見出し画像

ゲームは脳の重労働

モンハンが発売されるんだけど、どうしようかな。switch買わないとなんだよなー

と。

社会人としてどうかなぁとか、お金がかかるなぁとか、時間の無駄かなぁとか、そういった事でためらってるようで、含みのある拡声独り言を聞かされた今宵、ふと思う

それよりも、頭使うよね

これはドラマとかでも思うんだけど、今日の成果や経緯を把握したこのテンション、というか精神状態を次回まで維持しなければならない訳で。いやいや別にずっと覚えてる訳じゃなくて、次回になれば自然と思い出すから全然苦じゃないと言われたりするけど、それは嘘よ。脳に聞いてみてよ。もう記憶の引き出し管理者バッタバタだから。あのシナプスどれ!?って大慌てよ

創作や経営など自身で世界を生み出す場合、脳内で多岐に渡り様々な世界を描く。前後、左右、上下、中外、色々な視点から想像していかなければならない。その時、他の記憶って正直邪魔になる。集中力や記憶力が衰えていくと尚更

例えば、仕事内容が単純作業だったり特に仕事の成果に多くを求めない、いわゆる「単調な仕事」の方には向いてると思う。頭を使ってないからね。デスクワークの人達が運動不足でジムに通うのと同じ事

ゲームって、何が得られるかと言うと知識と感情なんだよね。つまりゲームをする事で、しない人よりも人生の幅が広がる。手軽に出来るとっても素敵な趣味…の反面、人生の幅が広がる知識と感情を得るのは、なにもゲームでなければいけないって事でも無かったりする

若い人の情報処理能力ならば、あれもこれも同時進行出来ない事もないとは思うし、人によってはパパッと切り替えて対応する事は可能だと思う。でも脳は絶対に重労働しているんだよ

新しい物を生活に取り入れると脳内の優先順位に変動が起きる。仕事、友達、健康、睡眠、ルックス、お金、体力…。ゲームだからって訳でもなく、転職だったり恋人だったり引っ越しだったり、何かを始めるというのは今までの生活スタイルの優先してたモノが何かしら降格する

レベルアップによって能力値を振り分けていく作業がゲームの中ではよくあって、新しい能力を覚えるとどの能力を優先して育てるかを決めて進めなければならない。つまりそれと同じ事を自身の生活でも無意識に行ってる

パズルゲームやコレクションゲーム、バラエティ番組や読みきりの漫画など、毎日初心の気持ちで対応出来るものだと負荷なく出来ると思う。それがもし、攻略方法があったり競ったりするモノ、話の展開を理解したり記憶したりするモノ、となると遊びや娯楽というよりも「作業、業務、使命」になってくる

当たり前だけど、趣味の順位が上がりすぎるとまず仕事の優先順位がダダ下がる

人生がまだ定まってないプヨプヨ柔らかい人、もしくは人生が定まって余裕のあるカッチカチ強固な人、それら以外の人は下手に生活に取り入れない方が楽に暮らせると私は思う

だから、という名目で私はファミコンを買った。ファミコンというのは、セーブ出来るとなると途端に超簡単になる。そんな訳で、続けたくともあっさりクリア出来て終わってしまう。中には難し過ぎてやり続ける根気が持たないものもあったり。まあ短時間遊ぶには良い方かなと思う一方、やっぱり買わなきゃ良かったなーと、反省もしてる

何故なら優先順位で降格してしまう「掃除」にいつまでも辿り着けていないから…


どうしようかなと、悩む余裕があるならば辞めた方がきっと良い。お金もかけていつでも出来る用意が出来ているのになかなか出来ない!という状況になると、生まれる必要の無かった新しいストレスまで出てくる訳。用意しなけりゃストレスの影響も低い

流行り物って、それ原因で仲間はずれになるーとかあるから仕方ないのかなって部分もあるけど、間違いなく世の中の半数以上がやってない派だからね。それは凄く言いたい。たまたまそこにやってる種族が密集してるだけ、むしろその状況の方が世間的には仲間はずれっていうね。何でもそう。やってる発信ばかり目にするけど、見えてるだけだからねぇ。わざわざやってませんって発信する人稀だし(笑)


まあせっかく脳を使うならば、何かしら人生の糧になる事に使う方が後の人生が楽よ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?