見出し画像

自分の嫌いなところは、正そう、直そう、隠そうとしなくていい

光があれば影があります。

太陽の光を受けると、地面に影ができる。

そんなこと当たり前で、誰もが知っていることだけど

その現象を、自分の頭の中に置き換えてみてはどうだろう。


私の中の光、明るい部分。

それがあるなら、影、暗い部分もある。という事になります。

光も影も自分の中にあって当たり前、という事に気づかされる。


明るい光だけを認め受け入れ、暗い影の部分は見ないように無いものにしてきてはいないだろうか。


それはつまり、自分の半分は良しとし、残りの半分は悪としてきた事になる。


そう知った時、

そんなバカな!ありえない!私は私全部を受け入れている。と、思って怒り心頭となった。

でもそれは、頭では分かっていても身体で分かっていなかった。


全ては陰陽の法則で成り立っている

光と影。
太陽と月。
表と裏。
男と女。
天と地。
上と下。
北と南。
前と後ろ。
右と左。
悪魔と天使。

一方があれば、必ずもう一方もある。
どちらが良い・悪い、ではない。
一方が出現すれば、もう一方も出現してしまう。
どちらか一方だけでは成り立たない事に気づく。

じゃぁ、私の中の影とは?

私は、怖がりで、ビクビクして、全ての行動の発端は怒られないためだった。

そんな怖がりな自分がいる事に、自分と真正面から向き合って気づいた。

そんな怖がりな自分を、正そうと、直そうと、隠そうと、必死に生きてきた。


あー、そんなことはもう必要ない。

ただ、私は、そんな怖がりな自分が嫌いで、そんな嫌いな部分も持ち合わせている私という人間を愛しているな。と思えた。

嫌いなまま愛することができたら、ただただ、自分が愛おしくなった。

自分の嫌いなところも愛せたら、自分を取り巻く世界に嫌いなものがあってもいい、と思えた。


そして、人を嫌いになることができた。

私は、人から嫌われることを怖がりすぎて、人を嫌いになることができなかった。

でも、嫌いな人がいてもいいと思えた。

好き嫌いもあっていい。

物も、人も。

それが人間としての個性を作っていくものになるから…


好きにならなくていい

直さなくていい

正さなくていい

嫌いなまま愛せよ…



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?