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サーフィンを3年やって思う、サーフィンを初心者にお勧めできない理由

こんにちは!
今回は、僕が趣味でやっている
サーフィンについて書こうと思います。

というのも、
そろそろ暖かくなりますし
今年こそサーフィンを始めてみよう
と思っている人もいるかと思います。
また、オリンピックの新競技に
加わったので、サーフィンって
どんなもん?と気になっている方
もいるかと思い、noteを書いてみました。

サーフィンの魅力

僕は学生時代にサーフィンを初めて、
3年になります。
正直全然うまくないのですが、
サーフポイントまで車で
1時間足らずで行ける地域に住んでいるので
比較的恵まれた環境だと思います。
(都内や内陸県に住んでいるサーファーは
高速に乗って1.2時間かけて海に来るので)

サーフィンの魅力は何といっても、
波に乗って海の上を走る
疾走感や解放感
です。
今でも初めて波に乗れた時の興奮は鮮明に
覚えてますし、うまく波に乗れた時は
心の中でよっしゃー!と声を出してしまう
くらい楽しいです。

ですが、
正直新しい趣味を始めたいと
思っている方に、サーフィンは
お勧めできません。
もちろんサーフィンは楽しいのですが、
なにかと初心者にとって厳しい要素が
多すぎるためです。
※あくまでサーフィン自体は
最高に楽しいものなので、そこは誤解せず
に読んでいただけると幸いです

初心者はほとんど波に乗れない

多くの初心者サーファーが、
サーフィンを挫折してしまう理由は
ここにあると思います。

まず、サーフィンを初めたての人が海に
行っても波に乗ることはできません。
1本も乗れずに帰ることになることも
ざらにあると思います。

この原因はサーフィン特有のルール
「ワンマン・ワンウェイブ」にあります。

1つの波に乗れる定員は1人まで。
基本的にはその波のピーク
(一番最初に波が割れるところ)に
一番近く、かつ一番先にテイクオフした
人に優先権がある。
ピークから乗ろうとしている
(または乗っている)サーファーがいる
にも関わらず、そのショルダー側
(進行方向側)でテイクオフすることを「前乗り」または「ドロップイン」と
言い、完全なルール違反になることを
覚えておこう。

上手いサーファーが常に波のピークを
取っていくため、初心者が波に乗ることは
非常に難しいのです。
そして多くの初心者サーファーが、
まともに波に乗ることもなく短い
サーフィン人生を終わらせてしまいます。

なかなか上達できない

サーフィンには
「ワンマン・ワンウェイブ」
というルールがあることをご紹介
しましたが、このルールによって
初心者のうちはなかなか波に乗ること
ができないため、サーフィンは
上達スピードが非常に遅い
です。

サーフィンは、
順番を待っていれば勝手に自分が
波に乗る番がくるなんて
甘いスポーツではありません。
1つの波をみんなで奪い合う
ハードなものです。
しかも、波に乗っている時間なんて
ほんの数秒間です。
朝から昼まで海に入っていて、
波に乗っていた時間を合計しても
おそらく2.3分にもならないのでは
ないのでしょうか。

そのためなかなか練習できず、
上達スピードが非常に遅いので
僕みたいに大人になってから
サーフィンを初めて2.3年程度では
まだまだ上手とは言えません。

流される危険がある

これは初心者サーファーが
誰しも経験する、
「カレント」という沖に向かっていく
流れによる危険です。
このカレントに流されて毎年多くの
サーファーが命を落としています。

僕自身もカレントに
流されかけたことはあり、近くにいた
サーファーに
「こっちに向かって漕ぎな!」と
声をかけていただいたおかげで
無事に抜け出せて助かった経験が
あります。

もしサーフィン始めたいと
思っている方は、マリンスポーツ独自の
危険があることも踏まえて
始めてください。

でもやっぱりサーフィンは楽しい

以上が、サーフィンを初心者に
お勧めできない理由となりますが、
とはいいつつも

やっぱりサーフィンは楽しい。

サーフィンを始めたいと思っている方は、
この記事を読んで諦めるのではなく、
どうすればサーフィンを続ける
ことができるのかを考えてみてください。

例えばサーフィンが上手い知り合いに
頼んで教えてもらうでもいいですし、
お金を払ってスクールに入ることも
お勧めです。

皆さんが楽しいサーフィンライフを
送れることを祈っています!

読んでいただきありがとうございました。

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