ご自宅に温泉を届けるプロジェクトを始めました
APUの学生とともに以下のプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングを始めました。
1.きっかけ
このプロジェクトは個人の思いつきではじめました。コロナの第一波が報道される中、お医者さんのTVインタビューが今でも鮮明に思い出されます。
彼は、未知のウィルスへの対応で多くの医療関係者が神経をすり減らしており、本人もストレスから瞼が常にピリピリと緊張しきってしまっていることを述べていました。
こうした人たちのために何かしたい。それがきっかけです。当時はマスクも入手が難しい時期で、そうした医療物資を支援する動きも出ていました。例えば、マスクを今まで製造していたか否かに関わらず、多くの企業がマスクを製造・増産したり、医療用のガウンを製造したりしていた時期です。
自分にはそういったものを送ることも作ることもできません。ただし、大分県別府市に住んでいることから、温泉に関するモノを医療従事者の方に贈ることができれば、精神的な安らぎを与えることができるのではないかと思いました。
2. 温泉の素を送ることから温泉を送ることに
当初は個人で温泉の素を買い上げ、それを医療関係者に郵送することを考えていました。しかし、多くの病院が医療関係の物品以外は受け付けていない状況でした。また、医療関係者の知り合いがいない、というのもweaknessでした。
そんな中、APUの出口学長にコロナのために支援をしたいので別府市の長野市長とコンタクトを取りたい、と伝え、連絡先を教えていただきました。そして、そこからB-biz LINK という別府市の関わっている法人を紹介していただきました。
この組織もすでに温泉の素を送る、ということをしていました。B-biz LINK の方々と会議を重ね、温泉の素ではなく温泉そのものを送ったほうが良いのでは、ということになりました。
その方が話題性もありますし、「おんせん県おおいた」らしいということです。幸い、以前にも熊本の震災の時のお返しとして全国に温泉を届けた経験もありました。「医療従事者に温泉を届ける」ことが決まった瞬間です。
3. 学生を巻き込む
大学の先生は思ったよりも多忙です。なので、プロジェクトの支援をしてくれる人が必要でした。組織行動論的観点から、チームの人数は5~6人程度が機能しやすいです。なので、講義の際に学生にプロジェクトの参加を投げかけました。
このような投げかけをする際に注意しなければいけないのは、声だけ挙げてあまり行動しない人がいるということです。APUに勤務して4年になりますが、そのような学生をたくさん見てきました。なので、動ける学生を選好する必要がありました。
上記の理由から、志望動機を書かせ、どの程度プロジェクトに本気なのか、及び返信のスピードを考慮しました。幸い、早い段階でやる気のある学生が手を挙げプロジェクトに参加してくれることになりました。
実際に会ってミーティングができない中、モチベーションの高い学生が参加してくれたのはとても嬉しいことでした。
最後に、チームを動かす上では一人ひとりに役割を割り振る必要があります。チームで「何をしたら良いか分かりません」という人がいるのは、その人に自分で考える力がないからでも、モチベーションが低いからでもなく、構造的な問題です。
なので、クラウドファンディングを実行する上で必要な役割を明確にし、メンバーを各役割に割り振りました。クラウドファンディングの経験のある学生が参加してくれたので、この辺りもスムーズにできました。
やる気があって、それぞれの役割も明確、その意味で、今のプロジェクトを運営してくれている学生は本当によく動いてくれています。この点は本当に感謝しています。
4. 目標は200万円
今回のプロジェクトの目標は200万円です。現在(9月23日)の段階で、まだまだ目標には届かない状況です。しかし、何とかこれを達成するために、皆様から支援をいただければと思います。
200万円の使い道は大きくふたつ。
1つはリターン品への支出です。今回、僅かばかりですがリターン付きの支援を用意しています。リターン品は別府に関するモノばかり用意しています。気に入っていただけると幸いです。
使い道の2つ目は温泉の配送です。これが結構コストがかかります。200万円あつまれば、全国どこにでも届けることができます。10万円では福岡県程度までしか配送できません。
より遠くの地域の医療従事者の方にも温泉を届けたいと考えています。
5.この note を見てくださっている方にお願いしたいこと
ここまで読んでいただきありがとうございます。最後に、皆さんにお願いです。
1. クラウドファンディングにて資金援助をお願いします。
一緒にプロジェクトを成功させましょう。
2. 情報の拡散をお願いします。
お友達、親戚、職場の方などに情報を共有してください。
3. 今回のプロジェクトのnoteのフォローをお願いします。
学生が一生懸命noteで情報発信しています。そちらのお気に入り登録をお願いします。
【医療従事者の方へ】
おんせんを届けてほしい医療従事者の方はぜひ、下記のフォームからお申込みください。
*温泉配達の応募はこちらから
https://ws.formzu.net/fgen/S96201736/ (パソコンから)
https://ws.formzu.net/sfgen/S96201736/ (スマートフォンから)
以上、よろしくお願いいたします。
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