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「文章で生きていきたい」 迷いなくそう思うようになったのは、今年の春ごろだったように思う。それまでの私はというと、何者になりたいかが自分でも分からず、ずっと苦しんでいた。
「眠るのが好き」と言うと、つまらない人間だと思われるかもしれないけれど、私は眠るのが好きだ。 安物のマットレスに、ニトリの布団。ちょっとへたった枕に、無印のパジャマ。平凡でチープな私の睡眠生活。 それでも私は、このひとときに、とてつもない幸福を感じている。寝て起きたら夕方だったときも「1日を無駄にした」なんて思わない。むしろそれは、私にとっては最高な過ごし方ですらある。