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これからのMリーグについて語る

7/112022-23シーズンに向けてのドラフトが行われ、Piratesは鈴木優さんと仲林圭さんを、サクラナイツは渋川難波さんを指名しました。仲林pに関しては個人的には指名されて欲しい人の1人でしたが、やはり独歩さんや菅原千瑛さんが先に指名されるかな、と思っていたので予想外の幸せでした。

まぁドラフトについては語り尽くされているでしょうし、私も特に言いたいことはないのでこの指名を踏まえて来シーズンの展望などについて語っていこうと思います。そんなに長くするつもりはないけどまた長くなったらゴメンね🙏



1.来シーズンのチーム順位予想

先に書いてしまいます。正直あまり自信はありませんが、当たってたら嬉しいのとこれくらい書かないとタイトルに反する気がするので...

1:KONAMI麻雀格闘倶楽部
2:U-NEXT Pirates
3:渋谷ABEMAS
4:KADOKAWAサクラナイツ
5:赤坂ドリブンズ
6:セガサミーフェニックス
7:TEAM雷電
8:EX風林火山

こちらで提出します。説明しますね。

まず私の優勝予想はKONAMIです。私が好きなタキヒサが在籍しているという贔屓目を除いても、爆発力(今シーズンは置いといて)の寿人さんととりあえずプラスにはしてくれそうな滝沢さん伊達さん、あとは高宮さんがベルセルクスタイルでも忍者スタイルでもいいので大負けさえしなければあとはファイナルで少し勢いづければ優勝しそうです。実際今シーズンのファイナルはかなりきつかった印象です。

キーとなるのは滝沢さん。以前のMリーガー格付けでも書いたように、普段の打牌は劣化版寿人さんにしか見えないです。基本的には字牌きってブクブクに構えてくれるのですが、混一色好きなのでしょうか、要らない手でも残していることをたまに見かけます。守備に関しては天下一品なのですが私には分からないタイミングで急に押し始めるので、そこに寿人さんを感じます。滝沢さんはよく他家を操る打牌をすると評されますが、他家が安かったり遅かったり見抜いて押している感じでしょうか。

まぁこの際実力がどうとかはいいのです。連盟のリーグ戦ルールではMでの実力なんてマトモに測れません。Mで強ければとりあえずそれでいいのです。

とにかく滝沢さんには字牌を切ることと、フワッと放銃を減らすことをお願いしたいです。たまにびっくりするくらい点棒減ってる時はフワッと放銃してるイメージなので、これが無くなれば滝沢さんの鉄壁の守備力が光りそうです。もう仕方ない不運の時は34着を受け入れて、他の試合で稼ぐようにすれば2年連続3桁プラスも余裕かと。そして滝沢さんが勝てば寿人さんも相乗効果で勢いづくので、その勢いに乗ってればいけると思います。ミーハーなタキヒサファンなので脳死で信じています。少なくともレギュラーは抜けると思います。


続いてPirates。鈴木優さんと仲林圭さんというこれまた強力な選手が新たに参戦しましたが、なんとな〜くシャーレを掲げている姿が予想できないです。ほんとにただのイメージです。実力は申し分ないはずなのに、何か一抹の不安というか、嫌な予感が拭えないです。なぜかどちらかがマイナス3桁くらいくらいそうという予感がしてならない...

まぁこれは新しい4人の姿や雰囲気を見れていないからだと信じていますが、ASAPINさん大好きな自分はやはり心のどこかでこの4人体制を受け入れることができていないのかもしれません、子どもですね〜笑

キーとなるのは小林さん。新規選手2名は未知数ですし、瑞原さんはあのスタイルなら基本的に大幅マイナスくらうことは無いでしょう。では小林さんは?実は初年度に3桁マイナスくらってるんですよね...たぶん打ち方を大きく変えることはしてないと思うので、もし小林さんに不運()が降り注いでしまうと、ファイナル到達すら怪しくなってしまうかもしれません。小林さんがいつも通り3桁プラスしてくれるなら、ファイナルまでは安泰だと思います。

