荒廃

階段が、

鳥居が、、

田園が、、、

記憶の中の「少年」にとりついて

真夏の熱風が、

大粒の汗が、、

爽涼の川が、、、

立て掛けた写真のなかに

吸い込まれる

昔日の「少年」はもういない

この冷たいコンクリートの雑踏で

彼は永遠の「他者」になる

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