退院した父に会ってきました
父の胃の出血がやっと止まったので、家に帰れることになりました。
もう医学ではどうすることもできないそうなので、父が大好きな実家に帰ることになりました。
もしかしたらあれは夢で、父はたまたま体調が悪かっただけなのかもしれないとの一縷の希望も、父の顔を見てやはり現実だと認識せざるを得ませんでした。
父の顔は既に「ガンの顔」になっていたからです。
それでもわたしが来たことを喜んでくれて、
わたしが作ったハンバーグを全部食べてくれました。
今度はもっと長くいられるようにするからね。
もっともっと美味しいもの、作るからね、
お父さん。