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ワクチン接種の備忘録【20代女性・ファイザー】

こんにちは。なごみ地蔵です☺

本日は、「これからワクチンを打つ予定だ」「副反応が心配でワクチンを打とうか迷っている」という方に向けての記事です。

私の誕生月でもあった先月に、国からの誕生日プレゼントのようなタイミングで、ファイザー製のワクチンを2回接種したので、今回はその備忘録を皆さまに共有したいと思います。

あくまで私個人の体験談であるため、自治体や医療機関ごとに対応が異なっていたり、副反応の現れ方には個人差があるかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

また、ワクチンを打つ・打たないは個人の自由であり、諸事情により打ちたいけれども打てないという方もいらっしゃいます。

この記事には、ワクチン接種を強要・推奨する目的はないことをあらかじめご承知おきください。

接種1回目@集団接種会場

1回目の接種は、自治体の集団接種会場で受けました。

集団接種会場を選んだ理由は、以下の3つです。

1.診てもらったことのある個別医療機関の予約枠に空きがなかった。
2.接種対応日時の選択肢が多く、予約可能人数も多いので、自分の都合に合わせて一番早く接種できる日時を選べた。
3.自宅から行きやすかった。

当日の会場の様子を端的に一言で表すなら、「スタッフさんの連携プレーのおかげでスムーズに接種ができた」です。

私が接種した会場では、「入口(エレベーターホール)→待合室→接種会場」と移動するにあたり、それぞれフロアが異なっていたので、その都度エレベーターに乗る必要があったのですが、各フロアのエレベーター乗り場に誘導係のスタッフさんが常駐していたので、どこに行けば良いのか分からずに彷徨うこともなく、スムーズに移動ができました。

待合室では、接種会場に向かう前準備として、接種券・問診票・本人確認資料(運転免許証等)に不備がないかのチェックをスタッフさんにしてもらいました。

接種会場では、受付から接種後の経過観察まで、色々な人のチェックを受けながら進んでいくのですが、医療従事者の方は「医師」「歯科医師」「看護師」と書かれたゼッケン(体育のバスケの授業の時に着るような感じのもの)をつけて対応されていたので、一見流れ作業のような感じもするけれども、医療従事者の方に立ち会えてもらえているという安心感はありました。

医師の問診以外は、看護師の方が対応されていることがほとんどで、実際に接種してもらう3ブースのうち、私が打ってもらったブースは歯科医師が担当していました。

その歯科医師からは「打って2~3時間後くらいから、ずーんと腕が重たくなってくる人が多いですが、2日後には治まることが多いので、そんなに心配しないでも大丈夫ですよ。」という副反応に関する説明を受けました。

集団接種会場では、短時間で多くの人に接種することを主眼に置いているため、仕方のないことではあるのですが、接種後の経過観察として15分間着席して様子を見るスペースの人口密度の高さは少し気になりました。

多くの人がワクチンを受けられるように、医療従事者の方をはじめ、集団接種会場を運営しているスタッフさんが協力して頑張っている姿に胸を打たれたとともに、そういった多くの関係者の方々のおかげで1回目の接種をスムーズに終えることができたことにとても感謝しています。


1回目の接種後に現れた副反応

1回目の接種後に私が感じた副反応は、腕の痛みで、接種していただいた歯科医師に言われたように、接種後3時間くらいから感じ始め、丸一日経った頃を境に徐々にラクになっていき、丸二日経った頃には治まっていました。

腕の痛みがある時に日常生活で感じた不便なことは、主に以下の3つが挙げられます。

1.腕の可動域が狭くなり、着替えや頭を洗ったり、ドライヤーをするのがスムーズにできない。

2.接種した腕をかばおうとして、本来両腕でおこなっていたことを片腕だけでおこなおうとすると、接種していない方の腕が酷使され、肩が凝る。

3.寝返りが打てる範囲が限られるため、眠りが浅くなったり、寝違えやすくなったりする。

接種後に現れた不調のうち、接種による副反応なのか、直接的な因果関係が分からなかったものとしては、下痢、倦怠感、眠気がありました。

接種した日は暑く、クーラーの効いた部屋で冷たいものを飲んだり食べたりしていたので、お腹が冷えた可能性が高かったのと、接種日前日に炎天下で一日過ごしていたことで、体力を消耗し、その疲れが翌日にも残っていた可能性が高かったためです。

約10年前に子宮頸がんワクチンを打ったことがあり、筋肉注射自体は初めてではなかったので、その時と比較すると、そこまで痛くはなかったように感じました。


接種2回目@個別医療機関

2回目の接種は、個別医療機関で受けました。

1回目とは異なる会場を選んだ理由は、以下の3つです。

1.私も家族も診てもらったことのある信頼しているクリニックが、今回は予約枠が空いていた。
2.すでに両親がそのクリニックで接種しており、対応が良かったと言っていた。
3.集団接種会場よりも自宅から近かった。

個別医療機関は、通常の診察の合間を縫って接種するため、私が予約したクリニックの対応人数は、1日あたり6人(1時間あたり2人×3時間)でした。

1回目に接種した集団接種会場と異なった点は、以下の5点です。

1.本人確認資料として(1回目と同様に)運転免許証を提示したが、健康保険証の提示を求められた。
2.自宅で書いていった問診票とは別に、そのクリニック独自の問診票の記入も求められた。
3.問診から接種まで同じ医師に担当してもらった。
4.接種後の15分間の経過観察中に、看護師が5分ごとに様子を伺いに来てくれた。
5.副反応が2回目の方が強く出やすいことについて、薬剤師から説明を受けた。

