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[230802]

☀,24℃。水曜日。

¶ 5時半に起床。朝食をとり,部屋を整えてから家を出る。トランクをゴロゴロ転がして羽田空港へ。前から行きたかった長崎と五島列島を目指す。まずはJALで長崎空港へ。

¶ 出発は遅れていたが,荷物をピックアップした時間はだいたい予定通り。こちらも日差しが強く,酷暑。リムジンで市内に向かう。だいたい50分ほど。

長崎空港は海上にある。

¶ 予約していたホテルは電停の目の前でとても便利。一般的に市電は便利なので,いろいろな都市でこれから再発達してほしいところ。

長崎電気軌道
赤色の第三系統(系統は全部で4つある)。

¶ 酷暑のなか,浦上天主堂へ。

浦上天主堂
原爆で吹き飛ばされた鐘楼の一部。
浦上天主堂
遺構とともに。

¶ 浦上天主堂で,また今回の旅行全体で,最も強く印象に残ったことの一つは,中で展示されている「被爆マリア」像。両目が空洞のため黒く見え,それゆえ目が抉られているようである。

長崎名物ミルクセーキ
氷も砕いてしまうので,かき氷風。

¶ あまりに暑さのため,途中目をつけていた喫茶店に入り,ミルクセーキで体を冷やす。シャーベット状になっているのがこんな日にはありがたい。冷たいものを食べて頭がキーンとする経験も久々に味わう。

平和祈念像
思ったより小さい。

¶ 式典を前にいろいろ準備をしている様子だった。

長崎平和公園,地層の展示
食器や金具などの生活用品が埋まっている。

¶ 歴史は埋もれたものである(だから,意識的に発掘しなければならない。あるいは見えているものの裏や背景を見ようとしなければならない)。一方,民族誌的フィールドワークは見えるもの,聞こえるものを前提としすぎでは,とも感じ入った。

ひっそりと位置する追悼碑

¶ 一般的なガイドブックなどには表示されていない追悼碑。Google mapには表示されていて,見つけられて良かった。加害者として日本人有志が建立したというとても重要なメモリアル。

宿の部屋から見える長崎の街

¶ 暑いときこそ,ゆっくり湯船につかり,疲れをとった。その後,スーパーのお惣菜などで夕餉とした。
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©渡邊日日_153

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