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広島・宮島旅行記|後編

親友との広島・宮島1泊2日旅行。2日目は宮島と平和記念資料館を巡ります!

前編はこちらから↓

宮島へ

厳島神社は満潮か干潮かで表情が大きく変わります。
私たちはどうしても海に浮かぶ厳島神社を観光したかったので、満潮の10〜11時台(※季節によって変わるので注意)に厳島神社にいられるように事前に予定を立てていました!
ということで2日目の朝は7時前に起き(大学生にしては頑張った)、ホテルで朝食を食べて9時くらいに出発しました。

一旦広島駅に出てコインロッカーに荷物を預け(穴場のロッカーについては前編で紹介してます!)、山陽本線で宮島口駅を目指します!広島・宮島口間は25分くらいです。
写真には収めていなかったのですが、車窓からは街あり川あり海ありの景色が楽しめました。

宮島口駅に到着後、徒歩3分ほどのところにある乗り場でフェリーに乗り、いざ宮島へ!チケットは特に必要なく、ICカードさえあればすぐ乗れるのでとても便利でした!

フェリーみやじま丸

船は数隻がかなりの頻度で行き来しており、乗り遅れても次の船にすぐ乗れるので安心です。

出港

船の上は風が強かったですが、非日常の体験にテンションが上がりました!

船からの眺め

厳島神社

船を降りたら右手の厳島神社方面へ。海辺の道を歩くと、ほどなく鳥居が見えてきます。

入口のようなもの
海辺の道
鳥居

そしてついに......!

大鳥居

青い空と青い海、そして浮かぶ朱色の鳥居。とっても綺麗でした!!
ちなみに大鳥居はなんと奈良の大仏と同じくらいの大きさなんだそうです。遠目からだといまいち分からなかったのですが、干潮の時はぜひ近くまで行って見てみると楽しいかもしれませんね!

干潮時はここから浜に降りられる模様
綺麗な海

もちろん厳島神社の社殿にも入りました。
ごく一部工事中の箇所もありました。水に浸かっているぶん、維持管理も大変だろうと思います。
そして念願の御朱印をゲット!かっこいいです!

御朱印

神社の裏側ではまた違った景観が楽しめました。
写真右手の石垣よく見ると、すでに潮が引き始めているのが分かります。

裏側の景観

神社を出ると、右手に松原があります。そこからの眺めが本当に綺麗だったのでおすすめしたいです!
砂が白いので、海水が透き通って見えて、とっても綺麗なんです🥲 寄せては返す波の音を聞きながら30分くらいぼーっとしてしまいました。心から癒されました🥲

松原からの眺め

そうしている間にも徐々に潮が引いていくのが分かりました。これが月の引力の影響だなんて不思議です💭
永遠に浜辺にいられるな〜と思うほど綺麗な眺めでしたが、後の予定もあるので泣く泣く引きあげました。。

食べ歩き

その後は商店街で食べ歩き!
どのお店も大繁盛で活気がありました。

友人の友人が広島出身で、揚げもみじ饅頭を推していたとのことで、さっそく食べてみました🍁
「そば処 とんぼ」の揚げもみじは天ぷらタイプ。衣もおまんじゅうの生地も薄めなので、さくっとぺろっと食べられました!中のこしあんも優しい甘さで、とってもおいしかったです!!最高〜!
写真ではぼやけていますが、背景の川辺では鹿が日向ぼっこしていました。奈良の鹿と比べるとだいぶ大人しくて、安心感がありました。笑

天ぷらもみじ(1個220円)

1個では足りず、「博多屋」の揚げもみじも食べました。こちらは衣もおまんじゅうの生地も分厚めで、ふんわりした食感でした。より揚げていないもみじ饅頭に近いイメージです。

宮島じゃけぇ(1個200円)

それから素敵なジェラート屋さんがあったのでそちらにも立ち寄りました。BACCANOというところです。かなり歩き疲れていたので、2階のお座敷でイートインしました。
味が18種類もあり、玄米茶やラフランスといった少し珍しいものから、定番のもの、ご当地の広島レモンなどなど、おいしそうなジェラート&ソルベがたくさん!
私はミルクと、その日のおすすめだった清美オレンジを選びました。ミルクはこっくり濃厚で、不二家のミルキーのような甘さ。清美オレンジは爽やかな苦味でさっぱりいただけました。どちらもとてもおいしかったです!🐄🍊
友人が選んだのは玄米茶とジャンドゥーヤで、玄米茶は香ばしさのある苦めの抹茶という感じ、ジャンドゥーヤはそのまんまナッツ入りチョコの味でした。
私は色んなお店のジェラートを食べ比べるのが好きなのですが、このお店は味・後味ともにかなり濃厚だったなと思います。

ミルクと清美オレンジ(ダブル550円)

甘いものを連続で食べたのでしょっぱいものが欲しくなり、「お食事処 快心友」の路面店で練り物を買いました。紅しょうがの酸っぱさが効いていておいしかったです!

