Stay with, stay cool. 10/18~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

10/18(Mon)　案の定無理そう

それなりに飲み続けたせいか寝付きが悪く、落ちたのは多分明け方の4時前後だろうと思う。かろうじてスマホのアラームで起きたが、まともに働ける気がしなかったので普通に出勤するのを諦める。

無理のない程度の在宅勤務。面倒なレポート課題は昼前に提出したら午後イチで再提出をくらったので、再度見直しと内容の書き足しを、あぁ、これはアレだな、十年越しに残念学生の気分を味わっている。
「先生、私はビジネス的な文章作成には限度があります。やっぱりここ(note)みたいな自由形(フリースタイル)じゃないと、私本来の実力を発揮するのは難しいです」って正直に伝え……いやいや何の話だよ、おい。

せめて食事は自炊しよう思って、オートミールで炒飯……にしようとして卵粥風(二日酔い的には結果オーライ)と、市販のキムチをそのまま投入する豚キムチ炒めの二品で満たされた気になる。

10/19(Tue)　備えなしに憂いる

午前中から客先との定例会議で、ほぼほぼ見えてきたマスタースケジュールの話をしたり、細かい設計や仕様の確認と解説をしたり……というか、このまま行くと明日の定例会議の客先と概ね同じ期間とスケジュールで新築工事始めるのか。いわゆる、"二正面作戦"*1ってやつだ。その上結果待ちの大型案件まで決まれば、しばらくの間は余裕が無くなるのか、そうか、マジか。

昼頃、上司がバックオフィスのスタッフ達に「明日は午後休でいいよ～」と声をかけている。何事かと思ったら、そういえば明日は年に2度の女性の日だった。そうかぁ、今年ももうそんな時期なのね。
……そうだよ、そういえば明日は女性の日だよ、改めてその事実に気づき直して、まずはおもむろにいい感じの花屋をSNSなどで探し始める。そうして見つけたのはケーキ屋とのコラボセットで、何というか、"映え"に"映え"を掛け合わせて"神映え"とでも表現できそうなものだった。

「これしかありますまい……！」と意を決して注文を試みるも、既に在庫なしとのことで諦めた。是非も無し、来年の3月8日には頼んでみたい。
仕方なしに他の店舗をいくつか探すも、自宅から遠かったり予約が昨日までだったりして難航。ならばと今度は地図アプリで事務所近くにある店舗から良さそうな店を探す。ひとまずは候補となる店舗に目星を付けておく。後は当日、なるようになれだ。

帰宅後は自宅1Fの店舗部分でご飯を済ませつつ、そのままカウンター席で近所の知人と一緒に飲む。
ちなみに、1Fの店舗の人(通称、寮のお姉さん)とはくだんの行き違い(？)を解消した。私は私で、もっと心に余裕を持って寛容にならなければ。さもなくば、信じたい人も信じられない。

10/20(Wed)　年2回のうちの2回目

この国における女性の日は2回あって、3/8の"国際女性の日"と10/20(本日)の"ベトナム女性の日"だ。ちなみに明確な相違点などは特に感じられず、主に外食を振る舞ったりお花や化粧品・嗜好品などをプレゼントしたりと、要するに男が女を立てる日だ。
かくいう弊社も午前中からお花を進呈し果物をつまみながらの団欒。一方の私も、この後急いで用意しなくては。

午後は客先との定例会議で、今回約3ヶ月ぶりの現地開催だ。写真でしか確認していなかった現場及び仮設事務所が新鮮に映る。ましてや私自身の営業の成果で受注した案件ともなれば、尚更か。

来週は安全祈願のための(日本で言う)地鎮祭。以降は現場点検や客先への説明等も兼ねて、この仮設事務所で定例会議も行うことになる。それにしても、仮設事務所と言いつつも仮設感があまりないなこれ。普通に住めるんじゃね……？