ずっと名実ともに船長のポジションなので、誰かが来シーズンでもポイントゲッターとなって小林さんの負担を減らせば小林さんもプレッシャーなく麻雀を打つことができるでしょう。


3位にはABEMAS。もうずっとここでいいんじゃないですかね。みなさんも自問自答して欲しいのですが、ABEMASは今後優勝することができるのでしょうか?私は少し疑問です。実力はまぁ、レギュラーまでは問題ないのですが、セミファイナルから崩れ始める多井さん、降りすぎる白鳥さん、聴牌取りで放銃してしまう松本さん、狭く構えて和了を逃す日向さん、彼ら4人の悪いところがファイナルに近づくにつれよく出ていると思います。白鳥さんと日向さんは攻撃的に、松本さんは守備的に打てば結果が変わっていたなというシーンが多い気がします。

キーとなるのは多井さん。彼がセミファイナル、ファイナルでプラマイ0くらいに抑えればレギュラーまでの貯金とメンズ2人の活躍で優勝は固いのでは無いでしょうか。急にセミファイナルから掴みすぎなのか押しすぎなのか放銃での素点減らしが多いので、4着回避ならまだしも3着くらいなら受け入れて次の対局に託すスタイルでもいいと思います。まぁ私がアドバイスするようなことではないか。

ただ、最近チーム全体でヒール役のイメージを年々強めている気がするので、あと3年はブロンズコレクターの位置に甘んじていいのでは?とも思います(ABEMASが好きじゃないというのもある笑)。ABEMAS優勝という話題はMリーグがもっと廃れた時に清涼剤的に使いましょう。それまで3位で我慢!


そしてサクラナイツ。ここは4位に予想しました。

私は麻雀においてメンタルの要素を重要視しています。というのも、不運な放銃をしてしまったくらいでは私も大してメンタルは揺らぎませんが、くっつきやターツ選びで裏目をひいた結果和了を逃したり、ラス目で無理に混一色に向かい下家の親に無防備になった挙句自分は降りに回り親の高打点を手助けしてしまったり、シンプルな上がりたい手の押し引きで放銃してしまったりと、メンタルを削る要素はたくさんあります。そしてタチが悪いのは、このメンタルの揺らぎはその後の対局にも影響を与え、消極的で無駄な思考を増やしてしまうところです。

例えば、「さっき広げすぎて放銃したし、さっきの河を思い出して、6巡目までに真ん中の数牌3枚出たら闇聴も警戒して狭めて、鳴く用意もしておこう。」こんな感じですかね。前半部分は完全に邪魔な思考ですね...それに引っ張られて後半の判断もおかしくなってます。

と、いうようなメンタル部分のケアになっていたのが沢崎さんだったのではないでしょうか。内川さん、岡田さんの不調を自信のプラスポイントと優しい言葉で包み込み、彼らを悪者にしない気遣いをしていたと思います(もちろん堀さんも!でも沢崎さんの方がそういうことに積極的なイメージ)。

しかし沢崎さんがいない今、その役を担うのは内川さんです。正直ちょっと不安ですね。内川さんがエースとして活躍することは、正直厳しいです。マイナスもやむを得ないでしょう。その状態で、堀さんは大丈夫かもしれませんが、岡田さん渋川さんの精神的支柱になれるでしょうか(まぁ渋川さんも大丈夫な気がしますが...)。個人的に沢崎さんの代わりは渋川さんというより内川さんのイメージなので、内川さんが崩れるとチームの雰囲気がとんでもないことになる気がします。黙りこくる内川さん、イチャつく堀さん渋川さん、それを眺める岡田さん、どこにでもいる森井さん...

そんなことも含めて、キーは内川さんとします。彼の活躍がファイナルへの道を歩めるかにかかっています。内川さんが不調なら、堀渋コンビで行けばいいと思ったみなさん、それはチーム戦じゃありません。そんな形で連覇すれば内川さんのプライドはズタボロです。岡田さんも恐らくいい気はしないでしょう。チームとして勝つ、そのために内川さんにはエースとして結果を出してチームのメンタルケアを頑張って欲しいですね。


続いて5位にドリブンズ。このチームはなぜか最高級の実力者が揃っているのに勝てないという謎を背負ったチームです。女性必須ルールに反対していたらしいので、最近の流れに逆らった報いかな?

