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【いつでも募集中】LGBT当事者の声を集めています


鳥取で啓発活動を始めて8年目。「講師の先生」扱いや「すごい人」扱いは今も昔も苦手だけど、実績だけは立派になってきました。
新聞や論文作成のためのインタビュー依頼がきたり、偉い人たちと話したり、イベントのお誘いをいただいたり、研究会のメンバーに入れていただいたり…という機会が多くなってきています。

折角いい機会に恵まれはじめた私ですが、実は「LGBTの知り合い」というのが数えるほどしかいません。
たとえば「LGBT当事者で誰かお話を聞けそうな人をご存知ないですか?」とか、「当事者の困り事とかってあったりしますか?」みたいな質問に対して、いいお返事、返答をできないことも多々あります。

現在、私が連絡係(代表代理)となっている虹色らくだは「メンバー募集中」で、ゆるしかの方も「ゆるしか図書館・LGBTの回」などを企画してはみたものの、リアクションがほぼない状態で、
「(当事者は)よっぽど隠れてるんかな」「メンタルが不調なのかな」「それともわざわざ表に出なくても、ええ具合に楽しくやれてるのかな」とか思いながら過ごしています。

みんながええ具合にやれているのだったらそれはそれでいいのですが、そうではないと思います。しんどい当事者もいることを知っています。
私自身も今「ええ具合にやれてる」側の人間で(当社比)、困り感もあまりなく暮らしていますが、「何も言わなかったら、いないことになっちゃう」という危機感が募ってきています。

「しんどい人が口を開けるような環境を整備すること」と同じくらい、「喋れる人が喋ること」も大事です。

たとえば私が住んでいる市は同性婚パートナーシップ制度的なものがありませんが、ここにも当事者はいるはず。でも「声」が挙がらないから、いないことになって制度が整わない、あるいは当事者の声が入っていない形だけの制度が出来るような、おかしなことになる可能性も無くはないです。
同性婚の話題に関していえば、私は同性カップルの皆さんの気持ちを察してものを言うことしかできません。それはやっぱり「生の声」とは異なると思うのです。

前置きが長くなりましたが、そういう経緯や思いがあって「LGBTQ当事者の声」を集める活動を始めようと思います。

表に出る(交流会に参加するとか、イベントに来るとか)ことは出来なくても、困りごとや言いたいこと、あったらうれしい支援、思いなどを私に教えていただけませんか。
もちろん個人情報は守ります。

講演の場や何かの研究会、取材などの際、「こういう意見もありますよ」「こんなことに困っている当事者もいます」「こういう支援が望まれています」と、私が代弁してもよいのなら、代弁することができます。
捨てアカからでもメールでもDMでもなんでもいいので、声を聞かせてください。

1点ご理解をいただきたいのは、「悩みの相談」には応えることができないというところです。私自身もメンタルに不調を抱えており、相談やカウンセリングの類の専門知識や資格も持っていないためです。申し訳ありません。
「問合せや質問」には頑張ってお返事をします。

【連絡のしかた】
●DM、メール、問合せ、コメントなど、どのツールのどんな方法でもOKです。
●「noteを読みました」「Instagramを見ました」などと一言添えてもらえると分かりやすくて助かります。
●「呼ばれたい名前」「開示したい情報(住まいや年齢、セクシュアリティなど…言いたいことだけでOK)」と「メッセージ(代弁してほしいこと)」を送ってください。
●私がメッセージを読んだらお返事をします。「公表してもいいこと/公表してほしくないこと」「代弁してほしいメッセージの確認」などをして、「言われたくないことを絶対に言わない」ように徹底します。
※私は言われたくないことまで言われちゃった経験多々ありで、そういうことは本当に絶対嫌なので、そこは信頼してもらっていいです。

細々とこういう活動を始めていきます。
どうぞよろしくお願いします。


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