くだらないことで笑えるって最高

笑いの絶えない家族というのが私の理想というか好きな家族。子供がいてもいなくても。
我が家は割と笑っていると思う。他の人たちと比べたことがないので分からないけれど。
笑う内容は本当にくだらない。

例えばちょっとした言い間違い、お互いの発したよく分からないワード‥多分私たちしか笑わないし、私たちにしか分からないツボのようなものに入っているんだと思う。

そんな最近は夫の足が臭くて炬燵に匂いが充満しただけで爆笑した。

炬燵から少し変な匂いがする。
なんでだ？んー？と考えていたのだが、割とすぐ足だ！とピンと来た。
そんな夫は匂いに気付かず、オンラインでゲームに勤しんでいる。ヘッドホンで友人と笑って話していて何も気付いていない。
なんだかその様子が私のツボで、涙が出るほど笑った。腹が捩れるくらい。

私が笑っているのを不審に思った夫がこっちを見て？？となっている。とりあえずことの顛末を話したのだが、夫は恥ずかしがりながら通話先の友人に「俺の足が臭いって笑ってる！失礼な奴がここにおる！」と告げ笑っている。

足が臭いだけでこんなに笑えるってある意味幸せだと思う。他の部屋から苦情が来るかもレベルで笑った。
本当に臭いんだけども、まあ頑張った証だし。
私的には人間なのだからどこかしら臭いというか匂いがするのは当たり前だし別に臭くてもイライラとかはしない。むしろ笑えるのだ。
嗅ぎたくなるから多分匂いフェチなのかもしれない。

私に笑われて恥ずかしい夫は耳を赤くしながらゲームに勤しみ、炬燵に足を入れなくなった。
寒いで！と言っても、大丈夫！の一点張り。
せっかく面白い現象だったのに残念だ。

その後風呂に入り念入りに洗ったのか、もう臭くないで！と言いながら部屋に戻ってくる夫。その姿がなんだか可笑しくてまた笑ってしまった。まるで子供の様で。
なんで笑っているのか分からない夫を他所に私はケタケタ笑った。
そんな私を見て夫はちょっと不服そう。
そんなに面白いか？と言いながら炬燵に入り、みかんに手を伸ばしている。

こんな事で？と思うかもしれないけれど、こんな事で笑えるのが私は好きだ。
これからもくだらない事で笑いたいと思う。