実力が微妙なのに華がない(私はたろさん園田さん好きだよ!一般的に見ての話)ところがかなりキツイですね。丸山さんでなんとか体裁を保っていますが、恐らくクビルールが適用されれば丸山さんが別の女性と入れ替わるだけなので、そこでもまた論争が起きるでしょうね。男子の解雇は村上さんがありうるかな?くらいでこちらも最高位戦の男子プロとの入れ替えなのが簡単に予想できます。

キーとなるのは園田さん。丸山さんは来シーズンも10登板前後でしょから、キーとは言えません。園田さんはもうまっすぐ打ちましょう。和了が遠く、どうしようもない手で放銃してしまうことがあってはいけないと思います。Mリーグは赤入りなので、もう少し引いてもいいと思います。

赤坂ドリブンズは全員がMリーグ内で見ると放銃率が高いので、もう少し局参加率を減らしていけば、ロンと言われる回数が減って素点も稼げると思います。たろうさんは止めることができないので園田さん、お願いします。


そしてセミファイナル進出最後の6位にフェニックス。私は近藤さんの実力をあまり信用していないことと、魚谷さんがムラが多いことと、茅森さんがフワッと放銃することと、東城さんに技術を感じないことから、セガサミーフェニックスを強いチームと思った機会があまりないです。ですが7.8位のチームよりは地力は上かな、と思いこの位置にしました。

キーとなるのは魚谷さん。MVP獲得者なのに、全体で見てもかなり成績が悪く、実は3シーズンで3桁マイナスをくらっています。ひどく不運なシーンは見受けられないので、読みが冴えている日とは何か違う原因(私はムラと呼んでいます)があるのでしょう。それをシーズン通して解消すればプラスは朝飯前だと思うので、あとは茅森さん近藤さんで200くらい稼いで、東城さんが大崩れしなければセミファイナルくらいはいけると思いますが、ファイナルに行くには実力不足に思います。


そしてレギュラー足切り、7位に雷電。私実はかなりの雷電ファンなのですが、正直この4人での優勝、というよりファイナル進出はドラフトを受けて非常に厳しくなってしまいました。

このチームは点取り屋が1人なのにそれを減らす点減らし屋が3人もいるので、稼ぎが結局負債に変わってしまっているのが大問題でしょう。しかし瀬戸熊さんは2シーズンでわずかながらプラスしているので、希望的観測で瀬戸熊さん、黒沢さん、ついでに本田さんにもプラスしてもらえれば萩原さんが大負けしても足切りライン越えはあるかな、という感じです。

キーとなるのは本田さん。彼が稼ぐか、ヒモになるかが雷電の運命を決めるでしょう。もう技術的なことは期待するしかありません。とりあえず早く字牌切っていきましょう。

あの顔で強くなったら令和のタキヒサポジションを内川さんと作ることができる、という夢を持って頑張って欲しいです。たった2年でクビにはなって欲しくないビジュアル...


そして8位に風林火山。松ヶ瀬さんは心配ないと思うのですが、残り3人が不安定すぎてキツイですね。勝又さんも今期は大きく稼げましたが、ラス目になると1人で麻雀して放銃しまくるというとんでも特性を抱えているため、普通に勝つか大負けの2択が多すぎて見ててキツイです(というか今シーズンまでマトモにプラスできていない)。姉妹は押し引きや手組みがよくバグってるので、来季2人とも3桁マイナスが現実的です。

Mリーグの理念からも優勝からも遠く、もはや誰が応援しているのかわかりません。はやくドラフトして強い選手を入れて欲しいです。弱いならせめてサクラナイツを超えるエンタメ力を見せて欲しいですね。

キーとなるのは勝又さん。勝又さんがプラスできないならもうレギュラー敗退でしょう。仮に微プラスしてもキツイです。チームポイントマイナスはほぼ目に見えているので、得意の計算力であと何ポイント稼ぐのかを予想し、得意の読みで勝ちまくったら何とか...というイメージです。まぁ別に推しでも何でもないので優勝しなければ何でもいいですけどね。


