ここ数年海外にずっと暮らしてた。小さな町に帰ってきた。いろんな気持ちを抱えて、飛行機に乗って帰ってきた。不完全燃焼のような、でももう力尽きた敗北感と、やっと少し楽になれるという気持ちと。うまく説明がつき切らないけれど離陸する時涙が溢れた。ひとつだけ確かだった感覚は、それは五年間の自分を讃える誇らしい涙ではなかったということ。 帰ってきてから暫く経って、私の帰郷は人の耳に入り、目に入り、次第に私に会いたいという人がちらほら。もちろん私は悪いことをしたわけでもなければ、コソコソ
もう生きているのも辛いと人生くそくらえと思っていても、寝て日が昇れば皮肉なほどに天気が良くて、今日は何をしようかな、朝ごはんは何にしよう？と考えている自分がいる。昨晩の私からすればさぞ面白くないだろう。抱えている問題は何一つ解決していないし、ただ一旦寝て持ち越しただけ。ただ起きて天気が良かっただけ。頭が少し悪いのは幸せなのかそうでないのか。
もう疲れた。 何をやってもダメな自分に疲れた。 人から大切に思われるだけの何かが無い自分が憎い。この世には私が相手なら言ってもいいこと、私相手ならできるけど、他の人には出来ないことが沢山あるみたいだ。したがって、周りから粗末に扱われるだけのことを私は毎日してきたんだろうな。ならお金もかかるし、人にも迷惑かけて生きてる意味ってないと思う。なんでも都合よくいないと途端に邪険にされる。結局利用価値以外で人は相手を見ていない。なんか私の頭がおかしいんだろうな。変わろうと何回もしたし、
