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今更ながら俺的ベストアルバム 乃木坂46編


前の記事のMr.Childrenでやった企画ですね。
今回は乃木坂46編。

2012年にAKB48のライバルとして
デビューしたアイドルグループですが、
今ではもうそんな設定を覚えている人は
誰もいません。

かつて私も握手会に足を運ぶくらいには
ファンでしたが、好きになった要因の
一つは楽曲の良さにあると思っています。

ということで今回はそんな乃木坂46で
個人的なベストアルバムをば。
なお、ここ5年くらいもう全く曲どころか
メンバーの名前すら把握していないので、
昔の曲ばかりですが悪しからず。


1.Sing Out! (2018年)

齋藤飛鳥センターの23作目シングル表題。
この辺あたりから康が恋だの愛だのという
歌詞よりも、世界平和とか前向きな歌詞を
彼女達に歌わせるようになった気がします。

アイドルが歌う分にはいいんだけどやっぱ
オッサンの書いた歌詞と考えると
若干説教臭くなっちまうね、、、

ただ、乃木坂のイメージカラーでもある
紫を基調とした衣装、そして女性らしさを
感じさせるロングスカートをヒラヒラと
舞わせる振り付けはやはり、お淑やかさや
上品さを感じさせる素晴らしい出来に
なってると思います。

関係ないけど2番に出てくるBring peace!
ってフレーズが何回聴いても
グリーンピースにしか聴こえなくて戸惑う。


2.スカイダイビング (2017年)

3枚目のアルバム「生まれてから初めて見た夢」
のリード曲。

Mステとかでもメンバーが秋刀魚みたいな
全身ギンギラシルバーの衣装を
着させられて歌ってました。
申し訳程度にCAさんをイメージして
首にスカーフ巻いてたのが安っぽくて
逆によかった。

曲は全体的に夏を思わせるような
爽やかさを感じさせる。まあ歌詞で
思いっきり "夏だ!"って言ってるんだけど。
イントロのギターの
ジャカジャカストロークも良き。

あとこれは俺の心が汚れてるだけ
なんでしょうけども、2番のサビ終わりの

君に着地したい 僕のパラシュートで

ここのフレーズが下ネタにしか
聞こえなくてこれまた戸惑う。


03.何度目の青空か?(2014年)

生田絵梨花センターの10枚目シングル。
卒業まで彼女がセンターを務めたのは
このシングルと卒業曲のみというあたり、
乃木坂というグループの層の厚さを感じる。

そしてですね、今回ばかりは秋元大先生と
呼ばせていただきますけども。
これはリリックが最高なんすわ。

何度目の青空か? 青春を見逃すな
夢中に生きていても 時には見上げてみよう
今の自分を無駄にするな

なんでこうも5〜60代のオッサンが
学生に響くような詞を書けるのか。
いや、5〜60代のオッサンだから書けるのか。

ある意味でこの曲は私の中では
乃木坂らしさを一番体現した曲だと
思っています。これじゃあ例えばね、例えば
当時のAKBが歌ってね。同じように
響くかって話ですよ。ファンの方には
申し訳ないけどね。

あとは、なに? SDN48とかに歌わせて
ご覧なさいよ。何にも響かないから。

この曲のMVは、乃木坂しかいないクラスに
突如やってきた男の子が主人公。ヲタクは
羨ましがるかもしれませんが、絶対に地獄。
肩身狭過ぎて死にたくなる事間違いなし。


04.やさしさとは (2013年)

乃木坂はおろかJ-POPの中でも3本の指に
入るといっても過言ではないくらいの名曲。
これがただのカップリングなのが恐ろしい。

「何度目の青空か?」が歌詞ならば、
こっちは圧倒的なメロディーの強さ。
切ないんだけど、決して暗すぎない。
キャッチーなんだけど、シンプル過ぎない。

ちなみにこの歌のメンバーは、

橋本奈々未・西野七瀬・松村沙友理・
生田絵梨花・若月佑美・中元日芽香・能條愛未

という、まあ歌が上手いと言えるのは
せいぜい生田絵梨花と中元日芽香くらい
なんだけれども、不思議と全員の歌声が
一緒になると心地良いんですな。


05.意外BREAK (2017年)

歌唱メンバーは
白石麻衣・衛藤美彩・松村沙友理・高山一実。
いわゆるお姉さん組でした。

こっちはまだSDNが歌ってもいいかな。
乃木坂らしくないちょっと大人の色気がある
雰囲気が好きでしたね。


06.世界で一番 孤独なLover (2013年)

平成の渋谷を克明に映したMVいいすねー。
チャリそんなスレスレで走ったら危ないよ。

ライブの定番曲で、白石麻衣が
アカペラで歌い出すのがお決まりパターン。
やすすの歌詞は大体が男の子目線なのだが、
この曲は女性らしさをしっかり出してるのが
見事。


07.制服のマネキン (2012年)