夕方、無事に定時退社に成功した私は事前の下調べ通りに花屋へと爆走。職場から比較的近い、韓国人街の一角にあるそこは細長くこじんまりとした店内ながらもオーナーさんのセンスが光っている。
手頃なサイズの箱とそれぞれメインに据え置きたい花を2種類ずつ選んで、後はお任せでお願いする。事前に予約していたであろう客の商品の受け渡しなどと平行して進めてくれた。いやぁ、突然やって来た身でなんですけれど、本当ありがとうございます。
会計時に日本人かと尋ねられたのでその通りと答えると、日本人の友達が何人かいるという。見せてもらったのはメッセンジャーアプリで、私もよく知る友人の誕生日会(という名目の大きな飲み会)の履歴とその写真。えー、つまり、なんだ、あの時同じ空間に居たのか……。

帰宅してから早々に、寮のお姉さんの他もう一人の店番(以下、向日葵さん)に直接渡す。改めて見ても、あそこの花屋におまかせして正解だった。機会があればまた利用したいところ。

ちなみにこの後、近所の常連さん等も同様に持参して来たので、店内のテーブル席の一角が完全に花畑になりましたとさ。

10/21(Thu)　みんなハッピーになろうぜ

ロックダウンの少し前、家の1F部分の店舗が開店した当時もたくさんの花が届いた。そしてその翌日から、気がつけば朝の水やりは私の日課と化してして、今回も、もはや当然のように水やりをこなす私がいた。

昨日&一昨日の議事録をまとめ、上司の添削を待ってから客先へ送信。
加えて麻雀仲間の案件の話は見込み予算が固まって来たので、そこの価格帯に着地するべく項目を見直すなどする。ちなみに相見積を取っていたローカル他社は本来なら先週までに一度概算でも構わないので提出しなければいけなかったにも関わらず、「今月中には出せます」と、しかも事後報告だったらしい……何だかなぁ。

無性にラーメンが、しかも油そばが食べたくなって、仕事上がりに日本人街の一角にあるラーメン屋へ。麺大盛のライス付、生卵は黄身だけ分離してから和える派だ。

帰宅から程なくして、テーブル卓に予約のお客さん達が来店。そのうち一人は元々は別の店舗の方にいた寮のお姉さんに見覚えがあったらしく、加えてもう一人も向日葵さんと旧知の仲だったようで昔話に花を咲かせていた。
そこからはもう向日葵さんの快進撃が止まらなかった。「みんな、ハッピーになろうぜ☆」って渾身のキメ顔とイケボ*2を繰り出しつつ"Happy hanoi"と銘打たれたオリジナルドリンクを提供するものだから、テーブル卓のお客さんも徐々に感化されていったのかもしれない。気がつけば店内の一角に置いてあったギターをおもむろに弾き始めて、懐かしの名曲からカラオケの定番までを延々と歌っていた。
あぁ、今日もいい日だ。間違いなく。

10/22(Fri)　天然の食通

来月以降から(概ね)通常通りに営業周りができるだろうと見込んで、計画を立て始める。もちろん来週早々に行けるなら行きたいのが本音だが、これまでの傾向から鑑みるに「今月いっぱいは(外部からの)訪問を制限しています」みたいな方針をを採っている工場が少なくないはずで、かつ再来週も月初が月曜スタートなので少し余裕を持ってのスケジューリングになりそうではある。

そういえば、大型案件の決着が一向に着かない。先方のスタッフによると本社決裁までは進んだらしいのだが、その後の動向まではさすがに分からないという。
「なんだなんだ、ここまで来ておいて結局元から付き合いのあった他社に落ち着くとか言わねぇよなぁ？ある筋の情報によればうちの見積金額の4割近く高いらしいじゃねぇかおぉん！？」……ってな具合に煽りに煽る準備まで済んでるというのに、こっちは！
※絶対に出番無いやつ
いずれにしても、ここまで決着が冗長だと見込みがないのかと諦めてしまいそうになる。来週中には、来週こそは、連絡があるといいのだけれど。

夜は取引先と会食。お互い歳が近いのも相まって、近況報告というかロックダウン中の出来事をつつがなく話すなどして序盤からアクセルベタ踏み。そして何を思ったか最初に頼んだのがビールと雲丹ネギトロ丼(しじみの味噌汁付)という、「そっちもアクセルベタ踏みかよ！」と突っ込まれること必至なスタートの切り方。重くて濃い、間違いなくいい一時だった。

ちなみに、(喋りに夢中なあまり)醤油をかけ忘れて雲丹もネギトロも自然な甘さ(?)を噛みしめながら食していたら、「食通なのかただの天然なのか分からない」と言われた。なお正解は「天然の食通(自称)」だ。

