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人間的信頼と能力的信頼

この世の中は「信頼」というものがあって成り立っています。
人間関係も仕事も政治や行政も何もかも。

頭がよくて知識が豊富で優れた技を持っていると能力的信頼が高いと言えます。

しかし、長期的な関係性を維持したり、地位が上がれば上がるほど人間的な信頼(人格)が重要になってきます。

能力があり高い地位についた人が不祥事を起こすのは、人間的なところに難があるからでしょう。

能力は一度上がると直ぐには下がりませんが、人間性は欲や感情に依存するので乱高下します。

今話題になっている「リスキリング」は大切なことですが、この問題は蚊帳の外になっているように思います。

ではどうすれば良いのか?

まずは、人の振り見て我が振りを直す

更に「恥の心」(羞恥心)を失わないことです。

中国古典を読んで自分を投影してみるのも良い方法です。

中国古典は心を豊かにし、教養を身につけ深く厚みのある人間になることにも役立ちます。


老子にこんな一節があります。

「人を知るものは智なり、自らを知るものは明なり」

他人のことを理解できる人は判断力のある賢い人であるが、自分を理解しコントロールできる人は本当の立派な人である。

厳しい一撃です!



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