスを決めきれなかったのが痛い。そしてオペンダ、シュスコの両FWが全く仕事できなかったのも響いた。逆にボーフムは全員で守り切った勝ち点1。
MVPは文句なしのリーマン。

RB Leipzig

Klosterman
右SBかと思いきやまさかのCB。内容的にRB Leipzigが一方的だったのでボールを持ちビルドアップする場面が多かったが、ミスもなく何度かいい攻め上がりもあり良かった。

Lukeba
浅野らFWを完封し。カウンターでもしっかり防ぎ切っていた。攻め上がりも悪くない。

Raum
個人的に推している1人。セットプレーを任されてるだけあって左足のキックもいいボールを蹴っていて、気持ちが見えるプレーもあって好き。

Schlager
ボランチの一角でカンプルと共に組み立てに貢献。前半はより彼が守備ラインに入っている場面が多かった。時折見せるロングパスや体を張った守備など良い。

Kampl
この試合はシュラーガーとポジションが被らないようにして、シュラーガーと横並びにならずに、縦並べにするなど工夫が見られたし、狭い中をドリブルしてマークを外したりスペースを作ったりしていた。

Xavi Simons
PKを外したが明らかに違いを作れる選手。体に近い位置でボールを持てるので相手は取りにくいし、ボールタッチは柔らかいし本当に上手い選手。

Vfl Bochum

Riemann
この日のヒーロー。PK2回も止めてチームに貢献。それ以外にもいいセーブもあった。

Soares
彼に限った話ではないが体を張って最後の部分ではやらせなかった。あとモレリアを履いているのも好印象。

Stoger
内容が内容だけに守備のシーンが大半であったがサボらず、少ない攻撃のチャンスで光るものがあった。特に割とキープ力ある。

10/8 Premier League 第8節

Brighton vs Liverpool

前半は詰将棋のようにお互いパスコースを消して徐々にボールを奪おうとして非常に高度な戦いをお互いしていた。どちらかといえばLiverpoolペースだったような。
BrightonはGKがPA内からどんなにプレッシャーをかけられてもボールを繋ごうという戦い方で筋があって好感は持てるが2失点目のPKはそこをまさにLiverpoolに狙われてしまった感じ。前半は1−2でLiverpoolリードで後半へ。
後半はブライトンが4−3−3にした事で縦パスが入る回数が増えた。前から撮りに行こうという姿勢も見えてきた。
だがそうするとLiverpoolもスペースを突くパスやチャンスも増やしたりしてなんだかんだ主導権を握っているのはLiverpoolな印象だったがセットプレーでまさかのBrightonがゴールを決めて2−2へ。そこからBrightonが息を吹き返してカウンターの連打になったがチャンスを決めきれずにドロー。

Brighton

Verbruggen

2失点目のPKに関わってしまった。が、チームがこういう戦いを志している以上はこういう形の失点は気にしなくていいと思う。失点のリスクを考慮した上で繋ごうとしているわけで、これでビビったら意味ないと思う。

Dunk

好きな選手で組み立ての起点になってはいたが前半の2失点に関わってしまったのは残念。後半途中からファン ヘッケが入ってから左CBになるとやりやすいのかいいパスを何本が出していた。そして値千金の同点弾。失点にも絡んだが得点にも絡んだ。

Baleba

前半は惜しいシュート1本だけでそこまで印象はなかったが、後半アンカーになるとフィルター役になって相手の攻撃を積んでいて地味ながらいい働きをしていた。そこまで組み立てに参加してリズムを作るタイプというよりかは守備第一な選手なのかなというのが第一印象。結構好きな選手。

三笘

前半は全く目立てず。後半も途中まではいい場面を見せれなかったが、やはりスペースがあったり自分の得意な場面だとやはり期待できる。それにLiverpoolも警戒をしていてパスコースやコースを消して、最高3人もドリブル時に対応していて、そりゃチャンス作れないわというのもある。

