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山の奥〝美しい谷〟の米創り

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〝美しい谷〟に移り住んで一年。 20人の村で始まった米創り。 これは記録。 終わりのない命を紡ぐ。そんな記録。
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お米の赤ちゃん

「お米は最後の一粒まで感謝をして食べなさい。」 子供の頃こう言われて育てられてきたのは僕だけじゃないはず。 僕たちの年代はきっとまだ同じじゃないかな。 今の子供達はどうなんだろう? そして100年後はどうなんだろう? 日本ではお米を作り暮らしてきた。 もうずっと前から。 田植えは暮らしの大きなイベントで村のみんなで順番に一つの田んぼに入り全員で一斉に手で植えていた。 今は機械があるから各々が田植えをする。 速度も10倍早い。いや広いところなら100倍早い。

お米達の小さな家を創る

お米マガジン第三弾🌾 前回勇ましいことを言い放ってから2週間が経っていました。 言い訳は一つだけです。 梅雨なのに雨が降らなくなった🙌 晴れるということは有難いことに忙しいんです😅 無限のように湧き出てくる自然の仕事に加えて本来の役割である〝ヨーガの伝達〟もあります💦 では、なぜ今書けているのか? 答えは簡単♪ 久しぶりの恵みの☔️✨のおかげです。 実際はもうだいぶ進んでいる〝100年前の田んぼ計画〟に追いつきたいのですが今回の写真はまだ4月の終わりのもので

湧き水の道

〝お米マガジン〟を作ってからあっという間に3週間近くが経ってしまっていました。 その3週間のうちに季節は流れ、流れ、流れすぎてまさかの梅雨がきてしまっています。 目まぐるしい日々に書くものが追いつかず💦 いや!今日からお米マガジンが今に追いつけるように書こうと思います。(実はただ雨で時間ができてきただけですが、、😉) つまり今からは少しだけ前の話です。 前回のお米マガジンで載せた【100年前の田んぼ🌾】計画。 計画の最初はもちろん田んぼを創るところからなんですが皆

100年前の田んぼ

ここは〝100年前の田んぼ〟 山の中にひっそりとあった田んぼ。 僕はこの《美しい谷》の昔の景色が見たい。 勿論、時は戻らないし全ては変わり続け進み続ける。 それでもこの谷に暮らすことを決めた1年前に僕には昔の景色が見えた気がした。 その景色は本当に微かなものでしかなくてそこから紡ぐことはあまりにも果てしない。 でも、ここで生きていくうちに谷のみんなが僕に昔の景色をたくさん見せてくれた。 写真なんて一枚もないけど。 それでも話してくれる言葉たちが僕にはっきりと景