見出し画像

1127_桃太郎のプリン

今日の音楽は「機械仕掛けの宇宙」。ある俳優さんが、音楽をかけると漫画読めると言っていた。音楽をかけて文字を打つことをしたらその話を思い出した。書き出しはなんでもいい。頭にあったことから書いていき、設定を確認し、配線を整理し、今日も思考を、言葉を抜いていく。こう何にか書けないとむずむずしてくる。そのむずむずしてた感覚もどこかに現れていたらいいな。音楽。今日は音楽から始めて感覚の話に入っていく。書かない日を数日過ごしてみて、すごいむずむずした。感覚がうまく処理できない。行き先がないので、神経が温まったまま、次々から次へとイメージが浮かんでは消えて、つながり、忘れ、思い出し、そわそわして、机に座ると、文字を読んで、新しいイメージが浮かんできて、書き留めるためにメモを開き、書き、書くことに集中し、ちょっと落ち着きながら、書いたことがどこかのシナプスに反応して、言葉が浮かんできて、本を読みたくなり、本を開くと新しいイメージが湧いてきて、忘れ、元々読もうと思ってた部分は気にならなくなって、立ち上がり、歩き回ると何かがつながって、頭の中がひと段落つく。こうして、書こうと思って再び座ってみると、書こうと思ってたこととちょっと違うことになるので、何か思い出そうと指が動き始めると、数日前に考えてたことを思い出して、指に任せて書く。そうこうしてここまで書いてみたら、音楽の方に耳がいく。機械仕掛けの宇宙。落ち着きたい時に聴く曲とテンションを上げたい時に聴く曲は同じですか?同じ時もある。正気の中で狂気を保つ。狂気の中で正気を保つ。感覚の話に入れてきたからいよいよ本題に近づいてきた。感覚。感覚って言葉を繰り返すと、言葉自体はどうでも良くなってくる。頭の中にふわふわ浮いてるものを指に任せて書く。絵を描く時も同じだ。だ、である、が現れ始めると、理性が働いてきた証拠だ。ちょっと元に戻そう。感覚の話に戻ろう。回路がショートすると、一気にイメージが湧いてくる時がある。桃太郎。桃太郎は、川からおばあさんのもとにいく。おばあさんが川で拾う。この時は、水曜日のカンパネラ「マーメイド」を聞いていた。「僕に笑顔を見せてくれる(機械仕掛けの宇宙)」。歌詞は全く覚えてない。歌詞も含めて音の一部だと思って聴いていた。すると、ループがループを呼び、ループが頭の中でリズムを作って反応して、回路と回路がつながっていく。ポンと現れたイメージは、川を流れるプリン。絵に描いた。桃太郎のことだと思ったから、昔話仲間の一寸法師をプリンの横に追加した。右から左に川が流れ、流れの上にあるプリン。周りでは音楽が流れている。川の向こう側からはニコニコした人が歩いてくる。桃太郎。見た目は全然桃太郎じゃない。桃太郎じゃなくてもよかったのかもしれない。プリンが大事だった。起きながら夢を見る。明日の天気は雨だ。「回り続ける。ゆっくり。静かに、こんな日がいつまでも続けばいいと思ってた(機械仕掛けの宇宙)」。次に、「縄文人を幸せにしたい」。プリンの次の次のページあたりにそう書いた。この言葉はどこから拾ってきたわからないが、気づいたら頭の中に住んでいて、実は普段歩いてるとこが昔貝塚で、森だった時のことが気になって歩き回ったり、縄文に関する本を身体が受け付けるようになった。縄文人として幸せになりたいのか、なんなのかよくわからないので、絵を描いて掘っておいてあるけど、そのうち知りたいなと思って、回り道をしながら、同じ場所の周りを歩きながら、螺旋階段のように上がったり下がったり、隣の部屋に行ったり来たり、縄文人はどこにいるんだろう。そうして買ったのが岡本太郎さんの青春ピカソだった。ちょっと読んで読んでいない。そのうち戻ってこよう。落ち着いてきた。岡本太郎さんは明日の神話を小学生の時に模写した絵が残っている。そんなつながりしかない。けど、縄文が気になるのは、違う部分な気がしている。それが知りたくて本を買ってみた。完全に落ち着いた。今日はボルヘス「七つの夜」を読んだ。モーパッサンのオルラも読んだ。「七つの夜」は買おうと思った。そのうち。仏教の部分が面白かったけど、2回は読まなそう。だけど、ボルヘスの声が良かった。ボルヘスの声がなんか良かった。ボルヘスの小説は全然読めない。あまり入ってこない。意志を見せてほしいのになと思ってしまう。出来事じゃなくてボルヘスの声が知りたい。オルラは読めた。もう一回読めた。なんでこんな話書いてるのか全然わからなかった。狂っていく男。旅に出るとしばらく帰ってこない男。なんか楽しそう。だけど、モーパッサン自身が狂っていくことを楽しんでそうだった。あの感じから何かを受け取った。狂っていく。狂っていくのにモーパッサン自身は正気だ。正気の中で狂気を保っている。狂気の中で正気を保っている。自我が出始めてしまった。今日のプログラムは完了していない。だけど、ひと段落つけた。だから、ログオフしよう。

いいなと思ったら応援しよう!