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令和3年度補正予算概要(IT導入補助金2022)

こんにちは!
イノウエトモキです!

あっという間に1月が終わり、あっという間に2月も半ばですね。

最近は簿記2級の勉強をしているのですが、商業を覚えると工業を忘れ、工業を覚えると商業を忘れるというシーソー状態です。笑

さて、年始かつ会社の期初でバタバタしている間に令和3年度補正予算案が可決されました。

その概要が公開されておりますので今日はIT導入補助金2022について見ていきたいと思います!
(更新遅くなり反省しております…)

1.はじめに

IT導入補助金2022(P.2)

IT導入補助金を含む中小企業生産性革命推進事業の令和2年度補正予算は2,300億円でした。

上の予算概要P.1から分かるように令和3年度は約10%減となっております。

目的や概要、成果目標自体はほぼ変更がないため詳しくは触れないですが、成果目標の4つ目に

「事業承継・引継ぎ支援事業により、令和4年度末までに約1,500者の中小企業者等の円滑な事業承継・事業引継ぎを支援します

という文言が…!

後継者不足と言われる中、円滑な事業承継に向けて具体的な支援数目標を入れてきたわけですね。

IT導入補助金2022(P.4)

IT導入補助金に関して言えば「デジタル化基盤導入枠」が創設され、こちらはさらに

①デジタル化基盤導入類型
②複数社連携IT導入類型

の2類型に分けられます。

2.デジタル化基盤導入類型

まずデジタル化基盤導入類型とは

「中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進するため、会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの導入費用に加え、PC・タブレット、レジ・券売機等の導入費用を支援する」

ものとされています。

2021年度と大きく異なる点としては

・ITツール利用にかかる利用料が2年分対象となること
・PCやタブレットなど機器購入費用も対象になること

が挙げられます。

個人的に従来の1年分対象から2年分対象へとなること以上に、機器の購入費用も対象となることに驚いています(⇔2021はレンタル費用のみ)。

これまで自分はBtoC製品の導入支援を行ってきたのですが、2022年度はインボイス制度を見据えた会計ソフト等に重点的な補助を充てるため、BtoB製品がメインということでしょうね。

ん、インボイス制度?

私も2021年度ITツール申請の際に初めて知りました。

まだ知らないという方はNTTコミュニケーションズさんのサイトが非常に分かりやすいのでぜひ見てみてください!

【インボイス制度とは何?その意味や今後の対策方法について解説】
https://www.ntt.com/business/services/application/crm-dm/bconnection/lp/article-invoice-method.html

今勤めている会社がこの制度の課税事業者に該当するため、今後自分たちも対応しなければならない制度になります。

3.複数社連携IT導入類型

次に②の複数社連携IT導入類型とは

「複数の中小・小規模事業者が連携してITツール及びハードウェアを導入することにより、地域DXの実現や、生産性の向上を図る取組に対して、複数社へのITツールの導入を支援するとともに、効果的に連携するためのコーディネート費や取組への助言を行う外部専門家に係る謝金等を含めて支援する」

ものとされています。

ここでも出てきましたね、デラックス
(正しくはデジタルトランスフォーメーションです)

中小企業だけでなく商店街振興組合、商工会議所、商工会、事業協同組合等も補助対象事業者となり、

事業に参加する事業者の条件は「10者以上」(現時点)とされています。

初めてのものなので分からない部分もありますが、下記の予算概要P.6からすると地域や町の活性化に一致団結して取り組むといったものかと思われます。

IT導入補助金2022(P.6 )

企画をしてさらに10者以上の合意を得ることはなかなか大変かと思いますので、デベロッパーの方々などが先導する形になるんでしょうかね。

来年度活用された場合どういった事例なのか気になります。

4.おわりに

毎度申し上げておりますが、概要と実際の公募要領は異なる場合があります。

公募要領が公開されましたらまたしっかりと内容を確認しましょう!

自分ももっと色々な補助金申請のお手伝いができるように勉強します!

まずは簿記2級を仕上げ、終わったらWordpressの勉強もしたいなと考えております。。。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

次回更新時はだいぶ暖かくなっていますように。

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