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休日

昨日は休日。

だったが、全然休日じゃなかった。

何が言いたいかというと
全然体が休まらなかったということだ。

仕事してる時の方が体の負担が軽いので
むしろそっちのが休日なのかもしれない。

そもそも何を休日と言うのか。
という意味の分からない根本的なところから
考えてみる。

今の僕の仕事は火曜日が定休日なので
基本僕の"休日"は火曜日になることが多い。

だが最近の休みの日はめっきりスケボーばっかり。

割と朝早くから動き始めて夜の夜までやる。

全然"休日"じゃない。

もちろん仕事がないってだけで
気持ち的には軽くなるが、
スケボーを終えると体はボロボロ。

そこら中痛いし、次の日は筋肉痛がひどいし、
楽しいが、結構攻めちゃうので代償がでかい。

普通のストリートでスケボーしてる人は
あんまりこういう感覚にはならないと思う。

僕らがやっているのは
ランプや、プール、ボウルなどがメイン。

膝を屈伸(パンピング)させてスピードに乗り、
コンクリートに突っ込んでく感じ。

loads of dogtownなどのスケートシーンを
想像していただけるとわかりやすい。

70年代のスケートカルチャーの原型。
まだオーリーだとかフリップだとかがない時代の
スケートスタイル。

昨日行ったところはまさに
アメリカはカリフォルニアのプールって感じ。

これがまた難しいんす。

見ただけじゃわからない難しさが
この中には詰まってる。

これ系はまじでやらなくちゃ分からない。

そもそもこっち系は攻めなきゃつまらない。
攻めなきゃカッコ良くない。
だから攻める。

昨日もそう。まずドロップインから。
しかしまぁここのアールが立ってることなんの。
角度の感覚でいうともう90度以上。

1度目の挑戦。
ビビりながらもトライ。
ボロ負け。

コンクリにべチーンって感じで叩きつけられる。
もうその時点で戦意喪失。

ここで確信した。
今日は"休日"ではない。笑

なんやかんや3回目くらいでメイクできたが、
中に入ってからもまぁきつい。

写真じゃちっちゃく見えるが
中に入るとまるで要塞。
どこでターンしてどこに行けばいいのか。

神経をすり減らしながら攻める。
が、1発目の一撃がデカすぎて攻めきれず。

こんなんを毎週毎週やってるわけだから
そりゃあ体もボロボロになる。

これを"休日"と呼ばずしてなんと呼ぼう。

痛い日だから痛日。こんなんも悪くない。
が、少し意味的に単純すぎる。

厳しい日だから厳日。こんなのはどうだろう。
なんか語呂的にもしっくりくる。
同音異義語もたくさんあるし。

と思ったらもうある熟語だった。

いかし‐ひ【厳日】
おごそかな日。りっぱな日。生日(いくひ)と同じく、日の美称。

良いじゃん。逆に。厳しくても立派に頑張った日。
みたいなニュアンスで。

決まり。厳日。読み方はげんじつにしよう。

てなわけでここ最近は厳日が多い。

次の休みは休日になるか厳日になるか。

休日を求めつつも厳日にしてしまいそうな
自分がいて怖い。

まぁそれほどスケボーが楽しいってことで。

厳日のせいで左足めっちゃ痛いけど
とりあえず仕事頑張ります。

おしまい。

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