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舐めた女

こんな辱めにあうならソッコー辞めてやる。

「お時間取らせてしまって申し訳ありません。私来月いっぱいで退社します。」
あたしの隣りに座った上司に「辞表」の意を伝えたら年下男上司にはびっくりだったみたいね。

 だいたい向いてなかったのよ。この仕事。あたしにはもっと合う仕事あるはず。これならロボットにやってもらえばいいじゃん、って仕事。

分かってる自分が自惚れてるの。
何がやりたいことがあるのでよ。
お金もないのに。休日腐ってんじゃん。
どうするのよ。
来月から。
クレカの借金全く首回らんよ。

あーあ。
どうしよ。
受けたバイト全滅だし。
これ萎える。
派手ネイルで書店は無理だったのかな。
そよ。
きっとあたしが悪いんじゃないわ。

友達にも旦那にもカッコつけちゃって
ココ最近酸素が薄いわ

とりあえず、なんでもいいから
仕事探そ。

あたしにはあの子みたいに自分で立ち上げるなんて無理なんよ。
人には…向き不向きあってね。

決してこれは負け惜しみじゃないからね

とにかく傷ついた。

だっせーあたし。

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