プロのメイクさんが顎の骨切った話②(歯の写真有)
さて前回は、どうして今回の手術をするに至ったか
経緯と、歯や顔面、治療への想いをつらつらしたためました。
今回は、術前の矯正について書こうかと思います。
2019年3月くらいに手術、矯正を決意してから、月一の
大学病院への矯正科への通院がスタート。
先生に最初に全体の流れの説明を受けました。
それが一通り終わった後、教授や学生さん、大学病院やからいろんな人に顔の骨見られながら説明受けたなー
裸見られてるようななんとも言えない気持ちになりました。笑
というのも、治療してる歯、お恥ずかしながら、若いうちに何本か歯を失っているので、また、想像以上に顔が歪んでて、びっくりした!それ見られるのは、なかなか恥ずかしかった、、、笑
まず、抜歯からスタート。私は親知らず4本全部平和に生えていて、下の歯はなぜか普通より1本多い奇数だった、その上、顎が細くて狭いので歯並びがガチャガチャ。。。
しかも上の歯並びはV字のように先がとんがって横幅が狭く
下の歯並びはU字のように、横にワイド、、、よって噛み合わせが奥歯1本だけだったという、、、こりゃ噛めへんわな、、、
ちなみに開咬症という判断(上下の前歯が閉じても閉じきれない)だったので、食パンとかは隙間に綺麗に入って噛みちぎれないといった感じ。麺とかトンカツも大変、縦に厚い方に傾けてかんでました。。。
抜歯は確か親知らず含め、7本くらいだった気がする笑 今は24本の歯で戦ってます、それが適正なんでしょうね。。丈夫な歯も残念ながらさよならしつつ、若い頃に抜歯したところは綺麗に埋めてもらうように動かしてもらったので、それは普通に嬉しかったです!
また、抜歯も一気には抜けない&大学病院の口腔外科は予約がいっぱいなので、最初に受診した近所の歯医者さんでお願いしました!休みをうまくつかって週1で1本ずつ。。。笑 すごいすきっ歯だったなあ、、、
矯正の先生に、紹介状を書いてもらって、近所の歯医者さんで抜く度に次の予約するって感じやったかな。全部終わったら、もう一回大学病院予約して、抜歯終わりました!!!!って予約して、やっと矯正。この頃にはもう9−10月だった気がします。
そして矯正器具!かと思いきや、まず、さっき説明した、上の歯並びの横幅が下の幅より狭い問題があったので、上顎に拡大装置なるものをつけました
これがまた、初めての装置にしてはとんでもないストレス。。。。W字のバネになっていて、アナログ式に横幅をぐいっと広げるもの。この時点でもうやめたかった。どんどんすきっ歯は加速するし。忘れもしない、麻辣湯麺でほうれん草をトッピングした時に、装置に引っかかったまま飲み込んで死にかけたw もう絶対嫌だ。笑
それが3ヶ月くらいかな、あっさり歯って動くんですよ、痛いけど。
終わったらいよいよ俗にゆう矯正装置をつけました。これもまずは上だけです。
私が受診していた都内某大学病院では、ブラケットが透明で目立ちにくくてありがたかった。後余談ですが、最初に受診してた近所の歯医者さんの衛生士さんが矯正してて、見た目気になるし、痛いけど頑張ろうねってたまに声かけてくれて、何も気にならなくなりました。ちなみに、ありがたいことに毎月の診療代も保険適用でした。ありがとうございます。ちゃんと税金払います。
あと、矯正装置磨きにくい問題もあるので、歯のクリーニングには3ヶ月に1回ちゃんと通ってました。矯正の先生もクリーニングしてくれるのですが、私は虫歯にならないか心配だったのでちゃんと行っててよかった!
下のブラケットは2020年の1月とかにつけたかな。ここから本格的に歯並びがどんどん良くなり始めてめっちゃ楽しかった。横並びだけじゃなくて、たても綺麗に背を揃えてくれる歯達がめちゃくちゃ愛おしく感じました。笑
そっから、コロナね、、、3月からしばらく矯正に通えなくなって、全然楽しくなかった笑 でもすぐに通えたのかな、、確か5月とか?医療機関なんでいろんな体制が変わったし、先生達も大変そうだったな。
矯正中は、どんどん歯並び変わるし、1本ずつ先生も調整しながらうごきにくい歯はあーしてこうして、毎月毎月いろんな調整をしてくれるんやけど、私の場合は抜いた歯も多いし、元々のガタガタが結構あったんだなって、矯正しながら感じてました。先生が毎月、動いた分のリアクションくれて面白かった。笑った時に、前歯から3番目とかが堂々のすきっ歯なことが2年くらい続いたけど(順番にいろんな前歯がね)まあ、マスクだったので気にしてなかったかな。あとは口とじた見た目も、結構口元がボコッとなるのよねえ、、、ブラケットもそうやし、一回綺麗に並べる前に、横幅広げたりもしているので、、、その辺は気にしてたのでしょう。今写真を見返すと、必死に口元閉じて笑ってたりしてたかな。別に美しく写りたいもないけど、これからどうなるのか、、、という不安はありました。
下の歯でど真ん中1本を途中で抜いたんだけどそれもなかなか面白かった。
奇数だった分のそれを、どれを抜くかで審議したり。結果、根っこが他より浅い歯を抜きました。これで全抜歯完了。斜めに生えた歯を、前習えさせるのも、わかりやすく動いて面白かったです。
あと、これも特殊なんですが、下の歯の歯茎のレントゲンで、2本の歯の根っこの間に、骨より硬い何かがある、ってこともあって。それも矯正中に手術などに影響ないかとかを口腔外科で調べてもらったりもしたな。口腔外科が、まあ予約が取れないし、何回もレントゲン撮りに放射線科いったりで、1日に4つくらいの科を回って休みが歯医者さんで終わることもありました。
何してんだろーと思いつつ、これ全部終わったらなんか色々変わってそうでおもろいなーって思ってたし、自分の体とここまで向き合って、整えるの悪くなかったです。
そしてあれよあれよと2年くらい経って。去年の今くらいかな、秋口かな、に矯正の先生から、やっと見えてきたから、来年の夏までには手術になるかと思います。ってなって。その時にはだいぶ歯たちも綺麗に並んでくれてました。
それと同時に、私、歯並び悪かった頃は、全く顎の歪み気にならなかったのですが
(外見の歪みは気になってましたが、噛み合わせとして歪んでるとは思ってなかった、なぜなら、気にならないように自分で鏡見るときに動かしてたと思う)、歯並びが良くなることで、上下の歪みがもう誤魔化しきれない。自分、こんな姿してたの!?!?ってなったし、これは何にも噛めてないなあーって実感した。手術って自分の身に起こることか、ってこの時でさえまだ半信半疑だったし、まだ先だなあーと思ってました。
そして年明けかなーいつだったか忘れたけど、いよいよ、口腔外科の予約とって手術の日程決めてきてね、と矯正の先生に言われて口腔外科へ。
確か1−2ヶ月先の3月に行ったのかな、術前矯正は終わってるのでここからは毎月ともならずスローペースに。
そして口腔外科に行くのでしたー
ここからはまた今度。