Adingra

この試合意表を突くシュートからゴールも決めたし、ドリブルもノってきて見ていて可能性をすごい感じた。Brightonの中で終始一番期待できた選手。

Joan Pedro

以前見た時は1人よがりなプレーをしていてあまりいい印象はなかったが、特に後半にかけてしっかり守備をするしかなり印象が変わった。デ ゼルビのサッカーに馴染もうとする姿勢がみれて一気に好感度が上がった。

Liverpool

Alisson

この試合1失点目は明らかに油断していたポジショニングで失点に関与してしまったが、この試合の数回のセーブを見て個人的現世界1なキーパーだと思った。
飛び出すタイミング、距離を詰めつつファールにならないように見極めながら寄せるなど随所に凄さを感じた。

Alexander-Arnold

元祖偽SBなイメージの選手。この試合も右SBだがほぼボランチで組み立てる。キックも精度いいし面白い。

Matip

Van Dijk

相変わらず2人のCBは硬い。空中戦、地上戦強くて相手は大変そう。

Mac Allister

1失点目に絡んでしまったがそれでも上手さが光って大好きな選手な1人。
間で受けての縦パスだったり、狭い局面でのキープやターンなどかなり助かっている場面が多い。

Szoboszlai

どんどんゴール前に入って、ラストパスやシュートなどゴールの匂いがする。
運動量が落ちないのもgood。

Salah

相変わらずの神。特典は勿論の事ドリブルやキープ力の凄さは圧倒的。
サラー自身も全身から滲み出る自信がを感じて、俺にボール出せ感がたまらない。

10/9 BUNDESLIGA 第7節

Bayern München vs Freiburg

前半はBayernペース。というかFreiburgから点が取れる感じが全くしない。
Bayernに縦パス入れられまくりだしシュートもバンバン打たれるし、逆にパスがつなげずに2ndボールが拾えていない。一歩的すぎて眠い。
BayernはCBがハーフラインまで来て組み立ててSBは前めにポジションを取らせている。キミッヒがCBの間に入ってサポート。それと特徴的なのがケインが凄い下がってきてパスを受けるシーンが目立つ。ボランチやCBの近くまで下がっている場面が多く、ケインの板スペースにミュラー、ゴレツカが入っていったり、サネがドリブルのスペースとして使ったりしているのが面白い。2−0で後半へ。

後半も特に変わらず。圧倒的にBayernがボールを持ってフライブルクがどうしようも出来ないという内容。本当に眠くなる試合だった。

Bayern München

Mazraoui

初めて見た選手だが、割とドリブルで切り込んでいけるしいい選手だなと思った。

Upamecano

全体でかなりボールを触っていた。縦パスを入れながらリズムを作っていた。

Kim MIn Jee

ウパメカノがビルドアップ寄りならば、キムは守備寄りなイメージ。空中戦やインターセプトなど身体能力が高い。大事な部分での攻撃の芽を潰していた。

Davies

噂には聞いていたが足が速い。それだけで大きな武器。ドリブルでも抜けるし、この試合では圧倒的に攻めていたのでPA内へ攻め入る場面もあった。最後の部分の精度があればさらに怖いと思う。