恐らくですが、来シーズンは3チーム(ドリブンズ、雷電、風林火山)全てがドラフトを行う結果となり、丸山さん、本田さん、瑠美さん(低確率で村上さん、瀬戸熊さん)がその被害を被るでしょう。この3チームは監督のムーブにも期待できないので、この結果は今は避けられないものと仮定して、その上で次の話をしていきます。


2.今後のドラフト指名予想

今回のドラフトはSNS上で「恐らく〇〇は指名されるだろう」「〇〇はこのチーム入る雰囲気出てる」のようなみんなの予想を少しだけ裏切った結果となりましたね。しかし今回は完全に実力重視、空いた穴を少なくとも現状維持以上の結果を期待できる選手で埋めてきました。

そこで考えたいのは、今回のドラフトを受けて、これからのドラフトはどのようになるのかということです。具体的にはこれからもガチ勢ドラフトが続くのか、芸能人などエンタメ重視になるのか、中道を行くのか...

私の結論から言うと、ガチ勢指名が増えると思います。ハッキリ言って、今のルールのままでは特定の数チームがドラフトを繰り返すような結果が目に見えています。具体的には私の予想の下位3チームくらいです。逆に上位3チームあたりはかなり安泰でしょうね。

なので、エンタメ重視の人を入れても負け続けるだけなんです。どうせ2年で入れ替えることになるなら強い人を入れていかざるを得ないと思うので、結果的にガチ勢指名になる、という風に思っています。ガチ勢でも努力すればエンタメもできるというのは堀さんが証明してますからね。

では、今後指名されそうな選手は誰なのか?その選手の特徴や指名されそうなチームを軽く予想します。


まずは先日会社を辞めたということで話題になった矢島亨さん。

高打点鳴き麻雀という雀風で、雀王戴冠経験アリ、更に美容関連の話題も呼び込めて、名実ともに次期Mリーガーにピッタリです。麻雀も見てて華があるので本当に連盟縛りのチーム以外全てから声がかかる可能性があります。雷電が取るかドリブンズが取るかという感じですね(どちらも縛りしてそうですが、一応してないとのことなので...)。

続いて独歩さん。


押し引きで魅せるタイプの麻雀で、天鳳位戴冠経験アリ、日向さんと
YouTubeをやっているので集客力も見込める、あとあのスタイルがゆるキャラ的(顔...)でかわいい、など色々と魅力があります。人柄も良さそうなので、ドリブンズからの指名がアツそうです。

続いて醍醐大さん。


先切り
10段の異名を持つ特徴ある麻雀で、最高位戴冠経験アリ、ネットとリアル両方で結果を出しているということで、今回のドラフトで有力な候補として挙げている方も多かったでしょう。この方もドリブンズからの指名が予想されますね。パイレーツもかなり近い気がしますが、ガタイの大きいおっとりタイプは小林さんと被るのでないような気がします。あと腕毛が気になる。あと見かけによらず愚形を嫌っているシーンをよく見る気がする。

続いて菅原千瑛さん。


小動物系の可愛さがあります。かなり門前で高打点を追い求める清純派黒魔術師(?)で、桜雷戦優勝経験アリ、最近最も勢いある雀士の1人ということで、名実どちらも獲得できる選手として今後推されていくでしょう。風林火山かセガが獲得する可能性高し、という感じですかね。かわいい女性は画面映えするのでどんどん増えて欲しいです。

続いて小宮悠さん。


もっと小動物系な感じです。ロジカルでバランス型の麻雀で、夕刊フジ杯優勝経験アリ、こちらも最近最も勢いある雀士の
1人で、次期ドラフトで選ばれる女性候補でも有力ですね。ドリブンズに入る女性にピッタリな気がします(その時はちゃんと20試合くらい出て欲しい...)。