ねぎしょうが串(1本450円)

お腹も満たされたので、ぼちぼち歩いて船の発着場へ戻ります。
行きは完全に海だった場所が、帰りには潮が引いて砂浜になっていて、とても驚きました。ほんの数時間前までは写真左の堤防の黒い部分までが海だったのに。。

干潮で現れた砂浜

浜には牡蠣の殻が打ち上げられていました。近くの養殖場から流れ着いたのか、はたまた天然のものなのか気になります。

牡蠣の殻

宮島巡りはこれでおしまい。遠ざかっていく大鳥居を見ながらフェリーで宮島口へ戻ります。

船乗り場
船から見える大鳥居

また山陽本線で宮島口から西広島駅へ。そこからバスに乗り換えて、平和記念資料館へ向かいました。

平和記念資料館

平和記念資料館

平和記念資料館への入館は16:30まで、閉館は17:00です。見学時間は1時間半〜2時間ほど見ておくと安心かなと思います。
私たちは15:30過ぎに到着し、チケット列に5〜10分並びました。滞在1時間ちょっとで閉館となり、最後の方の東館の展示は流し見になってしまったので、少し心残りです。

私は小学生以来2度目の訪問でした。当時の細かい記憶はもうないのですが、8時15分で止まった時計や、中身が炭化したお弁当箱に衝撃を受けた覚えがあります。

今回は、「私と同じように家族がいて、私と同じように明日が来ることを疑いもせずに過ごしていた人々が、その日常を一瞬にして奪われた」ということを強く突きつけられました。
本館では、被爆(被曝)者が描いた絵や回顧録がたくさん展示されていました。また、遺品の展示についても、モノだけを展示するのではなく持ち主や家族のエピソードが紹介されています。そのため、展示に血が通っているなと感じました。
当時被爆(被曝)した人は「昔の人」ではなく、自分と同じように大事な家族がいて、勉強をしていたり仕事があったりして、、、自分と何も違わない人たちだったんだと強く思いました。だからこそ、その人たちが受けた被害が非常に生々しく身に迫ってきて、時に涙ぐみながら館内を見て回りました。

今回はタイミングが合わず、原爆講話を聞くことができませんでした。戦後80年が近くなり、実際の被爆(被曝)者の方々から直接お話を聞くことはこの先難しいかもしれません。私は長崎では聞いたことがあるのですが、広島でも一度聞きたいです。
今回の旅を通して広島がとても気に入ったので、ぜひまた近いうちに訪れて、その時は広島の講話を聞ければと思います。

世界から戦争がなくなることはないのかもしれませんが、それでも平和を願い続けたいものです。

手前から平和の灯、原爆死没者慰霊碑、平和記念資料館

爆心地

広島駅へ戻る途中、爆心地に足を運びました。今では病院が立っています。
二度と「爆心地」が生まれないことを祈るばかりです。

爆心地

お土産

写真を撮りそびれたのですが、色々お土産を買ってしまいました!

牡蠣殻の形のもなかが可愛いフリーズドライのお味噌汁

もみじ饅頭

お好み焼き味のイカ天

前編で紹介した広島レモンサイダー

レモンサイダー(左)

広島は名物が多いのでお土産も充実していますね。選ぶのも楽しかったです!

あなご飯

お土産選びに熱中しすぎてご飯を食べる時間がなくなってしまったので、駅弁を買って新幹線に乗り込みました。
お店で食べるとお値段が張るので諦めていたあなご飯のお弁当に運良く遭遇!
上品な淡白さの穴子に、優しい甘さのタレがよく合っていて、とってもおいしかったです!!お腹が空いていたのであっという間に食べてしまいました。

あなご飯弁当(1個1455円)


広島・宮島旅行はこれにて終了。
おいしいものがたくさんあって、風光明媚な宮島もあって、知っておくべき歴史もある広島はとっても魅力的な場所でした。
一緒に行った親友とも久々に2人で会えてとても楽しかったです。

また来るね、広島!🦪🍋⛩️🦌

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