Kimmich

下がって組み立てに参加。彼が試合全体をコントロールしていた。

Sane

上手い。これに尽きる。点も決めたがオフサイドで取り消された幻のゴールは凄かった。
ドリブルで囲めれていても抜けるし個人技のレベル高い。

Koman

前半の恐らくクロスを想定したボールが結果的になったゴールも含めて今日良かった。後半はさらに1対1の場面も増えてより持ち味が出せてチャンスを作っていた。

Kane

チームの中心で、戦術の中心な感じ。ケインが動いたスペースを味方が使いそしていつの間にか前線にいて際どいシュートを何本も打っていた。


10/21日 Premier League 第9節

Liverpool VS Everton


前半は予想通りLiverpoolがボールを握る展開。
ビルドはCB2枚の最終ラインにたまにアリソンが入り、その前はマクアリスターとアレクサンダーアーノルドかソボスライのどちらかが入り、3−2といった感じに。
その前にソボスライフラーフェンベルグやジョタ、ディアスなどが下がったりして受けるという感じ。若干右に集まっている感があり、ジョタも右に流れたりソボスライも右にいる事が多いので、逆に左は結構スペースが出来ていて、ディアスや特に左SBのツィミカスは結構チャンスやクロスを上げれている印象がある。
逆にEvertonは守備の展開が多くて、守備時は4−4−2か4−4−1−1でブロックを作っているので見ている分には見やすい陣形。ボールを取ったら例えばGKのピックフォードがボールをキャッチしたら全線目がけてロングパスをするので割と徹底しているのもわかりやすい。何だかんだ良いチャンスも決めきれずにLiverpool勿体無くEvertonこのまま行けば後半ワンチャンス行けそうだと思いきやまさかのヤング退場で10人へ。
失点はしてないのが救い。むしろ割り切りやすくて徹底して守りに回りLiverpoolは逆にキツくなるかも

後半は予想通りにEvertonが徹底して守る展開に5−3−1で引き分け狙い。
こうなるとLiverpoolも中々崩せない。Evertonも時間が経つほど自信が出てきてこのままいくかと思いきやエリア内でハンドを取られてPK。それをサラーが沈めて1−0。終盤CKからのガラ空きのカウンターそサラーが沈めて2−0でそのまま終了。やっぱり退場者を出すと試合が死ぬのでつまらない。

Everton

Tarkowski

この試合頑張っていた一人。特にCBとして最後の部分で体を張りまくっていた。
キャプテンを任せられているのも納得できる、漢を感じるプレーヤー。

Mykolenko

ポジション的に左SBなのでマッチアップがサラーだったのだがしっかり抑えていてかなり好印象。インターセプトを積極的に狙う姿勢もあり結構気に入った選手。

Garner

展開が展開なだけに守備の時間が長かったが特に後半では5−3−1のボランチとしてしっかり体を張っていた。

Mcneil

退場者のため前半で後退してしまったが面白いボールを蹴ったり、光るドリブルもあったのでもう少し見てみたいプレーヤーだった。

Doucoure

ザ、プレミアな印象。この試合では前半トップ下、後半はボランチと幅広いポジションでも対抗できるのも魅力。フィジカルも強いし攻撃のアイデアもあり、ちゃんとした11人対11人の試合で見てみたい。お気に入りになった1人。、

Liverpool

Van Dijk

この試合でも圧倒的。相手FWが誰であろうが絶対押さえている。相手のカウンターの芽をしっかり潰すのも良い。

Tsimikas

この試合では左サイドにスペースが開く事が多くそれを生かして相手内に深く侵入する場面が目立った。結構動きは良かったのであとは最後のクロスやパスの精度が上がれば完璧。

Mac Allister

前半ではアンカー気味で上手く捌いていた。後半は引いた相手になんとか崩す姿勢は見せたもののこれまでの試合と比べるとインパクトに欠けた。

Elliott

途中出場だが右から惜しいパスやドリブル突破もありチャンスを作っていた。終盤に惜しいミドルシュートもあり初見だが良い印象な選手。

Jota

ヌニュスと比べるとトップ下に近いイメージ。上手く下がって捌いたり、ライン間で受けてのドリブルやパスなど面白い選手。

Diaz

この試合の退場者やPK奪取も彼のプレーから。この試合ではドリブルで突破を何度も試みたりして攻撃陣では一板印象が良かった。


10/21日 BUNDESLIGA 第8節

Union Berlin VS Vfb Stuttgart


前半はお互い固い試合。ポゼッションで言うとシュツットガルトがボールを握る展開。
ビルドアップはシンプルでCBの2人とその前のボランチの2人で組み立てると言う感じ。特にSBが絞ったりなどの可変は無い。トップ下のミロやFWのギラシが下がってポストプレーをしたりして変化を加えたりはしている。
ベルリンは守備時5−3−2で3−2で中央を固めてボランチなどにプレッシャーをかけている。しかし攻撃の際に2トップに縦パスやロングボールを当ててもザガドゥ、アントンのシュツットガルトCBが強くて収められずにチャンスを作れない。味方のフォローも遅いのも上手く組み立てられない要因かも。
なのでシュートがほぼなく得点もギラシのポストプレーからそのまま中に入り、クロスをギラシが押し込んだ1点のみ。そのギラシも怪我なのか途中後退のなってしまい、試合の楽しみが1つ減ってしまった。後半はお互いチャンスを作る展開になってほしい。

