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人の心の無くし方　～人外入門編～

ルルクス

この記事は定期ゲ Advent Calendar 2020[梅]の三日目の記事です。
どうしてアドカレ私のアイコン表示されないんだ？わからん。

＜＜2日目　４日目＞＞

はじめに

この記事には大量の主観と大量の語彙の無い表現が含まれます。

「これが正しい！」と断言するものではなく「こうするといいかもしれない」というものなので、余りそのまま受け止めないようお願いします。

こんにちは。ルルクスと申します。この度アドベントカレンダーをとって何を書くかと考え、意見を求めた所キャラメイクについて聞きたいという声があったので、自PCや全く関係のないツイートを例に挙げたり挙げなかったりしながらそれについて書いていこうかと思います。
3日目に書くような内容じゃない気がするけれども、まあ………ゆるしてほしいな！と思います。

筆者は文字を書くのに慣れていないので散文・乱文他……文字数そんなに長く書けてないです。ラフに読んでください。
筆者、心理学とか履修してないので！なんか……そんなにいい感じじゃないです！



0.筆者について

これは内容とそんなに関係ないので次項目まで読み飛ばしてよいものです。

ルルクス、もしくは瑠璃雀(るりすずめ)と申します。以前まではpixivの企画創作で自キャラを描きながら動かしたり、twitterでなりきりRPをしていた生き物でしたが、twitter企画での知り合いを経由して定期ゲーム界隈へとダーーイブ！！！することになりました。定期ゲーム・AP制ゲーム(交流系チャットサイト)の参加経歴は以下の通りです。(略称表記させていただいております)

コトシタ(1期/ENo.5866)：ユト、ささくれ、アクィエル
ソレナリ(1期/ENo.1075)：カルミア
ラスオダ(#A/ENo.114)：ディルソ
イバラ(本稼働/ENo.896)：ランプ・スファイラル
クリドリ(RNo.70)：ネルヴォーシア
ソラニワ(No.156)：スユ、カシ、アクィエル
ストロア(SoLAβ)(No.254)：鍍爛(トラン・グマンシア(徒花の魔女))
クリトラ(ENo.360)：祝福の妖精、『機界』の魔女、エッセラタン 他

他フタハナでは(フタハナは回数が多いので別記しとくか……という気持ちで分けただけなので、こう、他意はありません)

2019ΩΩ/ENo.38：ミヤマ
2019ΩΩΩ/ENo.8：アザジ
2019お盆/ENo.59："墓落とし"
2019ハロウィン/ENo.161：黄昏(コウコン)
2019大晦日/ENo.14：楠木
2020ΩΩΩΩ/ENo.216：ゆめか
2020ホワハナ/ENo.25：蓉花
2020ハロウィン/ENo.13：Zed(ツェド)

こんな感じですね。見覚えがあるキャラがいたら……嬉しいです。
いつも楽しい遊び場所を提供してくださっているGMの皆様方に、この場を借りて多大な感謝をさせていただきます。大感謝！！

1.『人の心』ってそもそも何？

さてではまず最初に、『人の心』とはなんぞやというところから入りましょう。
「命だけは～～」と懇願する人々をズッタンバッサンと斬り払っていく人の事を「血も涙もない人間」だと言ったり、恥も外聞も無く蹂躙したりする輩のことを「人の心が無い」「あんなの人間じゃない」とかなんだかんだ、言ったりしますよね。多分これはこう……時代劇とかドラマとかアニメの話っぽい感じの方ですが。残虐な行為や残酷な事を平然と、ないし愉しんでいるやっている人物に対して、そのような言葉は使われると思います。しかしながらそういった人物はぽっと出の脇役だったり悪役だったりと、あまりスポットを当てられていない事が多いでしょう。

定期更新ゲーム等チャットゲーム(以下：定期ゲーム)ではどうでしょう。基本的にどんなプレイヤーキャラクター(以下PC)でもひとりひとり、プレイヤー(以下：PL)が丹精込めて捏ねていると思います。つまりは、外側だけではなく内面的な理解が必要になってくる事でしょう。

さて、では内面も併せて。前述のように残虐な行いをしているけれども実は本当は殺したくはないけれども仕方がなくそれをやっていて、後からその事をものすごく悔やんでいるキャラクターでしたらどうでしょう。残虐な行いをしているけれども、人の心があるように感じられます。
でも、それをその行為だけを見たらそれはやはり、人の心の無い行動に見えるでしょう。

つまりはですよ、人の心というのは二つの見方があるんですね。
他者からの視点……すなわち行動にか、自己もしくはPLにしか判別できない精神にか。
他者視点の人の心と、自己視点の人の心との二つの視点から、『人の心』が無いというものを見て行きましょう。