続いて山脇千文美さん。


綺麗な方です。鳴きを駆使して上がりまくる参加率高めの麻雀で、RTD Girl's Fight戴冠経験アリ、こちらもまたまた最近最も勢いある雀士の1人で、ドラフト予想に挙げている方もかなり多かったですね。鳴き麻雀で強いというと魚谷さんが思い浮かびますが、読みを駆使して押し引きする魚谷さんというよりは先手を取って和了する前原さんや小林さんのようなイメージです。この方はどのチームでもやっていけそうな雰囲気があります。

最後にHIRO柴田さん。


連盟の星のような選手で、タイトルが無いにも関わらず、A1リーグで累計最多ポイント(たぶん)を稼ぎ、瀬戸熊さんに麻雀遊戯barで「今1番気になるプロ」と評されていました。麻雀に関して、私とはかなり選択が異なるのですが、サラッと放銃回避したり回ってあがりきったりと、全てが高水準なバランス型なんだろうと勝手に思っています。園田さんと同じリーグ戦で勝ち続けるタイプなのでしょうか。しかしA1リーグとMリーグのルールがかけ離れていること、そもそも興味が無さそうな点から、雷電から指名が無ければ参加は無いのかも...

こんな感じですかね。なんかみんなの写真が古い気がする...

まぁ、個人的な要望としては矢島さんに雷電に入ってもらってエースとして活躍して欲しいですが、誰がどのチームに行っても視聴は続けるつもりなので結局何でもいいです。入れ替えという背景を使ってたくさんドラマを作って欲しいです。

では、最後に1番語りたかったことを語ります。


3.Mリーグの向かう先について

ここで質問です。

皆さんはこれからのMリーグはどうなると思いますか?また、どうあるべきだと思いますか?

上のドラフト予想をした文中に「今のルールのままでは」という言葉を入れました。今までの話はこれが前提になっています。

というのも、今のルールでABEMASPiratesが入れ替え対象になることは到底考えられません。KONAMIやサクラナイツもかなり安泰、となるこの先10Mリーグが続くとすると、初めは雷電や風林火山、セガの入れ替えが多発するでしょう。実力の無いチームは入れ替えで強い選手を入れざるを得ません。するとその先10年、実力は保証された選手によるしのぎあいが続くでしょう。もしかしたらエンタメ力が薄れてしまうかもしれません。

しかしそれはMリーグの目指す未来なのでしょうか?
「熱狂を外へ」 このスローガンを掲げたのに他のリーグ戦と同じような画になってしまううと、逆にMリーグは内へ内へと縮こまっていくでしょう。

そして実力のある稼げる選手はMリーグに頼らずとも生活できる資金があるでしょうから、変わり映えしない相手と半年以上リーグ戦の合間を縫って戦うのは大変なことです。Mリーグがれっきとしたリーグ戦ではなく、日本シリーズや最高位戦classicのような、団体混合の勝負と同じになるまで成り下がることはないと思いますが、今後それらとの区別を測るために、何かしらMリーグ全体が変わるタイミングなのでは?と思いました。

具体的には、「選手の流動的な入れ替え」と「番組としての意識強化」です。

前者に関して、今のままでは選手入れ替えが少なすぎて画に変わり映えが無さすぎるので、ドラフトは毎年やりましょう。盛り上がりも十分ありますし麻雀プロへの希望が増え、結果的に麻雀界隈の発展に繋がるはずです。

ルールとしては、個人成績最下位〜下から3人は強制入れ替え、セミファイナルに行けなかったチームは強制入れ替え、3年連続ファイナルに行けなければ強制チーム解散というふうに、入れ替えルールを増やして厳しくする。その場合は選手を守るルールとして、例えば個人三冠のチームメイトがいるチームや前シーズン優勝チームはその規定から外れる、等があればある程度納得いくでしょう。

もしくは、チームそのものやチーム人数を増やす。こちらは個人の活躍が小さくなるため現実的ではありませんが...