後半はベルリンが3枚変えでフォファナ、ベッカーのスピードを生かしてチャンスを作る場面が増えた。スペースもでき始めたのでオープンなスペースも出来始めてシュート場面が増えたがお互い崩し切るところまでは行かない。そのまま終盤へ行きカトンパ・ムブンバのカウンターとチョン・ウヨンのクロスからウンダブがそれぞれ決めてVfb Stuttgartが3−0で勝利。

Union Berlin

Trimmel

試合では良いボールを蹴りセットプレーでもキッカーを任せられるなど精度に自信アリ。
あとは両腕のタトゥーも似合っていて追加してみた。

Becker

後半投入で何度か良いチャンスを作っていた。スピードがあり、ゴールに向かうドリブルとパスが良かった。スタメンで見たかった。

Vfb Stuttgart

Nubel

安定したセーブ。空中戦も危なげなく安心してみれた。

Anton

Zagadou

アントンとザカドゥは2人とも完璧なプレー。この試合の勝利の立役者と言っても良い。
特にアントンはより目立っていたと思う。

Mittelstadt

伊藤の代わりに抜擢された左SB。偽SBというよりはオーソドックスなSBで縦の意識が強いプレーが多く、攻め上がりや守備でも体を張り、ギリギリの所で足を出して阻止するなど良かった。

Leweling

前半序盤はミスが多くて微妙だなと思っていたが、徐々に良くはなっていった。
が、あくまでマイナスから0点ぐらいに持ち直したぐらいで、得点の匂いがするプレーは殆ど出来なかった。

Millot

結構自由に動いてボールに絡んでいた印象。面白いパスやドリブルもあるのだが試合通じての安定感は欠ける。そこが改善されれば良いプレーヤーだと思う。

Katompa Mvumpa

途中出場ながらゴールを決めて勝利に貢献。相変わらずドリブルが突っ掛かり奪われる場面も多くて荒いが独特なボールタッチと特にゴールシーンが顕著だがスペースが有ると怖さを発揮できる。同じ右サイドならレベリングよりはカトンパ・ムブンバの方が可能性あるし期待値があるので使ってほしい。

10/28日 Premier League 第10節

Chelsea vs Brentford

前半はチェルシーペース。4−3−3か4−3−3か4−2−3−1のような形ではあるがビルドアップ時には左SBのククレジャが高い位置を取りほぼ3バックのような形になる。一時出来では無く攻撃時ではほぼその形なのが面白い。その代わりディサシは基本3バックの右CBdバランスを取る。が勿論押し込んだ時はビルドアップして厚みをもたらしている。
そして中盤のカイセドはアンカーとして落ちてきたりしつつ相手の攻撃を受けるフィルター役になっている。
先ほども言ったがククレジャが非常に高い位置をとっていて、左WGのスターリングも左に貼ると言うよりは中に入ったりして割と流動的。パーマーも自由に動いてラストパスやチャンスメイクで良いシーンを作っている。逆にマドゥエケは右に貼りっぱなしなのが左右非対称で面白い。
ブレントフォードは3バックからの守備時5バックになりしっかりスペースを作らせず守っている。攻撃は前のウィサ、ムベウモの両トップ目掛けてカウンター狙いという分かりやすい展開。
チェルシーも惜しい場面はあるもののブレントフォード守備を崩せない前半だったので、後半どっちに試合が転ぶか分からない。

