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[221204]

☀→☁,9℃。日曜日🚩。寝坊。

■ だいぶすっきりして目覚める。

■ 自室で業務📃📤と勉強の日。夕刻,食材🐟の買い物へ。卵を使わない「豆乳マヨネーズ」なるものを試してみることに。

■ 12月2日,読売日本交響楽団の第657回名曲シリーズ(於 サントリーホール)を聴きに行ってきた。指揮はトマーシュ・ネトピル,ヴァイオリンがヴィクトリア・ムローヴァによる演奏。曲目は:

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 作品77
モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K. 183
ヤナーチェク:狂詩曲〈タラス・ブーリバ〉

■ ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番は良く聴く曲で,知らない演奏のCDがあれば徐々に買っている。ヤナーチェクのと並んで目当ての曲で演奏会に来た。ムローヴァ氏は1998年にCDを出しているが,聴いたことがなかった。今回の演奏,きわめて残念な結果に。よく言って,ムローヴァ氏の体調がきわめて良くなかったのだろう。有り体にいえば,やる気がまったくないような演奏で,ただただ手を動かしているだけと言うような。そもそも音量が出ておらず,その細い音はある意味この曲に相応しいのだが,イブラギモヴァ氏のような芯をもった弱さではなく,ただただ弱い。「私はいまここで,この曲を演奏しなければならない」という意志をまったく感じさせないその演奏は,指揮とオケの合わせかたが良かっただけに,至極残念だった。

■ 通称〈小ト短調〉のモーツァルト,管の動きに新鮮みがあり,良かった。そして何より,ヤナーチェクが素晴らしかった。ヤナーチェクには他の曲もそういうところがあるが,特に〈タラス・ブーリバ〉は,本来なら2時間くらいのオペラが20分強に縮約されたような曲で,楽想の移り変わりが半端ない。それをネトピルの指揮は,それぞれの場面の特徴を濃密に描き,大編成のオーケストラを裁きながら次へと進んでいった。オルガンとハープの音色は印象に残る。日下紗矢子氏のヴァイオリン・ソロとオーボエも素晴らしかった。

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©渡邊日日


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