2.『人の心』のないキャラクターとは？

とりあえず私が思いついたのは以下の通り！！！！
■他者視点で『人の心』がない
・行動が残虐である
・『常識観』が違いすぎる
・他人の心情を汲み取らない

■自己視点で『人の心』がない
・無感情もしくは無感動
・完全自己中心的思考

では一つずつちょっとした解説をいれていきます……ふわふわ。

・行動が残虐である

これはなんかさっきから言ってますね。行動が残虐であるということは、言ってしまえばその"行動"に躊躇いがないということ。躊躇いがあったらどうしても手は緩んでしまいますからね。『こいつは他人の痛みが分からない』んだろうなと思われて、『人の心』……ねえな！と思われます。
願いの為にあらゆる覚悟をキメて人殺しを行う人間や、特定の人・物への妄信のために他を排除するようなメンヘラやらヤンデレやらも、『人の心』がないもののように見えるのかもしれません。
どれほどの想いがあろうとそれは、被害に遭う側からしたら知ったもんじゃないですからね。


・『常識観』が違いすぎる

これは多分分かりやすいんじゃないかな……。
"死んでも生き返るのが普通だから死ぬことを他者に推奨する"とか
"死を悼む文化 or 死体を丁重に扱う文化が無い中で、死体を自由に活用している"とか……そんな感じですね。
死が一度きりの我々からしたら「一回死んで来いよ」なんて言われたら「は？？？アホか？？？」ってなりますし、「これ死体使ったんだ～～～！」って言われたら「は？？？死者の冒涜か？？？」ってなりますよね。よね？？？
我々日本人の火葬文化がよそからみたらサイコパスに見えるように、文化が違えば感じ方も違う。命にまつわるものはすべての命に必然である以上より一層、文化に根付いています。
死と生についての認識が我々と違うだけで、だいぶ人の心無く見えますね！

これは人の心のなさとはちょっとズレますが、愛の違いとかもおいしいですよね。ともに寄り添う事が愛の者もいれば、常に愛を示し合う事を愛とする者もいる。"同じものになる"事を愛をする者がいれば、ここで終わらせることを愛とする者もいる。愛は人の心のないムーヴの動機にもしやすいですよね、余談！


・他人の心情を汲み取らない

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要するにサイコパスなどのことです。うちにはサイコパスキャラがいなくて……わからないんですけど……。
サイコパスなどといったのは、他にも該当するものがあるからですね。例えば年齢が幼いキャラ、そういう精神的な疾患があるキャラなど……ですかね。
「転んだ時の痛みは転んだ人にしか分からない」みたいな言葉ありましたよね。どこにあったんでしたっけ？経験したことのない痛みは分からない。ある程度想像がつくものであればある程度の同調は出来るでしょうが、想像もつかないものであれば、反応をおざなりにしてしまうかも知れない。幼いキャラは基本的に経験も浅いですから、相手の心情を読む事は難しいしそもそも子供にそんな話をするな～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～失礼本音が。とりあえずそんな感じ……ですね！


次！！自己視点の人の心にいきます。


・無感情もしくは無感動

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役目を全うするための存在、目的があって作られた人工物……などですかね。役目に関係ないものについては軽く流したり、円滑なコミュニケーションの為に一応ちゃんと聞いている体を装ったり。割かしこの分類の人の心のないフレンズは、はたから見ると人の心があるように見えると思います。感情を思考で理解して受け止めて、それに適切な対応する。少なくとも私の手持ちPC達はそんな感じですね。
役目に関係ないものを完全に受け流すと、定期ゲームで交流することは出来なくなるので……。定期ゲームで使うために一応相手の感情に理解を示すような感じのモノになっております。けれども、他人の言葉に揺り動かされて思考を変えることは無い。『無感動』というのはそういうことです。感情のないキャラは難しいですが、感動の無いキャラは結構やりようがあります。オススメ！


・完全自己中心的思考

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要するにクズ。自己の為に他を利用する……他者にどれほど想いを寄せようと、最終的には絶対自分を取るようなものです。
相手を思い遣っているようで実際は自分の目的を達成するための道具としか見ていない感じの……やつです。上にスクリーンショット出してる奴は悪魔なんですけど、役目を逃れるために人間と契約して意地でも現世に留まろうとした結果色んな人とか物とか犠牲にしていってる奴です。滅茶苦茶依存させた後に捨てるロールがしたい人にオススメ！！(最悪)


とまあ一つずつ解説……講評？をしていきましたが、まとめてざっというと
「人の心」というのは「他者への共感力」である、と言い換える事が出来るやもしれません。人の心があるから、犠牲を想って残虐な行動ができない。人の心があるから、他人の痛みを想って気を遣う。そ～～～～～いうことです！！！！！！そういうこと！！！　自己視点の人の心のないキャラが人の心があるように見えやすいのは、そういうところです。共感"しているように"見せる事ができるので、そういうことです。


3.『人の心』のないRPとは？

みなさん、「このキャラ人の心が無いはずなのになんかめっちゃ人の心があるんだけど～～～～！！！」とか「どうしてこの設定のこのキャラに人の心があるんですか？」とか……なったことありませんか？！私はないです。