後半もお互いやることは変わらず。チェルシーが組み立て時に前半はククレジャを上げて、DFラインが3バックになっていたのを、通常通り両SBが高めの位置を取り両CB +カイセドを入れた3人で組み立てるようになった。
後半途中にブレントフォードがクロスから点を奪って0−1になってからはブレントフォードがより徹底して守りに徹してきた。5バックなのは勿論、前線もしっかり下がって押し込まれた時は全員がPA内に入る場面もあるほど守りに割り切る。
チェルシーはブロックの外側へパスを回すだけで有効な縦パスやチャンスを作れない。一昔前の崩せない日本代表をみてる様。そのまま終了。
このような守備を崩すのは中々難しかった。


Chelsea

Sanchez
1失点してしまったが、2回ほどのビックセーブがあり試合を最後まで分からなくさせてくれた。

Axel Disasi
右SB、右CBとして悪くなかったが攻撃の厚みを出せは出来なかった。今後に期待。

Thiago Silva
39歳ながら守備もそうだがビルドアップでも良いパスを出せるのが凄い。

Levi Colwill
Thiago Silvaと同様CBながらボール扱いが上手い印象。

Marc Cucurella
昨シーズンの出来が散々と言う記事をよく見ていたのでどうなのかと思っていたが、全然良いプレーが多くていい意味で期待を裏切ってくれた。特に攻撃に絡んでいきサイドに貼るのではなく中に入っていきシュートする場面もあり良い選手だなと言う印象を持った。現代的なSB。あとは最後の精度があれば完璧。

Conor Gallagher
走って守備もできるし足元がうまいのも好印象。チェルシー下部組織出身との事で貴重なのも良い。

Cole Palmer
チェルシーの中で一番可能性を感じた。自由にボールに絡んでいきビルドアップから最後のラストパスでチャンスを作っていた。あとミドル、ロングパス上手い。好きになった。

Raheem Sterling
特に前半はチャンスを作りまくっていてある意味サラーに見えるくらいボールの持ち方や自信が垣間見えた。後半はスペースが無く惜しい場面が少なかったが、得点が入るならパーマーかスターリングのどちらかと思うくらいには上手かったし期待はできた。


10/28 BUNDESLIGA 第9節

Vfb Stuttgart vs TSG1899 Hoffenheim

前半早い時間にホッフェンハイムが先制しPKからも点を取ったため2−0に。
なのでボールはシュツットガルトがボールを握る展開が多かった。
シュツットガルトのビルドアップは4バックの内右SBのシュテンツィルが中に絞って中盤やハーフスペースに入り右サイドが空く3バックのような形になっている。
そしてトップ下のミロは自由に動いて右の空いたスペースや下がって捌いたりと色々な所に顔を出してチャンスを作っている。カトンパムブンパも右サイドに貼っているだけでなくトップの位置に顔を出したりと結構動き回っており、逆に左サイドのフューリッヒは結構左に張り気味でチャンスを作っている。負けてはいる状況ではあるものの縦パスも入ったり惜しいクロスなどもあるのでそこまで内容は悪くない。
反対にホッフェンハイムは先制できたので、そこまで繋ごうとせず前線のウェブホルストとバイヤーへのロングボールが多い。2人は背が高いのと足が速い選手なのでカウンター向きなので1発がある分これで良いのかも。


後半もそこまで変わらず、伊藤も上げて攻撃の人数を増やすシュツットガルトであったが最後の3点目が奪えず追い上げ虚しく2−3で負け。内容はそこまで悪くはなかった。



Vfb Stuttgart


Waldemar Anton
失点こそあれど彼個人のパフォーマンスは悪くなかったと思う。繋ぎや守備の部分でもしっかり抑えていた。唯3失点目は関与のが残念。それ以外は完璧。


Pascal Stenzel
ある意味このチームのキーマン的な1人かも。偽SBのような動きをしつつタイミングを見て右から攻め上がったりして面白い選手。


伊藤 洋輝
目立たないが悪くない出来。そこまで上がらずにまずは守備をして空中戦でも悪くなかった。

Silas Katompa Mvumpa
彼のよくない部分が出ていた試合。確かにドリブルが特徴的でゴールの期待ができる選手ではあるのだが、その分仕掛けからの失敗も目立つので印象が悪い。イメージ10回中4、5回は悪い形で奪われる印象がある。成功率が上がれば恐ろしい選手になるのだが。。。でも不思議な魅力と期待を持てる選手でもあり、もし俺が監督なら最後まで交代させない選手かも。何かやってくれそうな期待感はある。

