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人生には死ぬほど努力した経験が必要

「すごく楽して、儲けていたり活躍していたりしている人」をよく見る気がしませんか?そんな人達も、過去のどこかでは死ぬほど努力をしていた経験があるという話です。「いや、お前はそんなに儲けていないし、活躍もしていないから、お前が言っても説得力がない」って聞こえてきますが、そのとおりです(笑)。

これは昔から思っていたけど、超有名人しかサンプルがなかったから例外みたいな感じで説得力があまりないなと思っていたところ、「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」というユーチューブチャンネルを見つけて、あまり有名でない方が大量に出てきたので確信に変わりました。(ラジオ感覚で、作業のBGMとして大量に聞いた)

よくあるパターン1:高校生または大学生のときに何かをやらかして転落するが、いろいろ頑張って今は成功している人は、実は、中学または高校受験で名門校に入れるぐらいには地頭はめちゃくちゃいい。
よくあるパターン2:すごい運がよくて、タイミングと人に恵まれた人は、強運を掴むためにめちゃくちゃ考えて常に行動していた。
よくあるパターン3:本当に楽して稼いでいるという人は、稼げるところを誰よりも早く見つけて、リスクを覚悟で飛び込んでいった。
よくあるパターン4:家庭環境が最悪でも成果を出している人は、学生時代に貧乏を抜け出したい一心で死ぬほど勉強して特別奨学生で進学している。
よくあるパターン5:シングルマザーで成功している人は、寝る時間を削って勉強したり働いたりしていた。

成功するためには、何らかの分野で一定期間は誰よりも努力をした経験が絶対に必要ということです。
「努力」が「好き」に変わって「生活の一部」になったら、落ちることなく成功し続けるかもしれませんが、現実はそう簡単ではないですね。有名人はそれができているから有名なのでしょう。

僕の経験

僕が「努力して成果を出した経験」で最初に思い浮かべるのは高校生の時。
工業高校の建築科に行っていたのですが、偏差値はアレな学校だったけど、入学してから知ったのですが、「製図」は全国でトップレベルの学校でした。
製図が得意な建築科の生徒は、コンクールに出せば誰かは必ず入賞するレベルで、日本一を取った人は歴代の先輩、同級生、後輩とたくさんいます。大学に入学後は出身校を言うだけで、先生や製図が得意な同級生からは一目置かれる学校でした。
僕も高校2年生のときには、とあるコンクールで全国ベスト10の入賞をしました。日本一になった同級生に全国規模ではない別のコンクールで勝ったこともあります。当時の僕は、高校生の中ではトップクラスの実力を持っていたでしょう。(大学では、同様のコンクールで日本一・入賞した人が同級生になるのですが、そのような人たちと同等の実力がありました。)
高校生の時ほど、正確には高校2年の夏から3年の秋まで、一つの分野に夢中になって時間を費やしたことはないです。

この時に得た知識や技術は今ではほとんど使っていませんが、この経験から得られた財産は大きいです。
インプットからアウトプットまでのバランス、困った時の対処法、苦手なことの克服法、努力すれば報われるという成功体験、回数を重ねると成果物が向上していくという喜び、集団の中のポジショニングなどなど、苦労したから得られたものばかりです。
仮に、この分野で才能があり努力もせずにトップクラスのポジションを獲得していたら、その後に待ち構えているいろいろな落とし穴に落ちた時に復活できず終わりでした。

誰もが、人生のどこかで「努力して勝ち取った経験」をしなければ、運悪く人生が転落したときに復活するのは難しいでしょう。今までにそのような経験がなければ、今から始めても遅くはないです。胸を張って「努力をした」と言える経験をしましょう。


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