【考察】MTG スタンダードデッキ紹介(2024年1月)

こんにちは!
ほりけんです!

まず最初の記事では、私が握るデッキの紹介をしていきます。
拙いところがあるかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。

●デッキ紹介

現環境で私が握るデッキについて御紹介します。
そのデッキは「青黒ビートダウン」です。

◆メイン(60枚)
◎土地(25枚)
・闇滑りの岸 4枚
・地底の大河 4枚
・難破船の湿地 4枚
・不穏な浅瀬 3枚
・ミレックス 2枚
・天井都市、大田原 1枚
・見捨てられたぬかるみ、竹沼 1枚
・島 3枚
・沼 3枚

◎クリーチャー(23枚)
・遠眼鏡のセイレーン 4枚
・大洞窟のコウモリ 4枚
・フェアリーの黒幕 4枚
・分派の説教者 4枚
・ティシャーナの潮縛り 3枚
・黙示録、シェオルドレッド 2枚
・復活したアーテイ 2枚

◎呪文(12枚)
・切り崩し 2枚
・喉首狙い 4枚
・地底のスクーナー船 3枚
・かき消し 3枚

◆サイドボード(15枚)
・切り崩し 1枚
・苦痛ある選定 2枚
・寄生性掌握 2枚
・強迫 2枚
・否認 2枚
・軽蔑的な一撃 2枚
・ぎらつく氾濫 1枚
・漆月魁渡 2枚
・黙示録、シェオルドレッド 1枚

●このデッキを握る理由

今、青黒ビートを握る理由は3つあります。

1つ目は、「黙示録、シェオルドレッド」が使えることです。
「黙示録、シェオルドレッド」は、現環境を定義する1枚だと思います。
定着したら、ゲームに勝てるので対戦相手に除去を強要でき、選択肢を絞らせられるので、ゲームの展開をつくりやすいことがメリットです。
また、手札にあることが対戦相手にバレていたとしても(手札破壊や探検などで)、除去や打ち消しを構える選択肢を強く意識させることができるので、ミスを誘いやすいと考えます。

2つ目は、対戦相手に対応を迫るカードが豊富なことです。
「黙示録、シェオルドレッド」を強く使えるデッキは、1~4マナ域で強い動きを続けるデッキだと思います。
これまでの環境でエスパーレジェンズがとっていた動きに近い動きができます。
1マナで「離反ダニ、スクレルヴ」、
2マナで「敬虔な新米、デニック」や「スレイベンの守護者、サリア」、
3マナで「策謀の予見者、ラフィーン」、
4マナで「黙示録、シェオルドレッド」
と展開されてしまったらもうお手上げですよね。

青黒ビートは「イクサラン:失われし洞窟」で優秀なクリーチャーを獲得しました。
2マナの「大洞窟のコウモリ」や「地底のスクーナー船」、3マナで「分派の説教者」です。
対戦相手目線で、これらを無視することは難しいですよね。
その結果、エスパーレジェンズのような動きがとれるようになりました。
また、3色のエスパーではなく、青黒としたことで色事故が起きにくく、序盤に安定した動きが取れます。
他にも「大洞窟のコウモリ」が飛行と絆魂を持っておりライフゲイン可能、「分派の説教者」がタフ4ながら接死を持っており能力でブロッカーを生成できるので、アグロに強く出れます。

3つ目は、テンポを取ることに長けていることです。
先ほどから私はこのデッキを青黒ビートと記載していましたが、このデッキは優秀なクリーチャーで殴り勝つだけでなく、テンポをとることに長けたデッキなのです。
今、青黒ビートを握る理由はこれが大きいかもしれません。
その結果何が起こるのかというと、Tier1の「版図ランプ」に強く出れるのです。
版図ランプの強みは優秀なランプ戦略で豊富なマナ基盤をつくり、後半に「太陽降下」や「偉大なる統一者、アトラクサ」といった優秀な呪文やクリーチャーで逆転をしていくデッキです。
それに対して、青黒ビートは序盤では「大洞窟のコウモリ」で3マナの「装飾庭園を踏み歩くもの」を抜いてランプを阻害できます。
また、「かき消し」はかなり有効です。「装飾庭園を踏み歩くもの」や「ゼンディカーへの侵攻」を打ち消してランプを阻害するもよし、勝負を決める直前の「太陽降下」を打ち消し勝ち切るもよし。
そして、「かき消し」のもう一つの有用な使い方が打ち消すことではなく「2マナ支払わされること」です。
例えば、「力線の束縛」が1マナで唱えられたとしても、「かき消し」を使うことで対戦相手の2アクション目を阻害することが可能です。

以上の理由から、現環境に多い「版図ランプ」、「赤単アグロ」に強く出れるため「青黒ビート」を握ることとしました。

●不利なマッチアップについて

このデッキを握って不利を感じるマッチアップは、「エスパーミッドレンジ」と「発見コンボ」です。

こちらが全体除去を積んでいない関係上、「エスパーミッドレンジ」に対しては、序盤で劣勢になると巻き返すことが困難となります。
勝利するためには、確実に除去および打ち消しを構え続け、「策謀の予見者、ラフィーン」や「黙示録、シェオルドレッド」、「放浪皇」を戦場に出させないようにしましょう。

「発見コンボ」に対しては、コンボが決まってしまうと巻き返すことが困難です。
青黒ビートはトランプルを持つ大型クリーチャーが複数押し寄せてくるケースと大量に横展開されるケースを苦手とします。
そのため、「嘶くカルノサウルス」が複数並ぶ盤面を構築されるとまくり返すのが非常に困難です。
勝利するためには、コンボの起点を打ち消すか「ティシャーナの潮縛り」で発見を打ち消し、早々にライフを削り切るしかない気がします。

●最後に

以上、青黒ビートを握る理由について、つらつらとかかせていただきましたがいかがだったでしょうか。
青黒以外も、黒赤、黒緑のデッキも候補でしたが、除去と打ち消しの両方構えられることと、たまたまみた1月1日に開催された「Standard Qualifier」の結果で優勝していたのが青黒だったことで、このデッキを握ることを決心しました。

カルロフ邸殺人事件のリリース迄、1ヶ月程度ですが、その間にイベントに参加して結果を報告させていただけたらと思います。

それではまた。




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