Chris Führich
恐らく今シーズン数試合シュツットガルトの試合で彼を見てきたが一番良かった試合だと思う。それぐらいにキレキレで完璧な出来だった。調子が良いのかボールを奪われずに自信に満ち溢れてプレーをしていた。相手をギリギリまで引きつけてから抜くドリブルやクロスなど素晴らしい。そして2点目のシーンは完璧に崩したのと個人技が合わさって個人的にもかなり好きなゴール。

Enzo Millot
彼もフューリッヒほどではないが良かった。ボールを色々なところで受けにきたりドリブルやクロスなどでチャンスメイクをしていた。

TSG1899 Hoffenheim


Oliver Baumann
PKストップから1体1阻止や割と安定したセーブを見していた。
PK献上シーンは彼のミスだが、結果PK止めたし2失点もGKの責任ではないと思う。

John Anthony Brooks
地味ながら3バックの真ん中で頑張っていたと思う。

Anton Stach
途中出場でチームの流れ的に守る展開が多い中体を張った守備や数少ない攻撃の場面でもチャンスを生み出そうとしていた。

Wout Weghorst
長身を生かしたポストプレーで体を張り起点になろうと頑張っていた。
そこまでチャンスを作れなかったとは言え、居るだけで相手は惹きつけられるのでそれだけで脅威にはなっていた。

Maximilian Beier
足の速さを生かし、2得点に絡む活躍。あとはもう少し試合で絡めるのとゴールにも期待したい。


10/29日 Premier League 第10節

Brighton vs Fulham

前半は驚きのブライトン3バックスタート。恐らく左SBのエストゥピニャン、ランプティが怪我で不在のチーム事情はあるとは思うが、全然良い出来だった。
3バックの距離感が近いのも特徴で通常ピッチに横広く取るのが多いがブライトンは狭めで3人が近い位置でビルドアップをしてる。
そしてその前のMFもバレバ、ダフードとグロスがDFラインの前めのボランチのポジションにいる。なので3−3ー3−1気味にも見える。
そこから時間が経つとグロスが少し前めに位置取るようになって、3ー2ー4−1ぽくなった。特にグロスとララーナが相手のDFラインとMFの間で受けようとしたり位置どっているので相手が掴み切れずにそこから縦パスが入ったりしてチャンスを多く作っている。そして両WB、特に左の三笘はほぼ左に貼離っぱなしでほぼ中には入ってこない。おそらくそういう指示を受けていると思う。
なので前半は意表をついた3バックでフラムはチャンスを作れず。ブライトンペースで進み1−0で終了。


後半は前半同様ブライトンペースでフラムも少し前にプレスを掛けてはきたが、中々上手いこと奪えてはいなかったのだが、途中フラムのプレスからブライトンミスを誘って最後はパリーニャが決めて1−1。そこからフラムはチャンスを作る展開も多くなり、ブライトンも何とか追加点を決めようと狙うも奪えず引き分けで終了。


正直この試合はブライトンペースで進んでいたのでこの引き分けという結果は負けに等しい。特に前半のブライトンは良い出来で誰か1人飛び抜けて良いと言うよりは本当に一人一人が素晴らし動きだったのでこの試合は勝たなければいけない試合だった。

Brighton

Igor
Adam WebsterやLewis Dunkら他のDF陣も良かったのだがその中でも個人的にイゴールが印象に残った。これまで何度かは彼の試合を見てきてはいるがあまり印象は無かったのだがこの試合はフィジカルを生かしたDFや攻撃参加など一番印象に残った。


