11ぴきのねこ愛を語る
絵本「11ぴきのねこ」シリーズが好きです。
子どもの頃に読んだわ〜〜〜!っていう人、多いのでは。読んだことがなくても、書店や図書館で一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
またそういうこと言う!みたいなずるいことを言うし、おいおいそんなことしたら痛い目みるぞ~~ということをやって予想通りうまくいかなかったり。でも全然へこたれず、飄々としている。欲に忠実に生きているねこたち。あほやなぁと呆れるけど、なんだか憎めない。誰にでもちょっとはそういうとこ、あるよね、という姿を、馬場のぼるさんは上手に描いているなぁと感じる。
子どもの頃に、映画を見に行った記憶もある。原作にはないんだけど、おなじみピンクの魚の気球に乗ってでかけて、途中嵐に遭って穴が空いてしまい、両手両足、舌まで駆使して、必死に穴をふさごうとしているシーンがおもしろくて、印象に残っている。DVD化(時代的にはビデオテープか?)されてないのかな〜。できることなら、もう一度見てみたい。
15年くらい前に、銀座の教文館で馬場のぼる展が開催されているのをたまたま知って、見に行った。なぜかほとんど客がいなくて、じっくり観賞できた。その時記念に買った11ぴきのねこの絵葉書、今でも持ってる。
そしてこの春、久しぶりに11ぴきのねこ展が開催されると知って、はるばる石巻まで行ってきました~!にゃごにゃごにゃご、ごろにゃーーん!
手塚治虫と歳が近くて仲がよくて、お互いの作品にこっそり登場していたというのは初めて知った。あと、11ぴきのねこ以外の作品でもコロッケが登場していて、馬場さんはよっぽどコロッケが好きやったんやなぁ、とコロッケに思いを馳せた。「11ぴきのねことあほうどり」を読むと、もれなくめちゃくちゃコロッケが食べたくなるよね。絵本に登場するごはんはどれもおいしそう!けしからん!
スタンプラリーでスタンプを全部押すと、非売品シールがもらえるとのこと。娘がやる気満々だったので、美術館から石巻駅の方まで歩き回って、7つのスタンプを集めました。暑すぎず、風もなく、街歩きするのにもってこいの気候で、気持ちよかった。
6月9日まで開催しているので、お近くの人は是非!
たい焼き
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