RPの仕方を……おしえよう！と思いましたが、ぶっちゃけキャラの設定によるので一概には言えねえよな～～～～～！！！と思っているので、ぽあっと浮かんだポイント数点書いておきます。自分のキャラに合わせて取捨選択してください。
上で挙げた人の心の無い分類に従って書いてないのでなんかもう、ユルシテ……。

尚これは既存キャラの人の心の無さを量る指標にはなりません。あくまでも、人の心のないキャラクターを新しくやりたい！と思った時にやってみるといいかもしれないヤツです。よろしくお願いします。


　◆大きな目的意識を持っておく

これは人の心がないキャラに限ったものではないですが、キャラクターがその場所にいる理由をしっかりとつけた方がやりやすいかと思います。
あとは定期ゲームでRPするためにも、そのキャラクターが他人に興味を持つ理由も考えておいた方が吉だと思います。
なぜなら……なんとなく気になったからとかそういう、感情的な理由が使いづらいので……。


　◆「可哀想に」「残念だったね」という言葉を故意に使用する。

もう少し大きなまとまりで言うのなら『無自覚に相手を下に見る言葉』を使用する……というところでしょうか。他にどんな言葉があるか分からないけれど、テレビとか日常生活で意識して聴いてみると案外あると思います。
ふつう可哀想なんて言葉、自分には関係の無い他人が悲劇を被った時とか冗談でしか言わない……ですよね？そうであってくれ。
これらを使うことで相手に寄り添う気がないのが滅茶苦茶相手には伝わると思います。上から見るだけの観測者にわざわざ自分の事ひけらかそうなんてなかなか……思わないものですので。住んでる次元が違いすぎる！って。億万長者に自分の身の上話する気が起きるかって話です。
誰かの重めの過去の話を聞いて「え～なにそれ可哀想～！で、その時君は何してたの～？」みたいな……感情に流されないで相手の掘り下げが出来ます。それはそうとして相手PCに嫌われても致し方ない感じです。


◆量より質で表現する。

これは残虐性についてのはなしです。ぶっちゃけ定期ゲーム界隈、世界滅ぼした事あるとか人滅茶苦茶殺したとか……多いので……。量より質を意識してRPすると良いのかな？と思います。具体的に言うとこう、戦闘ロール上で容赦のない手を打つとか、そういうやつ……ですね。どうしてもお相手との兼ね合いがあるので難しいですが、ソロールでしっぽりと死体を無碍に扱ったりするだけでもインパクトは出るんじゃないかなと思います。


これは余談ですが大昔、戦闘ロールの末に殺した相手の死体をバラバラにして埋めて「面白くないな…」とキャラが呟いたら第三者からお気持ちメッセージをいただきました。用法用量プレイング場所は……選ぼうな！！！！


　◆感情を度外視して物事を判断する。

「こうした方が効率的」「こうするのが最適だった」みたいなそういう奴です。葛藤している相手にこういうのぶつけると、滅茶苦茶人の心……ないですよね！
あと書くのここじゃない気もしますが、「～したい」という表現するところを「～すると良いと思った」と書くとめっちゃ感情使ってない感じしますよね。敢えて「～したい」の表現を使って感情があるように見せかけるのも好きです。

とりあえず思いついたのはこれぐらいですね。まだまだあると思いますので参考までにどうぞ。


4.『人の心』のないキャラのRPで注意することは？

一番大事な事はPLまで人の心を失わない事です。
RPは相互の思いやりの上で成り立っていると思いますので……。
人の心の無いRPはキャラクター上だけにしておきましょうね。
"自キャラは絶対こういう人の心無いこと言うよなあ"と思っても、状況によっては控えた方が良い時もあるかもしれません。場の空気を読んで、人の心の無いムーヴは用法容量を守ってやりましょうね。

あとこれはとても主観なのですが(ここまでもすべて主観ですが)
自分のキャラクターの事すべてを理解する事は出来ないと思っていた方が良いと思います。だって我々PLは人間で、人の心がありますから。
うちの手持ちの悠久の孤独の中にいた悪魔の考えてる事なんて1ミリも分かんないですし、頭のないバカ人外の考えてる事もまた1ミリも分からないです。理解してはいけないものだとまで思ってます。
常に自キャラを探り、常に理解をしようと歩み寄るぐらいが多分……ちょうどよく自キャラ……特に人外キャラを付き合っていける方法なんだろうなぁ……と思っています。


5.最後に

人の心がないお話、どうでしたか？人の心が無いキャラというのは、作ろうと思えば難しいものです。だってPLには人の心がありますから……。でも、そうやって自分に無い物を作る　自分にはない視点を作る、というのがRPにおける醍醐味のひとつであると思います。

みなさまには視野を広げ、新しく見えてきた色々なものから発想を得て、様々な創作物を生んでいってくれたらな～と思います。散文・乱文となりましたが、ここまでありがとうございました。

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