Carlos Baleba
リバプール戦も良かった出来だったがこの試合でも底に入り相手の攻撃の目を積みパスでもしっかりリズムを作っていた。


Simon Adingra
独特のタッチからヌルヌルぬけるドリブルが良い。積極性もあるし守備もしっかり追うし戻ってくれるのもありがたい。


Adam Lallana
個人的にIgorと並んで良い意味で驚いた選手。特に相手の浮いている場所でポジションを取り縦パスを出したり出させたり、マークを引きつけたりと要所で効いているプレーを連発していて良かった。グロスも同じような動きをしていて良かったのだが、より効いていた印象と驚きがあったのはララーナ。

Fulham

Bernd Leno
何度か良いセーブもあり良かった。イケメンなのも良い。

Calvin Bassey
フィジカルを生かした守備で頑張っていて印象に残った。

João Palhinha
得点を奪ったがそれよりも体を張りまくった守備、タックルが印象に残った。さすが昨シーズンタックルNo.1プレーヤーだけのことはある。

Alex Iwobi
前線で体を張り簡単にはボールを渡さない粘り強いプレーが目立っていて良かった。フィジカル強いし守備もしっかりしてくれるのも良い。ゴリゴリ感が好き。あとCalvin Basseyと体型髪型が似すぎて判別難しい。

10/30日 BUNDESLIGA 第9節

Bayer 04 Leverkusen vs SC Freiburg

前半は圧倒的レバークーゼンペース。
ビルドは非常に面白いやり方で3バックが基本フォーメーションなのだが、
右CBのコヌスは斜め右前から4バックの右サイドバックのようなポジショニングをとっている。そして両CBが2CBでびるどあっぷをしていて、そこにジャカやパラシオも関与している。右WBのフリンポンも貼っているだけでなくドンドン中に入ってポジション移動したりして非常に流動的。
あとはレバークーゼンの選手一人一人の距離感がよく、現代風に言うと各レーンにそれぞれいて常にパスコースがある。古い言い方だと三角形が出来上がっていて距離感とパスコースが常にある。
そして相手の浮いているスペースで縦パスを受けてワンツーなどを多彩してどんどんチャンスを作っている。逆にフライブルクは防戦一歩で良いところが全くない。前半は1−0だがこのままいくとまだまだ点が入りそう。


後半もレバークーゼンペース。ポゼッションしてるチームと戦っていて戦力差があるとつまらない試合になりがちだが後半はまさにそれ。途中CKからワンチャンスを決めたフライブルクが勢いに乗って少し面白くなったが結果レバークーゼンの勝利。
レバークーゼンのサッカーは面白いし、選手1人1人もとても上手いのでもっと試合を見たいと思わせるチーム。



Bayer 04 Leverkusen

Jonathan Tah ,Edmond Tapsoba
両CBはこの試合で言うとビルドアップなど組み立ての場面で目立つ場面がほぼでゲームを作っていた。そして数少ないピンチもしっかり防いでいた。2人とも足元上手いし守備もしっかり出来るのでレベルが高いCB。

Jeremie Frimpong
凄いアジリティがあり緩急のドリブルやトップスピードなど見ていて期待できる選手。近い選手で言うとAlphonso Daviesみたいな感じか。0から100へ行けるスピードが凄い。
特にゲームで使いたい選手。


Granit Xhaka
ゲームを組み立てていて良かった。


Exequiel Palacios
ジャカと共にボランチとして組み立てていた。それと組み立てではなく守備の部分で簡単には抜かせない体を張った守備や気持ちが見れて結構熱い選手。


Florian Wirtz
度肝を抜かれた選手。1点目なんか完璧な個人技でゴールを取った。あれでまだ20歳とは恐ろしい。それ以外にもライン感で受けチャンスを作っていた。
サイドでも抜けるが真ん中や密集した状態でもドリブルで抜けるのは凄い。
体も一見細身なのだが相手に体を当てられても負けないフィジカルやバランスも兼ね備えている。このまま怪我なく行けば数年後はビッククラブ行き。

Victor Boniface
わかりやすくフィジカルなFW。あからさまに相手を背負っている状態でもキープしてポストプレーをこなしているのが個人的に好き。それとフィジカルだけでなくドリブルなども出来るのもポイント高め。

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