『メロンパン』#14
ふと思い出したことがある。高校生のころ、コンビニのメロンパンを食べ比べようと試みたことがあった。
それは、アジフライを好きな食べ物として公言する、少し前のこと。食べ物の選択に関してわたしの趣向は、交錯・衝突するように二つあって、
「珍しいものが目につけばそれを選び挑戦すること」と、
「それなりに好きだと思ったものはいくつかのアプローチで食べ比べて探究心を持つこと」と。
前者は特に説明も不要かと思うが、新商品や期間限定商品を筆頭に目新しいものを選ぼうという関心から来るもの。
後