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あなたの個性を生かす「学びのタイプ」診断(日経WOMAN10月号より)

こんにちは。なごみ地蔵です☺

本日は、「自分に合った勉強法が分からない」という方に向けての記事です。

「一生勉強」とも言われるように、私たちは日々学び続けていますが、せっかくならその努力を成果に結び付けたいですし、楽しく勉強したいですよね。

そこで今回は、日経WOMAN10月号で取り上げられていた、あなたの個性を生かす「学びのタイプ」診断をご紹介します。

学生だけでなく、仕事の一環として資格の取得を目指している社会人や、自己研鑽として勉強に励む方など、幅広い方に読んでいただき、いま一度自分に合った勉強法を知るきっかけとなれば幸いです。

※中小企業診断士2次試験対策との両立が難しく、日経WOMAN10月号の発売日から1ヵ月以上経っての更新となってしまい、申し訳ありません。

日経WOMAN10月号の概要

(画像は日経ウーマン公式ホームページより)

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2021年9月7日発売 定価710円(税込)

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今回は、一つ目の特集で取り上げられていた、あなたの個性を生かす「学びのタイプ」診断の内容をご紹介します。


「学び型」の性格診断

以下のⅠ~Ⅳの設問に対して直感で回答し、合計点を出してみましょう。
・はい・・・・・・・・・・・・・4点
・どちらかといえば、はい・・・・3点
・どちらかといえば、いいえ・・・1点
・いいえ・・・・・・・・・・・・0点

Ⅰ.「面白そう」と思ったら、後先考えずにまず動く
Ⅱ.飽きっぽい
Ⅲ.過去のことを忘れっぽい
Ⅳ.「あんまり考えてないよね」と周囲から言われることがある

次に、以下のⅤ~Ⅷの設問に対しても直感で回答し、上記とは別に合計点を出してみましょう。
・はい・・・・・・・・・・・・・4点
・どちらかといえば、はい・・・・3点
・どちらかといえば、いいえ・・・1点
・いいえ・・・・・・・・・・・・0点

Ⅴ.「面白そう」と思ったら、失敗しないように準備する
Ⅵ.いろいろな体験をしたいと思う
Ⅶ.不安なことを誰にも悟られたくないと思うことがある
Ⅷ.「丁寧できっちりしているね」と言われることがある

Ⅰ~Ⅳの合計点と、Ⅴ~Ⅷの合計点を比較し、
Ⅰ~Ⅳの合計点の方が高い場合は、「拡散性」タイプ
Ⅴ~Ⅷの合計点の方が高い場合は、「保全性」タイプ
と言えるそうです。

次の章では、それぞれのタイプの特徴と、能力を伸ばす6つの学習法についてご紹介します。


「拡散性」タイプの特徴と適した学習法

「拡散性」タイプの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

【基本的な性格】
面白いと思えることは、失敗を恐れずに積極的に行動する。座学より体験から自分の仮説を検証していく。つまらないと思ったことは途中でやめても気にならず、前例や人と同じことを嫌い、アイデアや創造力に長けている。

【ポジティブなときの特徴】
積極的、活動的でゼロから物事をつくり上げることができる。

【ネガティブなときの特徴】
反抗的、破壊的、攻撃的になりやすい。

【ストレスに感じること】
物理的、精神的に束縛されて自由に動けない状況。

上記の特徴をもつ「拡散性」タイプが能力を伸ばす学習法として、以下の6つが挙げられます。

①勉強場所は、その日の気分で選ぶ

自由に動けないとストレスを感じる拡散性タイプは、「ワクワク」がキーワード。勉強場所は固定せず、今日はこのカフェ、今日はコワーキングスペースなど、その日の気分で場所を変えてみよう。

②計画は1週間分をざっくり決める

タスクを重圧に感じるので、勉強内容やノルマはその日の気分で決めるのが良い。ただし、それでは勉強が進まないので、1週間でこれだけやるとざっくり決め、そのなかで自由に決めるようにしよう。

