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こんな夢を見た

見た事のないひとと、夜の海岸を歩いている。

浜辺にはたくさんの光るくらげが浮いていて、それに触れると電気が走ったようにびりびりする。

隣を歩くひとは、桟橋に泊めてある舟を指差して、「あれに乗れば島に行ける」と言う。

私は島に行きたくて、舟まで走る。

舟に辿り着くと、今までいたひとはもういなくて、舟はひとりでに動き出す。

動き出して気づく。それは海をゆく舟ではなくて、そらにのぼる舟だということに。

そらには、信じられないほど鮮明な宇宙が広がっていて、私は降り注ぐような星々をずっと見つめている。




こんばんは、i です。

今日は何だか夢のお話が書きたくなって、漱石先生の夢十夜を思い出しながら書いています。

夢見の海王星と、拡大の木星に回路ができている今、夢のお話を書いておかなければいけないような気がしたのです。

夢、見てますか。

私は、今ではほぼ毎日見ています。

でも、以前はたまにしか見ていませんでした。夢を頻繁に見るようになったのはここ数年のことです。

その数年の間に何をしたのかというと、夢日記をつけ始めました。絵を描いたり文章を書くのが好きなので、創作のヒントにするために付け始めたのがきっかけでした。夢って脈絡のない、理屈の通らないことが普通に起きるじゃないですか。あれが面白いなと思ったんですね。

すると、不思議なことが起こりはじめました。

記録をつけるようになってから、明らかに夢を見る回数が増えて行ったのです。

以前は一か月に一回とか、二か月に一回とかそんな程度だったと思います。それが一週間に二、三回。時を重ねるごとに増え、今ではほぼ毎日見るようになりました。ただ、体がひどく疲れているときは見ない事もあります。

いつも枕もとにメモ帳とペンを置いているのですが、夢を見て起きたらすぐにメモするようにしています。これが習慣になったおかげか、以前ならすぐに忘れてしまった夢も、覚えていられるようになりました。

でも、起きた瞬間に猫の襲来を受けたり(笑)、やらなければいけない用事を思い出してしまったりと他の事に気をとられると、忘れてしまうこともあります。

さらに、夢の内容が変わってきました。

どう変わってきたかというと、見知らぬひとが夢に出て来ることが多くなりました。以前は知っている人が出て来ることが多かったように思うのですが、全然知らないひとが夢に出て来るようになりました。

あとは、信じられないくらい明晰な夢をしばしば見ます。

これは、通常見る夢とは明らかに違うのですぐにわかります。本当に信じられないくらい明晰で、鮮明です。

あとは予知夢というか、お告げみたいな内容の夢も見ました。

日付とか、色んな情報が出て来るので、起きてからネットで検索してみると意味ありげなイベントがあったりしました。もちろん行きました(笑)。めちゃくちゃためになる講習会でした。


さて、私の夢見の実体験をつらつらと書いているのですが、何でこれを書こうと思ったかというと、夢は無意識からのメッセージだと思うからです。

無意識、集合意識、高次の世界・・・そんなものたちからのメッセージだと思っています。

実際に、普通の夢を見た時でも、ちゃんと分析してみると、驚くほどにその時の課題が表れていたりします。そして、そういった課題は顕在意識に上がってきていないことが多いので、夢を分析することで初めて気づくことができます。

どうして、そういった高次世界の意識からメッセージが来るのかというと、きっと寝ている間は自我というか、自意識というものから解放されているからだと思うんですね。

自我から解放されて、一なる意識と一体化している。

だから色んなメッセージを受けとれるんだと思います。

見知らぬひとが頻繁に夢に出てくるのも、集合意識にアクセスしているからなんだろうなと考えています。

そして、これも実体験なのですが、夢日記をつけ始めてから魂の覚醒が徐々に始まっていったように思います。

目覚めるように環境を変えられていった、というか。

でもたぶん高次の私がそう導いていると思うので、自分で変えていったとも言えるわけですが。

以前は、魂とか、スピリチュアルとか、全然信じていない人間でしたから。

でも、寝ている間に体が浮くような不思議な感覚とか、対外離脱する夢を見たりとか、夢から目覚めて半分覚醒した状態で、まぶたの裏にいくつもの光が飛び交うようになったり、ふわふわして暖かくて、でもものすごく高圧な風船みたいな感触を体に受けるようになったりとか・・・。

それどころか起きている間にも、シンクロニシティが頻繁に起きるようになって、これだけ不思議なことが自身に起き始めると、いつの間にか高次の世界の存在をすんなり受け入れるようになっていました。

その頃には、心の汚れを落としたくてひたすらに内省をしはじめていました。でも、今振り返ると目覚めのための「行動」として一番最初にしていたのは、何気なく始めた夢日記だったなあと思います。

ちなみに夢分析には、夢診断、夢占いのサイトや本が参考になりますが、例えば動物が好きな人が見る動物の夢と、嫌いな人が見る動物の夢では意味が違ってくると思います。一番信頼できるのは自分の感覚だと思うので、そういったサイトや書籍を参考にしながら、自分の感覚と照らし合わせて分析していくのが良いかと思います。

夢が気になる方は、まだ木星が射手座にいる11月くらいまでは、夢見のエネルギーが強いので夢日記つけてみるといいかもしれません。今年は基本的にスピリチュアルな力が強いので、今始めるのはすごくいいと思います。

といっても海王星が魚座に滞在している間(2026年くらいに牡羊座に移動します)は夢見やスピリチュアルな力が強いといえば強いと思うので、ご興味ある方は気長に続けてみるといいと思います。私も不思議なことが続々起こり始めたのは一年くらい経ってからだったので。

夢日記のお話でした。

では、皆さま今夜も良い夢を!

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