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肌の記録。


田舎での夏休みを過ごしています。
本気の夏になってきましたね。暑い。

すごく嫌な気持ちになって変わらない景色に嫌気がさして、元気じゃないけど、元気じゃないから突如田舎に帰ることにした。
ちなみにわたしは元気な時に帰らないと全ての糸が切れてしまうので、ここにはあまり帰らないようにしている。

久しぶりに長期滞在(いつも1日で戻る)をしているんだけど、どこか晴れ晴れした気持ちだったからなのか久しぶりだからなのかわからないけど、ものすごく、いま、この空気が心地いい。

どんなにこの街を早く出たかったか、見慣れた景色に習慣に、何もかもがとにかく嫌だった。


馴染めないことに嫌気がさしたり怖くはならなくなった。きっとあの場所にみんなが居ることを今は知っているから。

長く滞在をしているからいつも会えてなかった友人たちの顔を見ることもできた。わたしにも友達居たんだ、、ってすごく思った。ありがとう。

思い出すまいとしていた忘れかけていたことが
ここにはちゃんと残っていて、笑い合って
あのひとときを思い出した。なんだか嬉しかった。

きっとすごく嫌だったし今も、
ここではない感じ。をとてつもなく感じているけど
どんな大人の言葉より、ここに戻ってくるから
わたしはわたしを信じられて、あの時も今も間違っていなかったって余裕を生み出すことができているんだと思う。
ここに残るモノたちが結局のところわたしの
原動力なんだよね。作っている。
ちくしょー。切っても切り離せないのかー。
の気持ちと共に、心はあったかくなる。

いろんなところに垣間見えるこの場所にいること、
の証明がすごくあったかい。
聴き慣れた1日の終わりを知らすあのチャイムも
懐かしくなって帰ってきたことを知らされる。

いつまでたってもここの空気は無条件に
私に溶けてしまう。

もう少しちゃんと、ゆっくり帰ってきたいと思いました。さみしい思いをさせているしね。
なんでも好きなことをさせてくれてありがとう。


次はみんなを連れてここで大人の夏休みをやりたいと思っていたら、それを待って楽しそうにみんなが来た時のご飯を考え出したママ。これがわたしの家族だったわ。

明日もありえないくらい鬱陶しい、ここでしか聴けない、大音量の蝉の声で起きることでしょう。
愛おしいです。


EMI

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