③面白そうと思う教材やハイレベルな問題に挑戦

好きな俳優の映画で英語を学び、関心あるYouTubeでお金の知識を学ぶなど、面白そうと思う教材での勉強は飽きにくい。ゲーム感覚でハイレベルな問題に挑戦すると夢中になれそう。

④憧れの人を目標にし、目標の達成後をイメージ

自分が憧れる人を目標にし、尊敬できる人の勉強法を真似するなど途中で勉強を投げ出す状況を回避。夢が実現した自分を妄想し、他人が取り組まないテーマを勉強するのも効果的。

⑤周囲に目標を公言し、次々と目標を変えない工夫を

他人との競争に興味は薄いが、年齢が離れた人や、SNS上で刺激になるような同志を見つけて、励みにするのはおすすめ。また、周囲に目標を公言すれば、目標を変えにくくなる。

⑥「自分ならどうするか」をメモして内省する

気になるキーワードや疑問に思ったこと、自分ならどうするかなどをメモする習慣を。見返して引っかかるワードがあれば、そこから本当にやりたいことや、学ぶべきものが見つかるかも。


「保全性」タイプの特徴と適した学習法

「保全性」タイプの特徴としては、以下のようなものが挙げられます。

【基本的な性格】
事前に情報を集め、計画的にコツコツと進めるのが得意。その経験を生かして成功体験を積み上げていく。ただ、何も指針がないとストレスを感じ、準備に時間がかかることも。ちゃんとしたい、失敗したくないという思いが強い。

【ポジティブなときの特徴】
几帳面でさまざまな場面を想像でき、協調性もある。

【ネガティブなときの特徴】
消極的で妥協的になったり、パニックになって拒絶的になったりすることも。

【ストレスに感じること】
明確な指針がない場合や、急な変更などの予期しない事態。

上記の特徴をもつ「保全性」タイプが能力を伸ばす学習法として、以下の6つが挙げられます。

①勉強場所は固定する

保全性タイプは不安がストレスなので、心配事をなるべくなくすことがポイント。馴染みがある参考書や辞書がいつも手元にあるなど、勉強場所や時間は固定した方が落ち着いて取り組める。

②スモールステップで「できた」を積み上げる

1日ごとのノルマを決め、1ヵ月後、3ヵ月後といった身近な目標を立て、小刻みに「できた」を積み上げて自信にしよう。学びで知識が増えれば、その延長線上に夢が見つかるかも。

③1冊のテキストを計画的に学んでいく

あれこれ手を出さず、1冊の問題集に集中して徹底的に取り組もう。1冊終わったら次の1冊へと進む。計画倒れする人は原因を考え、集中できる時間を見直すなど、計画の精度を上げよう。

④勉強のロールモデルを見つける

指針がないとストレスを感じやすいため、同じ保全性タイプで、勉強で成果を出している人や、学習理論に共感できる人などの勉強法を真似しながら、少しずつ自分に合った学び方に改善していこう。

⑤勉強仲間をつくり進捗状況を報告し合う

「負けたくない」という気持ちが強いので、競い合う仲間がいるとやる気がアップ。勉強仲間がいない人は、SNSなどの勉強コミュニティーに入って進捗を報告し合うのもおすすめ。

⑥勉強日記をつけて積み上げを可視化する

日記に勉強内容を記録し、成長の可視化を。勉強に費やした時間と知識量が確認でき、自信や安心感に。改善点も見つかり、試験の前日はこうするといったパターンが整理できる。


最後に

今回は、「学び型」の性格診断をもとに、適した学習法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

「拡散性」タイプと「保全性」タイプの点数に差がない人は、「保全性」タイプの学び方で基礎をしっかり積み上げてから、「拡散性」タイプの大胆な学び方にチャレンジをするのが良いそうです。

また、日経ウーマン10月号では、こちらの本も合わせて紹介されていたので、「もっと詳しく知りたい」と思った方はぜひチェックしてみてください!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

「この記事を読んで良かったな」
「自分に合う勉強法が分かった」
と少しでも思っていただけたら、
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