今回私が接種した個別医療機関は、胃腸科が専門のクリニックだったのですが、病院の診療科目によっては、他の病気に院内感染してしまうリスクもあるため、個別医療機関を選択する際には、そういった点も意識すると良いかと思います。


2回目の接種後に現れた副反応

2回目の接種後に私が感じた副反応は、出現した順番に、腕の痛み・倦怠感・寒気・発熱・頭痛・全身の痛み・接種部位の腫れと赤みでした。

腕の痛みは、1回目の接種で慣れたのもあるのか、1回目ほど辛くは感じませんでしたが、それ以外の副反応が辛く、翌日の予定をキャンセルするほどでした。

平熱が35℃台の私が、接種した日の夜に37.1℃まで上がったため、熱が出たと言えるかと思います(インフルエンザやマイコプラズマ肺炎に罹った時ですら37℃台までしか上がりませんでした)。

発熱は、多少の変動はあるものの、接種後12時間をピークに落ち着いてきたのですが、頭痛や全身の痛みは、接種後24時間がピークで、個人的には熱が落ち着いてからの方が辛く感じました。

全身の痛みは、筋肉痛と関節痛が合わさったような感じで、イメージとしては腕の痛みが全身にばら撒かれたような感覚だったので、1回目よりも腕の痛みがそこまで気にならなかったのは、全身が痛かったことで意識が腕だけに集中しなかったからかもしれません。

接種部位の腫れや赤みに気が付いたのは、他の副反応が落ち着いてきた接種後48時間あたりでした。

とはいえ、いわゆる「モデルナアーム」のようになったわけではなく、上腕二頭筋がひとまわり大きくなったような感じの腫れと、ほてった頬のような感じの赤みだったので、気付いたら跡形もなく消えていました。

副反応は、

・1回目よりも2回目の方が
・高齢者よりも若い人の方が
・男性よりも女性の方が

強く出やすい、と聞いていたので、少しビビりながら2回目の接種を受けたのですが、
「感染したとしても重症化リスクや死亡リスクを下げられるんだ」と自分に言い聞かせながら副反応期間を乗り越えました。


ワクチン接種の前後で変化したこと

ワクチンの有効性など医学的根拠については、専門家でないため分かりかねるのですが、ワクチン接種によって「不安感が軽減した」という気持ちの面での変化が一番大きかったと感じています。

もちろん、ワクチンを接種したからといって、感染しないことが約束されたわけではなく、他者への感染力が無くなるわけでも、マスクを外して自由気ままに出かけられるわけでもありません。

コロナが流行り出し、自粛生活を余儀なくされるようになってから、すでに1年が経っていますが、その間誰とも接触せずに生活することはほとんど不可能だったと思います。

一緒に生活している人がいる方、仕事の性質上リモートワークができない方、仕事をするために幼い子どもや高齢の親のお世話を第三者にお願いしなければならない方、公共交通機関を利用せざるを得ない方、定期的に通院が必要な方など、コロナ禍だからとはいえ、そう簡単に変えられない生活様式もあります。

個人の感染対策だけでは限界がある中、今回ワクチンを打ったことで、日常生活の中で人と接触することに対して、過度に恐れることがなくなり、そのぶん今まで感じていたストレスも少し軽減したような気がします。

表現として適切か分かりませんが、御利益があるとされる神社の健康御守りを手にしたような、そんな感覚で日々を過ごせるようになりました。


「ワクチン詐欺」に注意!

こちらの動画をきっかけに「ワクチン詐欺」が流行っていることを知ったので、注意喚起のためにも皆さまに情報共有したいと思います。

こちらの動画では、自衛隊の大規模接種会場を名乗る送り主から届いた電子メールが紹介されています。

メールに添付されているリンク先には、個人情報を入力させる項目があり、その中にクレジットカードに関する情報を入力させる項目もあるようなので、その段階で詐欺だと気付ける方も多いようなのですが、メールに記載されているお問い合わせ先が、実際に自衛隊の大規模接種会場で使用されている連絡先でもあるため、信じてしまう方も少なくないようです。

また、地方公共団体の職員を名乗る人から、接種を優先的に受けられるようにするために、金銭を要求されるケースもあるようです。

変異株の出現によって、若い方でも重症化したり、亡くなったりするケースが増えてきたため、こういった不安に漬け込んだ「ワクチン詐欺」が出てきているようですが、ワクチン接種に費用が発生することはないため、クレジットカード情報を入力したり、お金を振り込んだりしないように、気を付けましょう。


最後に

今回は、「ワクチン接種の備忘録」をテーマに、私の体験談に加え、注意喚起としてワクチン詐欺についても取り上げましたが、いかがでしたか?

ワクチンを打った・打っていないに関係なく、新しい生活様式として提唱されている、手洗い・うがい・マスクの着用・ソーシャルディスタンスを今後も徹底するのはもちろんのこと、日頃から食事・睡眠・運動の3要素を意識し、健康的な暮らしによって免疫力を上げておくことも大切です!

長引く自粛生活にストレスを感じている人がほとんどだと思いますが、そういったストレスが少しでも和らぐような記事を今後も書いていきたいと思っていますので、宜しければぜひフォローをして更新をお待ちいただけると嬉しいです☺️


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

「この記事を読んで良かったな」
「ワクチンの副反応がどんなものなのかイメージできた」
と少しでも思っていただけたら、
「スキ♡」やコメントをいただけると嬉しいです☺️

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