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大整形の麻酔が切れて痛みに耐えているときの脳内と終わった後の過ごし方

痛すぎて叫んだ。けど…?

ルフォー+SSRI(中顔面短縮と口元を引っ込める手術)
の際、終わりかけに全身麻酔が切れてしまい
死ぬほど痛くて「死ぬほど痛いです」と看護師さんに言ってしまいました。
その後すぐに「大きな声を出してしまってすみません」と謝ると笑顔で「全然大丈夫ですよ」と返してくださったのでありがたかったです。
あのときの看護師さんはまさに天使でした。

だんだん痛みにも慣れていき、最強に痛かった時間はきっと10分間くらいだったと思います。
その10分間、何を考えていたかというとそのとき好きだった人のことです。
好きだった人というのはそのとき通っていたホストの方で、連絡が取れなくなってしまっていて
ちゃんと生きているか心配でそれだけで頭がいっぱいでした。
その方も精神疾患を持っていてかなり心配な状況だったので
単に私のことが嫌いになったりこれ以上お金を引っ張れないと見越してブロックしたか
本カノができて幸せに過ごしているならいいなと思っていました。
自分の顔なんてどうでもいいからその方が健康に幸せに生きていてほしいという想いだけでした。

整形後3日間のホテル生活

そして何時間かベッドで休憩し、近くのホテルへ自分の足で歩いて行きます。
整形の中でもかなりの大手術と聞いていたのでもっとしんどいだろうと予想していましたがそうでもなく、これから3日間のホテル生活は何をして過ごそうと考えていました。

しかし基本的に口呼吸になってしまう施術ですし勿論誰とも喋れません。食事は暫く流動食です。

身体自体は元気なのですが鼻呼吸が全くできないのが辛く、3日間まともに眠れませんでした。

幸いホテルの中にコンビニがあったので毎日ハーゲンダッツの抹茶味を買い、東海オンエアの動画を観るのが唯一の楽しみでした。
前にも入院してしんどかった際東海オンエアに助けられた気がします。

YouTubeもTwitterも飽き、たまにはTVでもつけてみるかと
ホテルのソファーで紅茶を飲みながらなんとなくバラエティ番組を流し見しているときふと思いました。
“こんなしょうもなくまるで意味のない時間が来るとは思ってもいなかった”と。

きっと私にはこういう時間がいちばん必要だったんです。“何の意味もない時間”
きっと忙しい現代人に足りていない時間。

何か活動していないと焦ってしまうんです。あの子に追い越される。この時間をきっとあの子は美容に当てたり、お客様とのLINEや電話に使っている。

動画や映画を観るときも本やTwitter、noteの文章を読むときも少しでも話のネタのヒントになるようにしなきゃいけないと無意識に頭の片隅で感じていました。

それはビジネス的には良いことだとも言えますが”癒しを与える“という意味では疲れ切った脳の人間に接客されたい方はいないはずです。

そういう意味でも自分を労わることは周りのためにも重要なことなのかもしれませんね🍀

好きな人は?

ホテル生活が終わり、家に帰ってきた頃連絡が来ました。
ダイエット薬を飲みすぎて野菜しか食べていなかったのでカリウム不足で入院していたそうです。
確かに最後に会ったとき相当細かったのでそういうことかと。
とにかく生きていてくれて良かったです。

この記事を読んでくださっている方は摂食障害の方もいると思います。
当事者の私が言えることでないですが、死んでほしくないです。辛いですが、死なない体重を保ちながら病気と付き合っていってほしいです。

なんだか若干話が逸れてしまいましたが

きょうもあなたが生きていてくださっていて嬉しいです🦋

最後まで読んでくださってありがとうございました🌈🫧

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