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つくづく自分を好きになれない

ある日、私の中の何かが切れてしまって仕事をやめた。
塞ぎ込んで、連絡を断ち切って、外にも一切出ない
そんな毎日を送った。
見かねた親は実家で休めと行ってくれた。
私は今も実家で過ごしている。

冒頭で"ある日、私の中の何かが切れてしまった"と書いたが、今思うと溜まっていたものがぶわっと溢れ出てしまった感覚だと思う。ある日突然会社に行けなくなるなんてことはなかったから。
朝、準備する時間になって目が覚めても身体が動かなくなった。なんで動かないのかわからない。こんな自分が怖くなった。

私は逃げ出してしまった。

何が私の本心なのかもわからなくなった。
あの時の私は本当にやばかった。
初めて死にたいと思った。
インスタに遺書まで書いていた。半分冗談、半分本気で。
そのインスタの文章を書いている途中で寝てしまって、下書きも全部消えてしまったから、まだ死んだらだめなんだなと思った。

少しだけ死のうとする人の気持ちがわかった
明日に希望がないのもそうだが、明日も自分でいるのが怖いといった感覚もあった。
明日の自分はどうなるかわからないというのはかなり怖かった。

人生のどん底みたいな話だが、
今何もしていないということは、私は何にでもなれるということだ。

これから生きていく中で1社目の方々を忘れることは一生ないだろう。その度に胸が苦しくなると思う。

いつかそんな若い時もあったなと、自分に温かい言葉をかけられる日が来たらいいな。
自分の負い目ではなく、経験として人生を語れるように。

そんな自分を好きになれるように。

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