帰宅すると馴染みの面々が店のテーブル席を囲んでいて、その中に日本人会への問い合わせをもらっていた人が偶然いらして伏線回収みたいな。その他にも、カウンター席には新規赴任者を連れてお気にの店をとして紹介する駐在員がいたり、通りすがりの西洋人がはしご酒(？)で立ち寄ったりと実にアットホームな空間が醸成されていた。昨日といい今日といい、有意義なひと時を提供できている感じがしてとてもいい。
そして、今日も今日とて良い日だなぁとしみじみ感じながら、クロージングまで付き合った上に戸締まりをして自室で眠りに付くのだ。

10/23(Sat)　女子会に鳴りを潜める

毎夜遅くまでカウンター席にいるからといって、翌朝のコンディションに影響があるかといえばそうでもない。ましてや昨晩は何だかんだ寝付けずに3時近くまで意識があって、にも関わらずスマホのアラーム無しで7時過ぎに起きるのだから、せっかくなのでと二度寝に入るも9時までしか寝られない。くそっ、なぜだ。

昼は近所のタイ料理の店へ。ターコイズブルーの塗装が目を引く外観からもうオシャレな場所で、しかも湖の目の前という好立地だ。
たまたま昨晩お誘いが来たので、特に予定も無かったので快諾すると、私を除いて顔なじみの女性3人で思わず天を仰いでしまった。私はいつも、こういう時はより気を使って(？)、食事の動作はゆっくりになり、口数も普段以上に少なくなったりする。人気店なのか既にフロアのテーブル卓は埋まっていて、見知った誰かに遭遇して野次を飛ばされる心配もないというのに、その場に鳴りを潜めてしまう。
ちなみに料理は全部美味しかったので、別途記事*3にしてもいいかもしれない。
その後は徒歩で近所のカフェへ。目の前を通り過ぎる度に気になっていたくらいには小洒落た雰囲気の作りで、満を持して店内に入り、注文を済ませてから最上階のバルコニー席に着く。台風もとうに過ぎ去って、(珍しく)澄み渡った青空と心地いい気温が時間感覚を失わせる。……あぁ、なんて良い日なんだろう。毎日このくらいの気温と天気が続けばいいのにって、叶わなくともそう思わずにいられない。

夕方以降、洗濯機&乾燥機を回しながら、約半年ぶりという日本人会の飲み会をカウンター席から眺める。しばらくすると英語禁止ゲーム*4が始まったので、ここぞとばかりに以前日系スーパーで購入していた柿の種をお裾分け。狙い通りに「ピーナッツ」と声に出してアウト判定を喰らった人が現れたのを横目に心の中でガッツポーズを決めるなどした。

10/24(Sun)　待望の新刊

平日の睡眠時間が短めなのもあって、ここぞとばかりに惰眠を貪る。結果7時過ぎ→9時→11時前と堪能してからようやく起き抜ける。

昼時、厨房が使われていないタイミングで適当に自炊。ソース瓶で適当に作ったパスタは具材の量を間違えて、アラビアータソースなのにナポリタンみたいなことになった。油断するとすぐにこうだ。

夜は個人的に激推ししている小説の(待望の)新刊が出たので一気に読み進めながら、ついでにボトルキープしていたお酒も飲み進める。
……そういえば、結構長く続いているシリーズの割には感想やレビューの投稿をしている人が少ないなぁ。特にここ数巻の間の出来事などは、まとめたら需要がありそうな気がするので、自分の忘備録的な意味も込めて記事にしようと思う。

来週にはいよいよ地鎮祭が控えているし、月の終わりで色々と怒涛の展開が待っている気がしなくもない。色々な意味で、備えなくては。

*1　本来は軍事用語で、異なる勢力や地域とでそれぞれ別個の戦線が存在している状態。転じて軍事以外でも、異なる案件や課題を同時進行しなければいけない状態などを指す。
*2　蛇足だが向日葵さんは女性だ。
*3　滅多に投稿しない"ハノイグルメ"シリーズの続編になる……と思われる。
*4　会話の中で英語及び外来語全般(固有名詞含む)を使用する度に、ショット1杯or1~2口の酒類をその場で飲まなければいけないという高尚な遊戯。