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声デカめさわやか車掌さんのあたたかい一言

毎日電車に乗って耳にする車掌さんの声。中には特徴的な話し方をする車掌さんがいらっしゃいます。

萌え声系のかわいらしい車掌さん、7割くらい何言ってるか分からないくらいボソボソ低音で話す車掌さんなど。特徴のある方は覚えているもので、「あ、またこの人だ」となる事があります。

今日の朝の車掌さんは「声デカめさわやか車掌さん」でした。遭遇は3回目くらい。

毎度発車前に超元気な声で「○○、よし!○○よーし!」と言う声がホームや車内に響き渡ります。

車掌さんのいる1番後ろの車両によく乗るので、初めてその大きな声を聞いた時、外で何か起こったのかと思ってしまうほど驚きました(笑) 朝の通勤、通学する人しかいない静かな車内なのでより響きます。

ただ大きい声!では無く、気だるい朝を吹き飛ばすような爽やかさもあります。ほかの車掌さんって大体穏やかな声の方が多くてそれも心地良いけれど、それとはまた違った心地良さがあります。

朝7時台の電車。周りはほとんど目を閉じているので、人によってはうるさいと感じる人もいるかもしれません。

しかし、わたし的には朝すっきり起きられたような感覚になるので、この方の声を聞けるとちょっと嬉しくなります。笑


そんな車掌さん、車内アナウンスもされているのですが、多くの降車客がいる駅の前、「まもなく○○、○○です。乗り換えのご案内を致します〜…」とお決まりの文のあと、

「どうぞお気をつけて行ってらっしゃいませ!」

なんて、めざましテレビみたいにひとこと添えていらっしゃいました。その駅で降りるわけじゃないけれど、背中を押されているようでちょっと嬉しかった。

こうやって、たまに最後ひとこと添えてくださる車内アナウンスってありますよね。新幹線なら割とよく聞くけれど、普通の電車の「たまに」聞く、くらいのレア感もすごく好きです。


だけど、最近は車掌さん自らのアナウンスより、自動アナウンスがほとんどになってきたように思います。数年前までよく乗っていた路線がいつの間にか自動アナウンスになっていたことを知った時、ちょっと寂しくなりました。

いつか、今乗ってる電車もそうなりそうで、もう既に寂しくなっています。

いつか来るかもしれない、いつ来てもおかしくない自動アナウンス。その日まで、こうやって日常の当たり前の中にあるものに楽しみを見いだせる自分でありたいな、なんて思いましたとさ。

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