これくらいしないとこれからの5年くらいは面白くないと思うんですよね。安定して強いチームがいるのはいいのですが、その陰に隠れて負けまくっているのにチームメイトのおかげで入れ替えから逃れているのはちょっとどうなのかな、と思います。

誰かを入れ替えて欲しいわけではありません。このままほとんど同じ人が続くと団体のリーグ戦とほとんど変わらないし、エンタメも数人に頼ってるだけでダメですよね?という意見です。

そして後者に関して、本当に企業からお金を貰っているチームの選手の一員の自覚ある?という人が今でも多いです。

今はユニフォームに書いてある企業数がエンタメ力を表している感じになってますよね。サポーターが少ないのは仕方ないですが、それを改善するために今から頑張れることはエンタメと技術の洗練でしょう。何人かの選手は「カメラの前ですよ!全国放送されてますよ!」と言わないといけないですよね...

私は個人的にこの人がいないとMリーグは終わるな、なくてはならないな、と思ってる人が何人かいます。それは小林さん、黒沢さん、日吉さん、土田さん、渋川さんです。なんとな〜くこの人たちがMリーグの支えとまでは言わなくても、特色となっていることは分かると思います。

この人たちに共通してるのは何かな、と考えたのですが、Mリーグという場で自分を表現するとともに視聴者を満足させている点ですね。

例えば実況の日吉さんは麻雀界唯一無二の絶叫解説で麻雀中級者〜ルールを知らない人にまで楽しみを与えています。名場面や迷言をたくさん生み出してくれました。土田さんとペアになるとダブルボケダブルツッコミの漫才解説、渋川さんとペアになると的確思考&リスナー目線でワクワク解説となり、とても面白いです。

小林さんは対局中は視聴者を強く意識して捨牌を上下揃え、鳴いた牌は1度見やすいところで固定し、リーチ後はツモ牌を止めて見せてくれます。卓外ではロボぶりを発揮し、Mリーグ外では健康麻雀の普及活動に勤しんでいます。健康麻雀志向の私からしたら小林さんは理想のプロです。

黒沢さんは自身の麻雀をMリーグという場でプロデュースしつつ勝利を収め、黒沢さんといえば〇〇というようなイメージも獲得し、本も出版して出産もするなどMリーグに入ってから順風満帆な生活を送っており、その人柄と麻雀の面白さに魅せられたファンがたくさんいます。私もその1人です。

私は先程誰がどのチームに入っても見続けると言いましたが、この中の誰かがMリーグからいなくなった時、見るのをやめてしまうと思います。それくらいかけがえのない方なんですよね。

そしてMリーグの理念としては、カメラに映る関係者全員がこのようなMリーグになくてはならない人となって盛り上げていくことだと思うんですよ。そしてそうだと考えた時、番組としての意識が無い人は5人を見習って自他ともに満足できるような番組作りをして欲しいんですよね。ただ麻雀をするだけじゃないんです。企業からお金をもらって、全国に向けて麻雀を発信する場なんです。その理念を今一度全員に確認してもらいたい。その理念が気に入らないなら出ていけばいいだけですから。

皆さんも、これからのMリーグがどうあって欲しいかはまとまったでしょうか。皆さん思うところはそれぞれだと思いますが、私は、Mリーグは全ての麻雀プロにとっての目指す場所の1つであり続けて欲しいです。その為に、この2つの変化が起こって欲しいです。

もちろんその変化によるデメリットはあると思いますが、このままで続くMリーグは身内ノリだらけの団体混合のリーグ戦だと思います。とにかく理念を今一度思い出して欲しいですね。熱狂とは何か、外へとは何か。ただ勝って気持ちいい場所でも、自己プロデュースの為だけの場所でもないんです。Mリーグがいつまで続くかはわかりませんが、私は麻雀に興味がある限りずっと見ていたいです。他のリーグ戦放送には無い良さがてんこ盛りなんですから、それを大切にして欲しいですね。


最後に

結局長くなってしまった...Mリーグ新シーズン開幕まであと約3ヶ月ありますが、この3ヶ月をどうやって過ごそうか...友達と麻雀やって紛らわすしかないな。それかぼちぼち最強戦見るしかないですね。

2022-23シーズンのMリーグは強い選手の台頭により上位チームと下位チームの差が別れて争いが激化しそうですが、その流れを掴めるのはどこのチームになるのか楽しみですね。

今の話題は仲林さんがダイエットに成功して本当のイケメンになってしまうのかどうかだな…🤔

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