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041 【セルフコンディショニング】②JBJTという考え方

JBJT(Joint By Joint Theory)

を、ご存知ですか?僕はコンディショニングをする上で基本的な考え方として腑に落ちるのでよく参考にしています。

僕より断然分かりやすい説明をされている方は、世の中に山ほどいらっしゃるので、JBJTについての理解はリンク先を参考にされてください。

僕はウエイトトレーニングを教えたり、フィットネスを教えるのが仕事なので、理学療法士でもセラピストでもありません。なのでめちゃくちゃ深い話なんてできませんが、、、

例えば、どこかにぶつけた!とか、いってぇ!やっちゃった!みたいな「明らかなきっかけ」もないのに日常生活やスポーツなどをしているうちにイテテ、、、と腰痛(腰椎あたり)が出たとします。

これについてJBJTを元に考えてみると

そもそも大きく動くことを勧められていない箇所が
本来動いて欲しい箇所が動かないために
代償した(代わりに動いた)から、痛めた

いうストーリーをまず疑います

今回のケースでは、痛めた腰椎は安定を求められる関節で、よく動いて欲しい隣り合う関節は胸椎と股関節です。

つまり、この腰の痛みは
胸椎か股関節の可動域が何らかの理由で低下して
腰椎が代わりに無理して大きく動いちゃったから
痛めちゃったんじゃね?

と、なります。

実際、トレーニングの現場でも腰痛を訴えられる方に対して姿勢や関節(胸椎、股関節)の可動域を見ると、それが原因かもしれないなと感じるケースによく当たります。その方々に問題のある可動域の改善を図ることで、症状が軽減したり無くなったりすることもざらにあります。

JBJTは概念も分かりやすいし、考え方と実際が一致することが多いため、個人的にはコンディショニングだけでなく、動作分析やトレーニング方針で仮説を立てる時にも役立ちます。

膝や腰を痛めることなく、健康的に日常生活動作を楽にしたり競技力のパフォーマンスを上げたいなら、一般の方も水球選手も一様に、それぞれの隣り合う関節(胸椎、股関節、足関節)くらいは可動域が低下しないように日々セルフコンディショニングに努めたいものですね!

今回はここまでです。少しずつ、完全な知識でなくとも、コンディショニングの大切さについて理解を深めていきましょう!

それではまた!

#水球 #関節可動域



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