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知り合って約4ヶ月。 いよいよ会えそう。

コロナの影響で、大学院に入学したのにまだ一度もキャンパスに足を運んだ事がない。春学期の授業は全てオンラインで行われた。同じ4月入学の仲間ともオンライン上では何度も言葉を交わしているが、実際に会った事がない。同学年の中では私が最年長でかなりのジェネレーションギャップがあるので、仮に4月から同じ教室で授業を受けていたとしても親しくなれていたかどうかは微妙なところ。そのせいか、私は仲間と実際に会えない事をそれほどストレスに感じていなかったのだが、どうやら皆は違うらしい。

確かに、学生生活の価値は授業で学ぶ事だけではない。そこで新たに広がる人のネットワークも学生生活の価値の1つだ。もし同じ教室で授業を受けていたら、授業が終わった後に「お茶でもする?」という会話が自然に生まれたりするだろう。駅まで向かう道のりで一緒になり、世間話をする事だってあるかもしれない。残念ながら、オンライン環境では会話が自然に生まれるというシチュエーションになりにくい。オンライン授業の良さを否定している訳ではないが、同じ場所で同じ時間を共有する事でしか得られない経験や価値もあると思っている。

先生が特別にリクエストしてくれて、来週、同じ研究室の仲間と初めて学校で会う事ができそうだ。オンラインではなかなかやりにくいグループによるモノづくり。プロトタイピングのためだ。
オンライン上で何度も言葉を交わしている相手とのリアルな初対面となる訳だが「はじめまして」ではちょっとおかしいし、なんだか少しソワソワするし、緊張する。どんな会話と空気が生まれるのか予想もつかないが、楽しみである。

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