仕事だから。仕事じゃなかったら。

職場の懇親会がありまして、
行ってまいりました。

コロナウィルスがあって、飲み会なるものをしなくなって、
僕も仕事と家庭という限定した行動範囲での生活が定着していて、
家族以外との食事はめっきりしなくなっている。

というわけで久しぶりに、家族以外の方々とお食事。
我が職場は、世間話も冗談も楽しめる雰囲気ではあるので、
食事を共にしても楽しい時間を過ごせる。

僕はどうやら会話を楽しむということが上手ではない。
職場の懇親会とは言え、普段お話ししていない人もいるのですが、
その方々と一から話を積み上げるのは、少々億劫。
盛り上げるほどの気概もなく、かといって話が弾まないのも嫌だな。
そんな自分の気持ちが、少しだけ雰囲気暗くしてしまう。

おしゃべりは楽しい。一度喋り始めたら、ちょっとの億劫さとか、ふわっと飛んで消える。だけど不安定だ。
ふとおしゃべりが途切れる。
すっと我にかえる。
あと何分くらいかな、終わったらすぐ帰ろう。
その場所は楽しんでいた。
けれど。

仕事のことを楽しく話すのも、
困ったことを分かち合うのも、
世間話するのも、
冗談を言い合える間柄になるのも、
多分仕事にはあったほうがいい。

一日の大半のおしゃべりは職場で生まれている。
それがなかったら、全然おしゃべりしていない。

僕のおしゃべりから仕事をとったら何が残るだろうか。

#仕事について話そう