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リスクは減らせる、されどなくならず

テストの仕事をしていてふと、この仕事はリスクを知らせる係だなぁと思ったことがあります。

「これはちゃんと使えなくてアカン」とか「これはあんまり気持ちの良い動作じゃない」とか。
何かしらの「良くないかも」がリスクだと思っていますが、そういうのを知らせる役割なんですよね。

リスクって知ったら減らせるかもしれなくて。
減らせるリスクは減らすに越したことはない。これほ私の価値観です。

リスクはゼロにはできない

とは言えリスクをゼロに、なんてことはできないんですが。

ゼロにしようとしたところで、絶対に何かしら出てきます。
100%です。断言します。
つまりキリがないんですよ。

リスクをゼロにしたがることがリスク、なんて皮肉めいたことも言いたくなったりして。

だからこそどこかで、リスク承知で進まなければなりません。
リスクがあるのは分かっているけど目をつむる。
そんな感じです。

なるようにしかならない

リスクを全部なくそうとするのは、恐がりすぎとも言えるでしょう。

心配事を全部潰せば安心できる、恐くなくなる。
ついそう思いたくなりますけれど。
人間は心配したがるもので、結局別の心配が出てきてしまうんですよね。

だから恐がりすぎてしまう人には、「なるようにしかならない」と伝えたくて。
「なるようになる」のポジティブな感じは刺さらないかもなので、「なるようにしかならない」です。

ある意味諦めのニュアンスも含んでますけどね。
いくらリスクをコントロールしたくても、コントロールできない領域ってのはあるんです。

リスクを無駄に抱える必要はないので、減らせるものは減らせば良い。
でもどこかで区切って先に進むことも、とても大事なことなのです。

恐くても、それでも進む姿はかっこいいんです。
勇気ってそういうことだよなぁ、なんて風にも思ったりして。

なるようにしかならないけれど、人間案外どうにかなるのですよ。

読んでくださりありがとうございました。

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