小1ASD@ピアニカの課題③
演奏会の日。
「お母さんはこないで。でも、学校の門までは送って、迎えにも来てほしい」と言うので
いいよー。と母子登校だけして帰りました。
一見わがままとも思える言動ですが、理由を問い詰めればバイアスがかかり「行ってもいいよ」と言われてしまうので、触れませんでした。
練習中も「たくさんの人の前で失敗したくない」と主張していた息子。おそらく観客を1人でも減らしたいという理由なのかなぁと。
もちろん子どもの成長は見たいですが、それを今求めるのは違うよなぁと。子どもの不安が少しでも和らぐことを優先してあげたい。
会が終わってから、息子がお世話になった園長先生からお電話をいただきました。小学校で音楽会があると知り、息子を見に来てくださったとのこと。
「ムスコくん、キョロキョロとずっと不安そうに観客席を探してたから気になって。お母さんどのあたりにいてた?ずっと誰か探すように八の字眉毛でね…」と心配してお話しくださったので
「あー…たぶん、私がいないか確認してたんだと思います」と事情を話し、朝門まで送ったこと、このまま内緒で見て行こうかと頭をよったことも伝えました。
何を探してたのか息子に聞いたら「母さんが約束破ってないから確認してた」と。そこまで念入りにチェックされてたなら行かなくて大正解でした笑。
息子は、先生たちや事前にこっそり事情を伝えていた保護者の方にたくさん褒めてもらえたようで「50点くらいの出来栄えだと思ってたけど、実は120点だったのかもしれない…」と厳しすぎる自己採点を緩める様子がみられました。
いつか彼が「来ても来なくてもどっちでもいいよ」と言ってくれる日を楽しみにしています。