生駒里奈センターの4枚目シングル。
この頃は前列に生田・生駒・星野と並んで、
2列目に白石や橋本が控えているという、
岬くんもビックリのフォーメーション。

思えば私が彼女達の楽曲に触れたのは
この曲が最初だった気がします。
大量の風船の中で写真を撮り合うスマホのCM。

これまたライブでは後半の起爆剤として
定番の一つ。大概長めのダンスパートが入る。

アイドルが"恋をするのはいけないことか?"
って歌うのも結構斬新だけど、普通に
ダメじゃね。つーかダメって言い出したのは
秋元先生あんただよ。


08.Against (2018年)

2018年の20枚目シングルカップリング。
本来この曲が収録されているシングル
「シンクロニシティ」は、センターとして
卒業を控えている生駒里奈が内定する
予定でしたが、本人の申し出により辞退。
結果としてカップリングであるこの曲で
センターを務めることに。そして両脇には
生田絵梨花と星野みなみ。

1期生が全員参加ということで、古参ヲタは
それはそれはもう感動したことでしょう。
初期以来のフォーメーションも中々やるな、
という感じ。

生駒含め、卒業を控えていたり考えている
メンバーが結構多い時期だったので、
新たな場所に挑む人々への応援ソング的な
歌詞になっているわけですが、純粋に
曲とダンスがカッコ良い。


09.気づいたら片想い (2014年)

西野七瀬が初となるセンターを務めた
8枚目のシングル。無駄に長ったらしい
MVも見ものです。

歌詞やアレンジの儚げな空気感や、
歌声の透明感など、様々な要素が含まれて
唯一無二と言ってもいい曲に。
やっぱ女性目線の歌詞の方が好きだな。

ラストの
気づいたら... 気づいたら...
からのラスサビへの転調が美しい。


10.ブランコ (2016年)

中日にいた助っ人外国人ではありません。
選抜ではないメンバーが歌ういわゆる
"アンダー曲"ですね。

アンダーメンバーが歌う曲は総じて
叶わない恋だったり、どこか切なさを感じる
ことが多いのですが、この曲もどことなく
センチメンタルさを感じる。

全く韻を踏んでいないラップパートは
置いといて、サビのメロが個人的に
めちゃくちゃ好きですね。


11.ないものねだり(2016年)

リリースの翌年に惜しまれつつも卒業、
芸能界を引退した、橋本奈々未のソロ曲。
何を隠そう私が推していたのも彼女である。

彼女を知ってからそこまで年月が経っていた
ワケではなかったけれど、やはり当時の
喪失感みたいなものはすごかった記憶。

哀愁漂う曲調と、決して上手では
ないんだけれど、どことなく雰囲気が
マッチした歌声がとても素晴らしかった。


12.きっかけ (2016年)

我ながら良い曲順だ。
2016年の2ndアルバム「それぞれの椅子」
のリードトラック。

特筆すべきはやはりやすすの才能が
大爆発してる歌詞でしょう。

決心のきっかけは 理屈ではなくて
いつだってこの胸の衝動から始まる
流されてしまうこと 抵抗しながら
生きるとは 選択肢 たった一つを選ぶこと

なんたって私の教祖様でもある
Mr.Childrenの桜井和寿氏もカバーしている。
そらおまえ、ええ曲に決まっとるよ。おーん。

"乃木坂46時間テレビ"という労基署も
目を剥く生配信番組内で制作された、
黒板アートのMVもシンプルに素敵です。


13.欲望のリインカーネーション (2016年)

ファンからの評価はあまり高くない印象。
でもめちゃくちゃかっこいいと思う。

これはアンダーメンバーが歌っているの
だけど、先述の通り彼女達が歌う歌は、
どことなく儚げだったり、自分に自信のない
主人公が描かれることが多い。

でもこれはむしろ逆にイケイケというか。
ハロプロあたりが歌っててもいい感じ。
SDNは、、、まあいいか。


14.僕だけの光 (2016年)

15枚目シングル「裸足でSummer」C/W。
爽やかな夏!なんだけど、歌詞は意外と
内省的。これまたやすすの才能。


15.ジコチューで行こう!(2018年)


さあいよいよ大詰め。
乃木坂はいい夏曲が沢山あるから結構
選出も悩んだんですが、この曲はキャッチー
だし、MVのつくりもしっかりみんなが
綺麗に写ってるので文句無し。

これもう5年前の曲なのか、、
すげえ最近のつもりでいたんだが、、
時の流れは恐ろしいものです。


16.ガールズルール (2013年)

海岸線を〜

まいやん!

バスは進む〜

まいやん!

空は高気圧〜

超絶かわいい!まいやん!!


やはりね、コールせずにはいられない
この曲がラストですよ。
何遍も言うけどおっさんがこの歌詞を
書いてると思うとおったまげる。
今回はあえてMVではなくこっちの動画に。



ということで、今回はこんな感じの
プレイリストになりました。
本当はまだまだ入れたい曲もあったのですが、
それはまた別の機会に。




そして高山一実さん、結婚おめでとう。
僕もふくらPの嫁になりたい人生でした。





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